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「スマホ脳」本要約【スマホは最新のドラッグである】

今回はアンデシュ・ハンセン著の『スマホ脳』という本要約をシェアします。


  • 家族と一緒にいる時も常にスマホ画面を見ている
  • スマホが近くにないと心配になる
  • なんどもLINEチェックしてしまう
  • YouTubeをダラダラみてしまう

といったお悩みをお持ちのかた
悩みを持っていなくても当てはまるかたにむけて

『スマホ脳』がいかに怖いか
ということをシェアしたいと思います。

パパスタ

一緒にスマホ依存から脱却しましょう。

目次

スマホは最新のドラッグである

まず本記事の結論を先にお伝えします。

現代を生きるぼくたちは

  • 目につくるところになくてもスマホがどこにあるか把握している
  • 朝起きてまずやることはスマホを見る
  • 1日の最後には家族の顔じゃなくてスマホを見て寝る
  • 1日2,600回以上スマホに触っている
  • 平均すると10分に1回スマホを触っている

ということが科学的に証明されています。

どうでしょうか?

実は人間の4割が
スマホが無くなるのであれば
声が出なくなる方がマシと考えていんです。

すこし街に出て行き交う人を見てください

街中、カフェ、居酒屋、駅、電車やバスの中、学校、ジム・・・
見回すと誰もがスマホを見ていますよね。

実は

この世は完全にスマホに支配されています。

しかしこれはすべて仕組まれたモノなんです。

以下で解説します。

なぜここまでスマホ依存してしまうのか?

なぜぼくたちは

ここまでスマホ依存してしまうのか?

それはスマホを作った天才たちによって

原始時代を生きぬくための脳システムを利用して

ぼくたちの脳はハッキングされているからです。

からです。

前回、3回に分けて鈴木祐著『最高の体調』という本要約をシェアしました。

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その中で

石器時代からのDNAと現代人の文明のミスマッチ
僕たちの慢性的な疲労を生み出している原因である。
今の生活を、石器時代の生活に近づけることが何よりも疲労改善になる

お伝えしました。

実は

本書『スマホ脳』でもまったく同じことが書かれていました。

僕たちの脳は石器時代から変わっていません。
スマホのシステムはその人間の脳の弱点をついてきているのです。

スマホがドーパミンを出しまくる

具体的にスマホがぼくたちの生活を破壊したかというと
スマホがぼくたちの“ドーパミン”を出しまくっているからです。

ドーパミンっていうのは

報酬ホルモンというように言われますが

ドーパミンのもっとも大きな役割は

『なにかを選択したり、行動促す』ことです。

たとえば

目の前に色々な料理が出されたとき
一番ドーパミンが分泌されるのは

食べる瞬間ではなく
何を食べるか?と考えたときなんですよね。

食べたときに得られる満足感がエンドルフィンというホルモンです。

このエンドルフィンってのは『体内モルヒネ』と言われている快楽ホルモンです。

脳みそを科学的に分解すると

ドーパミンが目の前の食べものを食べるように仕掛け

美味しいと幸福感を感じるエンドルフィンを出しているわけです。

これと全く同じことが

スマホでも行われています。

スマホを作った天才たちによって

ちゃんと狙って行われています。

スマホが脳の報酬システムをダイレクトにハッキングしているということです。

世界の天才達が脳システムをハックすることを考えて作られているのがスマホアプリ

ドーパミンは新しいものがすき

上記の

ドーパミン⇨エンドルフィンの流れ

人間が原始時代から生き残るために長い時間かけて発達したものです。

さらに脳は新しいものが好きです。

これも原始時代から変わっていません。

生き抜くために新しモノ、新しい場所を探したいという本能が人間にはあります。

なぜなら原始時代は移動すればするほど

食べのモノが見つかる可能性があがるからです。

スマホはこの本能もしっかりとハッキングしています。

『あなたにおすすめ』

Google検索やSNSで『あなたにオススメ』でどんどん出てきませんか?

PCやスマホのページをめくるごとに

『あなたにオススメ』がでてきて自分の好きな物の新しい情報が入ります。

そのたびに脳がドーパミンを放出し

ぼくたちはクリックが大好きになりました。

今読んでいるページよりも

すでに次のページが気になっています。

時間にして4秒以下しか同じページにとどまっていません。

ちなみにぼくのブログデータでは
ページセッション平均は1.48記事
平均セッション時間は1分10秒です。

いかに本能がどんどん新しい情報を得たい
という衝動にかき立てらえているか

ということがわかります。

『期待』が大好きな脳

実は脳は『かもしれない』が大好きです。

脳は・・・
お金、食べ物、性的、承認、新しい経験・・・
いずれも欲求を達成するよりも
『期待』しているときのほうが
一番アガっています。

実は
『何かが起こるかもしれない』
という期待以上に報酬中枢を駆り立てるモノはありません。

とある実験の話

お金がもらえるカードを被験者に渡す。

毎回お金がもらえる場合
何回かに一回しかお金がもらえない場合
で、ドーパミンの分泌量を計測。
(ネズミやサルで同じ実験がありますよね『ボタンを押したら餌がもらえる』アレと同じです)

結果は
毎回お金がもらえるとわかっている場合にはドーパミンは増えません。

ドーパミンがもっとも増えるのは何回かに1回の頻度の時でした。

ようするに毎回お金がもらえることよりも

もらえない可能性があるほうが本能は好んでいるんです。

人間は『不確かな結果』をとにかく好みます。
コレも原始時代から今日まで生き抜いてきたぼくたちの本能なのです。

わかりやすく説明すると
パチンコなどのギャンブルは

まさに人間の本能を狙ったビジネスです。

ギャンブル依存症の人なんかはまさにコレで
『不確かな結果』への欲求依存症なんですよ。

負けても
『次は勝てるかもしれない』という
不確かな結果への欲求が永遠にループしています。

オレはギャンブルしないから関係ない

って思って他人事にしている人は要注意。

確実にスマホ依存症です。

『かもしれない』欲求システムを

ゴリゴリ利用しているのがスマホアプリだからです。

ギャンブルみたいに目に見えたリスクがないから
余計に気づいていない可能性があります。

LINEの着信音がなると
『なにか大事な連絡かもしれない』
という期待をする

実際にメールやLINEを読んでいる時よりも
着信した時の方がドーパミンは分泌されています。

Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSも

  • いいねが来てるかもしれない
  • 大事な更新があるかもしれない

という期待に

強い『かもしれない』欲求を感じ
『ちょっと見てみるだけ』とスマホを手にとっています。

それも

10分おきに。

SNSは承認欲求のカタマリ

SNSは上記のような報酬欲求に加えて
承認欲求も満たしてくれるツールです。

システム上の話ですが
自分の写真や記事などの投稿に
友達が『いいね』をつけてくれますが

実は押してくれた人のリアルタイム反映ではありません。

FacebookやInstagramは
AIによっていいねマークやハートマークの反映を保留することがあります。
(ココ要注意!)

なぜかというと

ユーザーの報酬欲求が最高潮に満たされる瞬間を待ってから

承認欲求を満たせた方が脳をハックするのに効果的だからです。

最高に気持ち良いタイミングで反映させ

脳を気持ちよくさせれば

また快楽を求めて

人はスマホを触る様になります

で、スマホを触る回数が増えれば増えるほど
広告も見てもらえて企業収益はあがります。

SNS開発は

行動科学者や、脳科学者を雇って
徹底的に脳の仕組みを研究しています。

SNS企業は

人がどれぐらいの頻度で
どれぐらいのタイミングで

いいねを反映させると
効果的に脳ハッキングできるのかしっかり把握しています。

また時間を問わずスマホを触りたくなるような
時間を創造する知識も持っています。

スマホアプリは
極力効果的に脳システムを直撃し
最大限の依存性を発揮させています。

脳ハッキングという金儲けに成功していると言えますね。

無料アプリが一番高価です

シリコンバレーはスマホの脅威をわかっている

じゃがりこを作った人はぜったいにじゃがりこを食べない

という話を聞いたことがあり、衝撃的でした。

実はスマホも同じで
テクノロジーに精通している人ほど

スマホの魅力が度を超えてきることを認識し
スマホから距離をとっています。

シリコンバレーのとあるテクノロジー最先端技術者は

『スマホの依存性はヘロインに匹敵するから』

Facebookの利用時間を決めて
自ら子ども用のスマホ使用制限アプリをインストールし

自分自身にスマホ利用のブレーキをかけています。

ちなみにこの人が『ローゼンスタイン』
Facebookの『いいね』機能を作った人です。

ローゼスタインはFacebookのいいねボタンを作った時
『とんでもないものを作ってしまった』と話ししています。

Appleのスティーブジョブズは
自分の子ども達がApple製品を利用することに慎重でした。

ジョブズは自分の子ども達にiPadを与えず
デバイスのスクリーンタイムを厳しく制限していた
という話は有名です。

ジョブズは10数年の間に
いくつものテクノロジーを世に出し
ぼくたちの生活を一変させました。

映画や音楽、新聞、コミニュケーションツールの消費方法は10数年前と比べものになりません。

しかしそんなジョブズ自身が
我が子のデバイス仕様について厳しかったという話は

どんな研究結果よりも
スマホがもたらす危険性の事実を表しています。

ちなみに
ビルゲイツも子どもが14歳になるまでスマホを持たせませんでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スマホは人間の脳システムを利用して
ドラッグと同等の依存性をもたらします。

資本主義においては

『金儲け』が正義です。

各企業は天才を駆使しして

ユーザーの時間を奪い合います。

すでにスマホ依存されている人たちは
全て仕組まれたシステムに脳がハッキングされていると意識した方がいいです。

ぼく自身、スマホ依存症なので
本書を読んで

『自分の意思』でスマホを見ているんではなくて
『脳をハッキング』されて思考停止してスマホを見ているんだ

と理解しました。


次回はもう少し具体的に

スマホが僕たちの生活でどういった悪影響を及ぼしているかをシェアします。

まずは自分自身の生活がどれぐらいスマホに奪われているかを知るために

スクリーンタイムを確認しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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