2024年本屋大賞「成瀬は天下を取りに行く」の続編
読みましたよ。
宮島未奈 著 「成瀬は信じた道をいく」
忙しい毎日の中で、
心が疲れてしまうことはありませんか？
そんな時、心を癒し、元気をもらえる本を
探している方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、
宮島未奈著「成瀬は信じた道をいく」です。
本書は2024年本屋大賞をとった
この記事を読むことで、「成瀬は信じた道をいく」が
どれだけ心に響く作品か、
そして忙しい日々の中で
どれだけの癒しをもたらしてくれるかがわかります。
続きを読んで、
成瀬あかりの新たな冒険に飛び込んでみませんか？
『成瀬は信じた道をいく』はどんなストーリー？
『成瀬は信じた道をいく』あらすじ
唯一無二の主人公、
成瀬あかりが
再び登場します。
前作で読者を虜にした彼女の物語は、
今作でもさらにパワーアップ。
成瀬の人生は
今日も誰かと交差し、
新たなキャラクターたちが
彼女の物語に加わります。
否、キャラクターの人生が
成瀬との出会いによって
変わります。
幼馴染の島崎が故郷に帰ると、
成瀬が書き置きを残して失踪していることが判明。
そこから物語は一気に動き出します。
登場人物
成瀬あかりの他にも魅力的なキャラクターが多数登場します。
小学生の北川さん、
成瀬の父親、
スーパーのクレーマー主婦、
観光大使の篠原かれんなど、
個性豊かな面々が物語を彩ります。
特に、篠原かれんとのエピソードは、
彼女が成長する過程が丁寧に描かれており、
読者に深い感動を与えます。
おもしろさ
本作の魅力は、
なんといってもそのストーリーテリングの巧さです。
各章で異なる視点から語られる物語は、まるでパズルのピースが次々とハマっていくような快感を味わわせてくれます。特に、観光大使-1グランプリでのエピソードは、読者を一気に引き込みます。
「成瀬は信じた道をいく」を読むべき3つの理由
滋賀県大津市がそのまま描かれる
前作同様
滋賀県民、大津市民は必読です。
なぜなら
大津市に実在する店が
バンバン登場するからです。
たとえば
私が1番「クゥーーーー！！」と言ったのは
島ノ関駅前にある
ロイヤルホスト浜大津店の登場。
ここは前職場への通勤路で
毎日通っていました笑
入ったことはないですが
島ノ関にロイホがあるのは
地元民であればみんな知っています。
超気軽に読める
成瀬シリーズは
すれ違いの恋愛話や
伏線がはりめぐられたミステリー
時事ネタ
社会への問題提起……
などなど
小説を読む前に感じる重さ的なものが
一切ありません。
なので気軽に読めます。
しかし一方で
ストーリーは笑いありちょっと涙ありで展開されるので
おもしろおかしく読むことができます。
キャラクターの深さと成長
成瀬あかりを中心に描かれる物語は、
ただのエンターテインメントではありません。
彼女と関わる人物たちの成長や
葛藤がリアルに描かれており、
読者は彼らの感情に共感しながら読み進めることができます。
特に、成瀬の幼馴染の島崎や、
大津市の観光大使を目指す女子大生篠原かれんとのエピソードは見逃せません。
「成瀬は信じた道をいく」は読みやすい？
「成瀬は信じた道をいく」は読みやすい？
読みやすい
読みやすさを★★★★★とすると
「成瀬は信じた道をいく」の読みやすさは
小説初心者にとって
★★★★★です。
やはり浅倉 秋成氏の小説は
小説初心者にとってとても読みやすいです。
おもしろさは
個人的に★★★☆☆です。
単純に好みの問題ですが
私はやはり伏線が張り巡っている
ミステリー物が好きだからです。
オーディオブックで楽しむ
お悩みさん普段小説読まないから大丈夫かな？
といった不安ありますよね。
小説初心者、
活字苦手な方の
不安を解決するなら
Audible(オーディブル)で楽しむ
という方法を紹介します。
私はオーディオブックでも聴き読しました。
出勤時間や寝る前に聴いていました。
成瀬シリーズは
オーディブル製品も
かなり好評で評価が高いです。
ぜひオーディブルで聴いてもらいたい小説ですね。
ラジオドラマさながらの緊迫感で楽しめますよ。
まとめ
「成瀬は信じた道をいく」は、
読者にとって価値のある一冊です。
成瀬あかりの魅力、
観光大使としての挑戦など、
多くの要素が詰まっています。
この本を読むことで、
あなたも成瀬あかりのように、
自分の道を信じて進む勇気を
得ることができるでしょう。
ぜひ、この機会に読んでみてください！
最後まで読んでいただきありがとうございました！
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