最近、ちょくちょく聞くようになったけど「NFT」ってなによ?
といった疑問にお答えします。
この記事を読んでいただければ
最近、世界で「NFT」についてサクッと理解することができます。
なぜなら日本で現在NFT最先端を走ってるイケダハヤト氏最新記事
「NFTで稼ぐ方法を徹底解説します」という記事から
「NFTって何?」という箇所だけ抜粋し
一般人にとって大切だと思う知識だけをギュギュッと絞って要約しているからです。
この記事を最後まで読んでいただければ
NFTについて理解できて
ひょとしたら副業で成功したり
脱サラすることも可能かもしれません。
ぜひ最後までよんでください。
「NFT」ってなに?
NFTとは「Non Fungible Token (ノン・ファンジブル・トークン)」の略で
「非代替性トークン」を意味する言葉です。
たいせつなことを1つだけおさえておきましょう。
Web3.0の世界を理解するには
理屈で理解するのではなく「そういうものなのね」という気持ちがめちゃくちゃ大切です。
なぜならブロックチェーンもNFT、DAOも今までに存在しなかった概念だからです。
直感的に理解したり
現存するものに置き換えて理解することは誰もできません。
「ふーん、そういうものなのね」という受け入れる姿勢が大切です。
NFTってなに?
ではさっそくNFTを解説します。
NFTとは「非代替性トークン」を意味する言葉です。
たとえば世界でいちばん有名なNFT「CryptoPunks」を例にあげて説明します。
「CryptoPunks」は、世界に1万体しか存在しないNFTです。
1万点のNFTに1〜10000のナンバーが振られており
同じデザインは存在しません。
このデジタルデータが数千万円、あるいは数億円といった価格で売買されています。
なんでこんなドット絵がそんな高額で取引されているの?
って思いますよね。
しっかり解説していきます。
現物があるわけではない
「CryptoPunks」を何千万円も出して購入したとしても
「家に何かが届く」とかそういうわけではありません。
ましてや現物が手元に届くってことでもありません。
NFTはデジタルデータとして
「イーサリアム」というブロックチェーンの上に存在しています。
ようするにNFTを買って
リアルな絵が家に届くのではなく
データ(数字列)としてイーサリアム上に
「この人が所有している」という記録が残る”だけ”です。
ちなみにイーサリアムは世界でもっとも使われているパブリック(公共的な)ブロックチェーンです。
イーサリアムの特徴は「イーサリアムの上にある情報を改ざんすることは、事実上不可能」という性質があります。
CryptoPunksの運営会社であっても
購入されたNFTを回収することは不可能です。
所有者が手放さないかぎり、NFTは所有者のウォレットに存在し続けます。
コピーされても、オリジナルかどうかがすぐわかる。
さきほどの質問
なんでこんなドット絵がそんな高額で取引されているの?
デジタル画像なんて右クリックですぐにコピーできるやろ
といった疑問にいきつきます。
おっしゃる通り
CryptoPunksは「画像」です。
右クリックで保存できちゃいます。
ダウンロードして、同じ名前をつければいくらでもコピー画像ができそうですよね。
でもここで「本物である印」と「偽物」の価値の差が生まれてきます。
たとえば「モナリザ」は、世界に一枚しかありませんよね。
しかし贋作やレプリカもたくさんあります。
レプリカのモナリザと
ほんまもんのモナリザ
ってどっちの方が価値があるでしょうか?
これと同じことがデジタルアートにもおきたのです。
コピー画像とオリジナル画像の区別を
つけることができるようになったのがNFTです。
しかも「よくできた偽物のモナリザ」を素人が見抜くことは困難ですが
ブロックチェーン技術を使ったNFTなら、「真贋判定」がかんたんにはっきりとできます。
ブロックチェーン、イーサリアムに刻まれた情報は、改ざんができないからです。
誰かがニセモノのCryptoPunksを作ったとしても
本物のCryptoPunksとは「作られた日付」「作った人」「売買の履歴」がまったく違うものとなります。
この「ブロックチェーン上に本物と証明があるデジタルデータ」に価値があると考える人が
「世界中にたくさんいる」ということですね。
NFTの特徴まとめ
NFTの特徴をまとめましょう。
- 世界で1つしかないデジタルデータを作ることができる
- ニセモノと本物をかんたんに判別できる
- CryptoPunksのように、数千万円で売買されるNFTが生まれている
もうひとつ必要な知識として
NFTは幅広く活用できる技術であることを理解しておきましょう。
どういうことかというと
今回は「CryptoPunks」という画像データで紹介しましたが
デジタルデータならなんでもNFTにすることができます。
たとえば……
- 世界で1000冊だけの「電子書籍」
- 世界で1000点だけの「限定のライブ音源」
- 世界で1点だけの「ファン限定のボイスメッセージ」
- 世界で1枚だけの「カードゲームの超レアカード」
- 世界で1本だけの「RPGゲームの伝説の剣」
などなど……
NFTは「デジタルデータに希少性をもたせる」技術なんですよね。
これまではデジタルデータはコピーし放題で、改ざんすることもできました。
ぼくも昔ライブハウスで働いていたとき
CDがコピーされまくって売れなくなっていくバンドマンをたくさん見てきました……
今後アーティストはNFTを使って「絶対に○○点しか存在しないデジタルデータ」を
かんたんに制作することができるようになったのです。
また「オンラインゲーム」の分野ではスクエア・エニックスを始めとするゲーム業界が、NFTの活用に乗り出しています。
今後確実にぼくたちの身の回りにやってくる技術がNFTなのです。
公的なモノもNFT化する?
NFTがぜったいに改ざんできないものを作る技術であれば
「公的な書類」もNFTで運用することができます。
たとえば「運転免許証」や「パスポート」をNFTにすれば
それが正式な機関から発行されたものかどうかを、一瞬で判別できます。
他にも「卒業証明書」をNFT化して
かんたんに学歴を証明することができるようにする。
公文書なんかもNFTにすれば
ぜったいに改ざんできないのですぐにNFT化したらいいですよね。
「偽造できない(偽造してもすぐにバレる)」というNFTの性質は
とても革命的なのです。
なぜ高額取引されているのか?
さきほどの疑問
なんでこんなドット絵がそんな高額で取引されているの?
というところですが
NFTが流行っているのにはいくつか理由があります。
海外セレブがNFTをpfpにしている
NFTが高額売買されている1つの理由として
「海外セレブがpfpファッションとしてNFTを取り入れている」
(pfpとはSNSのアイコンなどに使うプロフィール画像:profile picture)
たとえば、有名なミュージシャンのエミネムの
Twitterアイコンは「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」というNFTです。
NFTはセレブに人気で、ジャスティン・ビーバー、マシュメロ、ネイマールなどが一時、Twitterアイコンにしていました。
2021年の7月から始まったpfpブームは、
海外セレブ、インフルエンサーがこぞってSNSアイコンを「着替えた」ことに起因しています。
彼らは「ファッション感覚」でNFTを利用しているわけです。
pfpは「デジタルファッション」としてのニーズがある、ということですね。
SNSのアイコンを、自分が好きなブランドのNFTに着替えることで
「私は金持ちだし、最新トレンドも理解している」ということを証明できるんです。
「SNSアイコン」ひとつで「トレンドを押さえている奴という印象」や
ポジションを取る表現ができればNFTは便利な「ファッションアイテム」といえます。
コミュニティの所属表明としてのNFT
pfp系NFTを利用しているのはセレブだけではありません。
pfpには
「私はこのコミュニティに所属している」
「私はこのブランドのファンだ」というメッセージを伝えるという意味もあります。
たとえばイケハヤ氏がマーケティングをしている「CryptoNinja Partners(CNP)」というNFTで説明します。
CNPは現在4,000人ほどの方がNFT所有されていますが
NFT所有者の多くは、CNPをSNSアイコンにしてくれています
CNPアイコンにすると何が起こるかというと
他のCNPオーナーとつながりやすくなるんです。
ようするにCNPアイコンにするだけで、フォロワーが増える効果があります。
たとえばミュージシャンのライブに参加するときに
ファンがアーティストをリスペクトして
みんなで同じTシャツを着たり、同じグッズを持ったりするのと同じイメージ。
pfp系NFTは、インターネットをもっと楽しめるようになるための「デジタルファッション」なのです。
最近では、Twitter社もこの価値を認めており
自分が持っているNFTをアイコンにできる機能を公式でリリースしています。
2022年8月時点では、まだ日本では使えないのですが、いずれ解放されるでしょう。
日本のpfp市場は、これから伸びる
最後に、市場全体も見ておきましょう。
NFTマーケットプレイス「OpenSea」の取引高のチャートは
2021年7月からバブルが始まり、2022年1月に最高潮を迎えました。
が、景気後退と仮想通貨の暴落を受けて
6月、7月は一気に取引が冷え込み、今に至る。
pfpのブームが落ち着いたからか
世界のセレブリティたちも以前のアイコンに戻しつつあります。
では、pfpは「オワコン」なのでしょうか?
イケハヤ氏はそうではないと考えています。
少なくとも日本市場では、まだpfp市場は立ち上がってすらいない、黎明期です。
すでに販売されているpfpコレクションで
pfp系NFT購入した日本人は1万人以下です。
世界でこれだけNFTが話題になっているのも関わらず
なんと、実際に買っている日本人は1万人もいないというのが現状です。
日本の人口から考えると、なんと所有率は0.008%ほど……とんでもない確率ですね。
そして日本市場はいつも海外のトレンドを1〜2年遅れて追いかける構造があります。
海外市場との比較から言っても
「pfp系NFTを購入する日本人ユーザー」は、ここから数倍
少なくとも2〜3万人程度までには伸びるのではないかと見ています。
pfp系NFTだけで見ても、まだまだ国内市場は伸びていくと思われます。
海外のバブルは落ち着きましたが
日本のNFT市場はこれからまだまだ伸びていくとイケハヤ氏は言います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
かんたんにNFTをまとめます。
- NFTは「デジタルデータに希少性をもたらす」技術
- 高級なNFTは、一点あたり数千万円の価値がついている
- NFTは「オリジナルか、偽物か」を、誰もがかんたんに判別できる
- NFTは単なる技術であり、さまざまなことに応用できる
- 「pfp(SNSのアイコン)」にするのが流行っている
- 海外セレブがこぞって「デジタルファッション」として着飾り、ブームが起きた
- 海外市場はだいぶ落ち着いたが、日本のpfp市場はここから伸びると思われる
という感じです。
日本市場はまだまだ全然もりあがっていないので
ようするに「ブルーオーシャン」ってことですよね。
イケハヤ氏の記事には
- 具体的なNFTの購入方法
- 具体的にNFTでビジネスをする方法
がめちゃくちゃわかりやすく解説されています。
今なら980円で購入可能なので
ぜひ一読ください。
ちなみにすでにある程度知識がある人は
こちら「イーサリアムの買い方」の記事をオススメします!
あたらしいテクノロジーを学ぶには
まずやってみるということが本当に大切です。
まずはコインチェックで暗号資産を買って、ウォレットに送金してみる。
NFTを買ってみる。
少額でいいので触ってみるのがいちばんわかりやすいですよ!
自分の子どもたちには資本家のための労働で生きていくのではなく
自分の好きなことや、やりたいことをやって生きていく人生にしてほしい
と心の底から思っています。
そのためにはまずぼくが理解しておく必要があります。
自由な社会、その基盤を作るのは、今のぼくたち、大人の役目だと思うので
これからもWeb3.0勉強していきますよ!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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