はじめに:これは単なる「落選の愚痴」ではありません
京都マラソン2026、私は落選しました。
しかしこの記事は、落選した腹いせでも、
運が悪かったことへの八つ当たりでもありません。
これは、37,587人のランナーを裏切った運営の不誠実さを、
データとロジックで
完全に暴露する告発記事です。
感情論は一切排除します。
すべて事実と数字で語ります。
そして、京都マラソン運営が犯した7つの重大な過ちを、
反論の余地なく証明していきます。
この記事を読み終わる頃には、
あなたも京都マラソンにエントリーすることが、
いかに馬鹿げた判断かを理解されるでしょう。
去年こんなに京都マラソンに感動したのに
過ち①:説明なき追加エントリー延長という背信行
事実
- 当初のエントリー期間終了後、突然9月22日まで延長
- 延長の理由について、公式からの説明は一切なし
- 結果として応募総数37,587人、倍率2.7倍に
なぜこれが問題なのか
問いたい。なぜ延長したのでしょうか?
定員割れしていたのでしょうか?
ならばそう説明すればいいはずです。
外国人枠が足りなかったのでしょうか?
ならば外国人枠だけ延長すればいいはずです。
話題性を高めたかったのでしょうか?
ならば正直にそう言えばいいはずです。
しかし京都マラソン運営は、何も説明していません。
37,587人もの人間の期待と時間を預かっておきながら、
重大な判断の理由を一切説明しない。
これは組織として、
イベント運営として、
最も基本的な誠実さを欠いています。
いや、もっと悪質です。
説明できない理由があるから、説明しないのではないでしょうか?
後述しますが、この延長は任天堂マリオとのコラボ発表直後に行われました。
タイミングが良すぎます。
いや、計算され尽くしています。
ここが許せません
説明責任を果たさない組織に、37,587人の期待を預ける価値があるのでしょうか?
答えは明白です。ありません。
過ち②:ルールを守った者が不利になる、狂った制度設計
事実
- エントリー初日に申し込んだランナー:ルール通りに期間内エントリー
- 延長期間に申し込んだランナー:後から追加でエントリー
- 結果:両者とも同じ条件で抽選、どちらも倍率2.7倍
これは論理的におかしい
あなたがスーパーで買い物をしているとします。
「本日限定セール100個!お店に9時から10時までに来られた方の中から抽選します」
と書いてある。
あなたは朝早く並んで、
9時開店と同時に入店しました。
すると9時半に店員が突然こう言います。
「今回は特別アイテムを追加します!!」
「やっぱり12時まで来店された方から延長します!」
後から来た人も同じ条件で抽選です。
個数は100個で変わりません。
あとから来た人も最初に来た人もみんな同じ平等!!キリ
あなたは納得できますか?
できるはずがありません。
先に並んだ意味は?
早起きした意味は?
ルールを守った意味は?
そしてなぜ延長したのか?
これが、今回京都マラソン運営がやったことです。
正しい運営方法はこうです
もし定員割れで延長したなら:
- 初回エントリー者は全員当選確定
- 残りの枠について二次募集を実施
- 二次募集で抽選を行う
もし定員に達していたなら:
- そもそも延長する必要がない
- 初回エントリー者のみで抽選を実施
どちらの場合でも、
今回の運営判断は完全に誤っています。
ここが許せません
ルールを守った人間が馬鹿を見る。
これが京都マラソンの姿勢です。
来年もあなたは、
この大会を信頼してエントリーできますか?
私には無理です。
過ち③:外国人枠全員当選、一般枠は倍率2.7倍という露骨な差別
データで見る不公平さ
外国人枠
- 定員:4,000人
- 応募:2,386人
- 当選率:100%(全員当選)
- 方式:先着順
一般枠
- 定員:16,000人
- 応募:37,587人
- 当選率:42.6%(倍率2.7倍)
- 方式:抽選
計算してみましょう
外国人枠の余り:4,000人 – 2,386人 = 1,614人
この1,614人を一般枠に回していたら:
- 一般枠定員:16,000人 + 1,614人 = 17,614人
- 倍率:37,587人 ÷ 17,614人 = 2.13倍
1,614人もの枠を無駄にしておきながら、
一般ランナーを高倍率の抽選に追い込んだ。
反論を潰しておきます
「国際大会だから外国人枠は必要だ」
という意見があるでしょう。
その通りです。外国人枠は必要です。
しかし、余った枠まで確保しておく必要はありません。
定員4,000人に対して応募2,386人なら、
次回から外国人枠を3,000人にすればいい。
あるいは、余った枠を一般に回せばいい。
しかし運営は、1,614人もの枠を遊ばせたまま、
一般ランナーを見殺しにしました。
ここが許せません
同じ京都マラソンなのに、
枠によって当選確率が2倍以上違う。
これは公平な抽選ではありません。
構造的な差別です。
過ち④:マリオ協賛を利用した、倍率釣り上げ作戦
タイムラインを見てください
- 任天堂スーパーマリオとのコラボ発表 → 大きな話題に
- マリオ完走メダル、コラボ衣装などの企画公開 → SNSで拡散
- その直後、エントリー期間を9月22日まで延長
- 応募者数が急増
- 結果:倍率2.7倍
これは偶然でしょうか?
いいえ、計算です。
マラソン業界では、
「倍率 = 大会の人気」という指標が重視されます。
倍率が高いほど、メディアで取り上げられやすく、スポンサーも集まりやすい。
つまり運営は:
- マリオコラボで話題性を最大化
- そのタイミングで延長を発表
- 応募者数を人為的に増やす
- 倍率を釣り上げる
- 「人気大会」としてアピール
初日にエントリーしたランナーは、
この戦略の犠牲になったのです。
数字で証明しましょう
もし延長していなければ、応募者数はどうなっていたか。
過去の京都マラソンのデータと、
初日応募のペースから推定すると
延長なしの場合の応募者数はおそらく25,000人前後だったでしょう。
倍率:25,000人 ÷ 16,000人 = 1.56倍
延長によって:37,587人 ÷ 16,000人 = 2.7倍
運営の判断で、倍率が1.7倍も跳ね上がったのです。
ここが許せません
マリオコラボは素晴らしい企画です。
任天堂の協力も素晴らしい。
しかし、その話題性を利用してランナーを集め、
初日エントリー組の当選確率を下げた責任を、運営は一切取っていません。
話題性の恩恵は運営が受け、
そのツケは初日エントリー組が払わされた。
これが許せるはずがありません。
過ち⑤:当選者まで不幸にする、最悪のコミュニティ破壊
SNSで見かける悲しい投稿
「初日組が落ちてるのに、延長で申し込んだ自分が当たってなんか申し訳ない…」
「素直に喜べない」
「当選したけど、この状況で喜んでいいのか分からない」
これは異常です
マラソン大会の当選は、
本来なら最高に嬉しい瞬間のはずです。
仲間と喜びを分かち合い、大会への期待で胸が高鳴る。
しかし今回、当選者の多くが罪悪感を抱いています。
運営の不透明な判断が、当選者までも不幸にしているのです。
コミュニティの分断
- 初日エントリー組:「ルールを守ったのに落ちた」と怒り
- 延長エントリー組で当選:「申し訳ない」と罪悪感
- 延長エントリー組で落選:「延長しなければ倍率低かったのに」と後悔
全員が嫌な気分になっています。
これがマラソン大会として、
コミュニティとして、健全な状態でしょうか?
ここが許せません
本来なら、当選者も落選者も、
みんなが「来年も走りたい」と思える大会にするのが運営の仕事です。
しかし今回の運営判断は、全員を不幸にしました。
これは失策です。いや、失態です。
過ち⑥:反論への反論 – 「抽選なんだから平等でしょ?」という詭弁
よくある反論

都市型マラソンは抽選でしょ?外れることもある。初日でも延長期間でも、抽選なんだから平等じゃないですか?
これは詭弁です。理由を説明します。
確かに、抽選である以上、誰が当たって誰が外れるかは運です。
初日エントリーでも落ちることはあります。
しかし、問題はそこではありません。
本当の問題
なぜ本来必要のない延長をして、抽選の母数を人為的に増やしたのか
これが問題なのです。
ここが許せません
「抽選だから平等」という言葉は、
形式的には正しいかもしれません。
しかし実質的には、
極めて不公平な状況です。
この詭弁を使って運営を擁護する人は、
論理的思考ができていないか、
あるいは意図的に問題をすり替えています。
まとめ:なぜ私が京都マラソン2026を許せないのか
ここまで7つの過ちを、データとロジックで証明してきました。
- 説明なき追加エントリー延長
- ルールを守った者が不利になる制度
- 外国人枠と一般枠の露骨な差別
- 辞退者1,000人を放置する無能さ
- マリオ協賛を利用した倍率釣り上げ
- 当選者まで不幸にするコミュニティ破壊
- 「抽選だから平等」という詭弁への加担
これらはすべて事実です
感情論ではありません。主観ではありません。
すべて数字と論理で証明できる、客観的事実です。
そして最も許せないこと
運営は、これらすべての問題について、一切の説明をしていません。
説明責任を果たさない。 透明性がない。 ランナーの声を無視する。
これが京都マラソン2026の真実です。
結論:あなたは来年、京都マラソンにエントリーしますか?
この記事を読んだあなたに問います。
来年、京都マラソンにエントリーしますか?
- 説明なく後からルールを変える運営を、信頼できますか?
- ルールを守った人が不利になる制度を、受け入れられますか?
- 1,000人の枠が無駄になるのを、黙って見ていられますか?
- 話題性のために利用される存在で、満足ですか?
私は、もう二度とエントリーしません。
今年初めて京都マラソンに参加して、本当に素晴らしい大会だと感動しました。
沿道の応援、ボランティアの方々、京都の美しい景色。
だからこそ、今回の運営の不誠実さが許せないのです。
最後に運営へ
京都マラソン運営の皆様。
この記事で指摘した問題について、
反論があれば堂々と説明してください。
データが間違っていれば、正しいデータを公開してください。
論理が破綻しているなら、正しい論理を示してください。
しかし、もし説明できないなら、それが答えです。
あなたたちは、37,587人のランナーの期待を裏切りました。
説明責任を放棄しました。
そして、京都マラソンというブランドを自ら傷つけました。
この責任を、どう取るのですか?
あとがき
この記事は、決して京都マラソンを潰したいわけではありません。
むしろ、大好きだからこそ、改善してほしいのです。
しかし、このまま黙っていては何も変わりません。 誰かが声を上げなければ、来年も同じことが繰り返されます。
だからこの記事を書きました。
もしあなたがこの記事に共感したなら、シェアしてください。
もしあなたが同じ思いを抱えているなら、声を上げてください。
一人一人の声が集まれば、必ず運営は動きます。
京都マラソンが、再びすべてのランナーに愛される大会になることを、心から願っています。
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