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「DAO」(dao)をめちゃくちゃわかりやすく解説します【初心者もかんたん理解】

パパスタ

こんにちわ
毎朝5時から朝活をして
『読むだけで人生の生産性を上げるブログ』を書いている
パパスタと言います。

最近、ちょくちょく聞くようになったけど「DAO」ってなによ?

といった疑問をお持ちの方!

この記事を読んでいただければ

最近、世界で一気にトレンド化している「DAO」についてサクッと概要を理解することができます。

なぜならITから遠いウチの嫁大臣も

本記事を読んで「なるほど!DAOがあると会社がなくなるね!」とすぐに理解できたからです。

本記事では日本で1番最初のDAO解説本【DAOってなんだお?: ~まだ株式会社で消耗してるの?】という書籍から

一般人にとって大切だと思う知識だけをギュギュッと絞って要約しています。

この記事を最後まで読んでいただければ

DAOについて理解できて、社畜から卒業できる……そんな人物になれるかもしれません!

参考にした書籍はこちら


【超初心者向け】DAOってなんだお?: ~まだ株式会社で消耗してるの?~

Kindle Unlimitedであれば無料で読めます。

本記事は『仮想通貨で儲けよう!』という儲け話ではありません。

仮想通貨のはじめかた、やりかたを解説する記事でもありません。

『どういうものか』という概要を理解するための記事です。
あらかじめご承知おきください。

目次

「DAO」をめちゃくちゃわかりやすく解説

DAOとは「ブロックチェーン」上のルールにのっとり運営される共通のミッションを持った組織

結論から先にお伝えするまえに

たいせつなことを1つだけおさえておきましょう。

Web3.0を理解するには「そういうものなのね」という気持ちがめちゃくちゃ大切です。

なぜならブロックチェーンもNFT、DAOも今までに存在しなかった概念だからです。

直感的に理解したり、現存するものに置き換えて理解することは誰もできません。

「ふーん、そういうものなのね」という受け入れる姿勢が大切です。

DAOってなに?

ではさっそくDAOを解説します。

DAOとはDecentralized Autonomous Organizationの略で「自律分散型組織」です。

ようするにスマートコントラクトによる自律分散性があるかどうか?です。

はぁ?ですよね。

大丈夫です。

ブロックチェーン時代の新しい概念であり

今までなかった考え方なので
わからないのが当たり前です。

本記事ではもっと噛み砕いて解説していくので安心してください。

ざっくりいうと

DAOとは会社よりも良い組織です。

今の会社という仕組みを、よりイイ感じにアップデートするという未来の組織って感じですね。

まずはその程度のことで考えてもらえるといいです。

組織とは?

組織とは1人ではできないことを複数人で集まって目的達成をするもの。

たとえば

株式会社は、株主が資金を提供し、社員が資金を活用し事業を拡大。株の価値を高める(目的)

コミュニティーは参加者同士でイベントを企画したり、同じ趣味や目的を持った人が交流し、コミュニティ発展のために活動をする

こういったものが組織と言われます。

ではDAOってどういう組織かというと

実はまだ社会的に定義づけがされていません笑

ただ現状では「共通する目的のためにみんなで決めて、みんなで動く」組織です。

コミュニティーと同じやん

って思うかもですがコミュニティーと違うのは

全員匿名で国や年齢性別はいっさい関係なく参加できるということです。

DAOを理解するために最低限必要な知識

DAOを理解するために最低限必要な知識は

  • ブロックチェーン
  • NFT
  • スマートコントラクト

です。

この3つは先に理解しておかないとこの先の文章を読んでもむずかしいです。

まずはこちらの記事からご参照ください。

DAOとは?

DAOとは「ブロックチェーン」上のルールにのっとり運営される共通のミッションを持った組織と解説しましたが

わかりやすくいうと誰でも参加できる会社のようなものです。

そのためDAOを理解するのにいちばんわかりやすいのは会社とくらべてみることです。

めちゃくちゃかんたんですが大きな違いを表にしました。

DAO
株式会社
  • リーダーがいない
  • 「投票トークン」で意思決定する
  • 匿名で参加
  • プログラム主導で動く
  • 社長がいる
  • 社長がすべて決める
  • 会社が社員の個人情報を持つ
  • 上司が主導で動く

では早速細かいところを解説します。

DAOにはリーダーがいない

会社にはかならず社長がいます。

社長を筆頭にピラミッド型に社員がいます。

基本的には上司が部下に仕事の指示をして

部下社員は動き出すか、さらに下の部下に指示をする。といった感じですよね。

一方DAOは社長がいません。

ブロックチェーンの共通概念ですが

DAOも「だれかが誰かの上に立つ」という概念がありません。

プログラムの前にはだれしもが平等です。

いろんな人がいて、いろんなプロジェクトがある集合体組織がDAOです。

たとえばどうやって仕事をするのかというと

だれかが誰かに仕事の指示をするのではなく

「ぼく、こんなプロジェクトがやりたい!」って感じで

自分で仕事の提案をします。

そしてDAO参加者でプロジェクトをやるのかどうするのかみんなで議論し

最終的に「投票トークン」というもので投票によってみんなで決めます。

「投票トークン」で意思決定する

DAOの特徴として「投票トークン」はとても重要です。

トークンとは?

自由に設計できる証明書のプログラム(商品券のようなものです)

たとえば株式会社であれば「株主」がいます。

基本的には株主が会社のオーナーなので株主が会社の方針を決めます。

特に小さな会社であれば

社長が会社の株を持っていることが多いので社長が会社の意思決定をします。

DAOには社長、株主がいません。

意思決定はガバナンストークンが使われます。

提案されたものに対して

ガバナンストークンで投票を行い、DAOの方針が決定されます。

このガバナンストークンはどのようにして手に入るか?というと

いろんな配り方はあるんですが

一般的にはDAOに貢献したらがバンストークンが付与されることが多いです。

具体的には

・DAOで発言してみたり
・DAOの情報をTwitterで拡散してあげる
・改善提案をする
・ツールを作る(エンジニア)

良い提案をしたり、売り上げにつながるようなことをしたりだとかです。

もちろんガバナンストークンの配布や配布量を決めるのは人ではなく
最初に設定したプログラム、スマートコントラクトです。
プログラムの前では全員が平等です。だれかが力を持つものではありません

おもしろいのはガバナンストークンは市場で売買が可能ということです。

このあたりは株式を似ていますよね。

株も買うことでその会社の議決権を持つことができます。

なので人気のあるDAOで貢献してガバナンストークンを得て、市場で売って生活……なんてことも可能です。

匿名で参加する

当たり前ですが会社は匿名で入社することはできません。

匿名で株主になることはできません。

しかしDAOは匿名で参加することができます。本人確認などありません。

国籍、年齢、性別は一切関係ありません。

経歴や学歴ももちろん関係ないので「若いからダメ」とか「女性だからダメ」とかなく

自分のやりたいことや興味があれば

だれでも参加できます。

ただし会社のように新入社員のようにいきなり初任給が貰えたりすることはありません。

自分の提案が良いか悪いか?
だけで判断される完全な実力主義です。

年功序列もない完全実力主義なのである意味参加者全員が平等である民主的な集まりです。

プログラムによって自律的に動く

ぼくがWeb3.0や、ブロックチェーン、暗号資産が良いなあと思っているのが

自律分散しているからです。

DAOも人間主体ではなく

自律分散をプログラミング言語によって作っていきます。

あえて書くと

人間はプログラミングのコードの奴隷になるということです。

ここでお気づきの方もおられると思いますが

自律は自立ではありません。

自律、つまり自分で律するということです。

だれかが力を持って人を動かすというのではなく

プログラムによって人が動くというもの。

人間は上下を作ることでかならず欲が出て不正や不満が出ます。

しかし自律分散型であればプログラムによって報酬やスケジュールがすべて管理されるので

だれも不正できません。全員が平等です。

DAOも最初に決めたスマートコントラクト(ルールブック)にそって運営され

たとえ発起人であったとして途中からルール変更はできません。

ルール変更する時には

だれかが提案し、投票で採決されます。

DAOの事例

世界中にDAOができていますが

具体的にどんなものがあるのか紹介します。

1番の成功事例はなんと言ってもビットコインですね。

ビットコイン

ビットコインには社長はいません。ビットコイン社という会社が運営しているわけでもありません。

ビットコインはプログラムによって全て動いています。

プログラムの前では全員が平等であり、誰も不正はできないし改ざんをすることはできません。

ポイントとなる「人間主体ではなく、自律分散をプログラミング言語によって作っていく」っていう点においてはマッチしています。

(ただビットコインにはガバナンストークン(投票権)がないので少しDAOの定義とは外れます。)

イーサリアム

イーサリアムもビットコインと同じようにDAOの成功事例です。

Bankless DAO

Bankless DAOはその名のとおり

銀行がいらない世界を作ろうというコミュニティ

コンテンツ開発をしていおりガバナンストークンは「BANK」

今18億円の時価総額がついています。

Nouns DAO

24時間ごとにNFTが自律的な仕組みでオークションにかけられ続け

その収益はすべてDAOの運営費になる。そのため運営側の自己売買という不正ができない(そういうプログラム)

ちなみにNFTはすべて自動で作成される(そういうプログラム)

現在運営費は20,580ETH(60億円)。

DAOの参加者で運営費の使途用途を決定する。

たとえばチャリティーに使用されたりしています。

既存事業をDAOでやれる

ここまでじっくり読んでいただけるとお気づきだとおもいますが

既存事業のほとんどがDAOでやれます。

  • 金融業
  • 保険業
  • メディア
  • ゲーム
  • 配送業
  • Amazon、楽天市場などのECサイト

このあたりはDAOで作れます。

特にぼくは保険業で勤めていますが

DAOを勉強しているうちに

これ会社じゃなくてDAOでやった方が参加者も恩恵が受けやすいし富の分配ができる。

さらに災害時などにいち早く支援ができる仕組みだと感じました。

有り体にいうと「はやく利益優先の保険会社なんて潰して、本来の互助精神である保険DAOができるべき」と考えています。

将来的(ぼくの子達の時代)には就職するとき

株式会社にするのかDAO形式でするのか?を選ぶ時代になると思います。

人に指示されて社長のために仕事をするのではなく

自分が提案して自分や、みんなのために仕事をする時代のほうがいいですよね。

DAOの課題

DAOは新しい概念なので課題はたくさんあります。

現状のDAOは100%自律的になっていないものが多く、プログラムが自走しても分散的になっていないです。

インセンティブの効力が続かない

インセンティブ(動機)の効力が続かない。

DAOができると「ガバナンストークンをあげるからこっちにきて!」って感じで人を呼びますが

インセンティブが効力を失ったら人は離れていきます。

持続的な成長を描けない

だれでも自由に参加できるということは

だれも自由にやめることができます。

「このプロジェクトおもしろくなくなったな」と思えば人は離れていきます。

DAOを作った初期は盛り上がりを見せても

プロジェクトの魅力が無くなれば過疎化していきます。

人気投票になる場合もある

結局は特定のプレーヤーに権利が集中することがあります。

ガバナンストークンによる投票で何かを決めるっていうのはむずかしいんですよね。

たとえば大金持ちが市場でガバナンストークンを獲得しまくれば

結局発言権が大きくなります。

また通常匿名ですが有名人が発案したものは人気投票となり通りやすくなりがち。

そうなると結局中央集権的になってしまいます。

ツールとリテラシー不足

「よし!実際にDAOをやってみよう!」っとなっても

実はDAOを運営するためのツールがありません。

よく使われるDAOに使われるのはDiscordですが

Discordは中央集権的サービスなのでDAOの自律分散型とすこし違います。

またDAO参加者にはクリプトに対するリテラシーも求められます。

ようするに投票するのがそもそもむずかしいんです。

投票するためにはガバナンストークンをゲットして

ウォレットに入れた状態でトランザクションを発行して……

って感じで「はぁ?」ですよね。

仕組みを作っても仕組みを使える人が少ないんです。

ただしDAOのツールやリテラシーについては爆速でテクノロジーが進化し

一般のぼくたちでもかんたんに使えるようになります。

なぜなら10年前にはインターネットにほとんど触れなかったぼくのオカンが

今はではスマホをサクサク使って自分で色々調べているからです。

テクノロジーはかならず一般化され、サービスによって簡略化されるので待ちましょう。

その時に爆速で動けるように今から学ぼう!

法的、税務的に整備されていない

会社と同じようにDAOにウォレットがあり、DAOの収益はウォレットに格納されています。

ここでDAOの収益にかかる税金は誰がどうやって支払うのか?問題が勃発します。

日本で組織の売り上げに対して法人税が課税されますが

DAOには国籍という概念がありません。

どこの国に所属して誰のものかわかりません。

でも、収益は発生します。

どこに税金を支払うのか?

という問題が発生します。

特に日本はめちゃくちゃ法整備が遅れていて

現状日本でDAOやるのはとてもリスクがあります。

日本はIT業界に引き続きWeb3.0でも世界から遅れをとり大敗しそう

プログラミングコードのバグもある

プログラミングのコードが前提になるのでコードが不完全であればDAOは終わります。

バグがあれば終わってしまうリスクは会社にはありません。

DAOの未来

DAOはこれから成長していく概念です。

十分に自律分散したDAOが増えたら社会はどうなるでしょう?

答えはDAOで働く人が増えます。

会社に就職するという選択肢だけではなく

DAOで働くという選択肢ができます。

有望で楽しそうなプロジェクトを見つけるて

「これをやったらみんなが喜ぶんじゃないかな?」ということを提案することで

ガバナンストークンをもらいます。

もらったトークンを売るかどうかは自由。

持っていれば発言権は強くなるし価値があがれば大金となる

たとえば会社で働いて日本円をもらっても何年後かもほとんど価値は変わりませんが

トークンは保持していると価値が高騰する可能性があります。
(むしろ現在は日本円の価値がどんどん下がっている)

DAOの成長にあわせてガバナンストークンの価値があがっていくゲーム性もおもしろいです。

そして複数のDAOではたらくのが普通になります。

今後は複業があたりまえになるので

会社勤めをしながらDAOにも参加……というものアリです。

少子高齢化、IT業界の停滞、経済衰退から
日本市場はこれから衰退していくことが予想されます。

そんな中DAOがあればかんたんに世界市場に挑戦することができるので

自分のスキルを世界に売り込むことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

かんたんにまとめます。

  • DAOは自律分散型組織
  • だれでも匿名で参加でき、DAOに貢献することで報酬を得る
  • プログラムよって人間が動き目的を達成する
  • DAOが浸透すると会社以外の働き方を選択できる
  • 日本は法整備がまったく追いついていない

といった感じです。

ぼくは現在損保業界にいて衰退していく自動車保険を扱っています。

今後衰退していくのがわかりきった組織にいるので

DAOを勉強してあたらしいことにチャレンジしてみる所存です。

ちなみにとあるDAOに参加すべくイーサリアムを買いました。

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あたらしいテクノロジーを学ぶには

まずやってみるということが本当に大切です。

まずはコインチェックで暗号資産を買って、ウォレットに送金してみる。

NFTを買ってみる。DAOに参加してみる。

少額でいいので触ってみるのがいちばんわかりやすいですよ!

また参加したDAOの様子はブログで逐一報告します。

自分の子どもたちには資本家のための労働で生きていくのではなく

自分の好きなことや、やりたいことをやって生きていく人生にしてほしい

と心の底から思っています。

そのためにはまずぼくが理解しておく必要があります。

自由な社会、その基盤を作るのは、今のぼくたち、大人の役目だと思うので

これからもWeb3.0勉強していきますよ!

コインチェック

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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