ポポヴィッチ監督の選手起用に、はっきり言わせてください
ここからは、監督の起用についてです。
あくまで私個人の見解であり、クラブ内部の事情を知って書いているわけではありません。
3試合目で方向性すら見えなかった|甘かったのは私の見通しです
新しい監督ですから、時間がかかることは分かっていました。
それでも3試合目です。さすがに方向性は見せてくれる。勝ちは見せてくれる。
そう思っていました。
その見通し自体が、甘かったです。
前の2試合と、何も変わっていませんでした。
うまくいっていない選手を使い続けることが、チームに何をするか
ランコ ポポヴィッチ監督が選手を固定するタイプだという話は、聞いていました。
ただ、ここまでとは思っていませんでした。
サンガタウンでの競争は、関係ないんでしょうか。
プロの世界は結果が全てです。
与えられたワンチャンスをものにできなかった選手が交代させられるのは、当たり前のことだと思っています。
ところがこのチームでは、うまくいかなかった選手が次の試合もまた先発し、同じ失敗が繰り返されています。
私の目には、この2試合で明らかに穴になっていたのは佐藤響選手とウェベルトン選手に見えました。
特に佐藤響選手は、昨日は散々だったというのが正直な感想です。
ウェベルトン選手はハーフタイムで永田倖大選手と交代しました。佐藤響選手は73分に山中亮輔選手と交代しています。ベンチも、この日の90分は持たないと判断したということです。
これを続けると何が起きるか。
他の選手のモチベーションが下がります。
練習で結果を出しても出番が来ないなら、何のために競争しているのか分からなくなるからです。チームにとって、良いことが一つもありません。
ここ3試合、どう考えても後半から出てきた選手のほうが良い。
それなのに、良くなかった選手を使い続けて、結果が出ていない。
それならいっそのこと、
まだ使っていない選手をどんどん使って実験しているほうが、まだマシです。
少なくとも、その1試合から何かが分かります。
加藤蓮選手をベンチ外にした意味が、私にはわかりません
昨日、加藤蓮選手はベンチにも入っていませんでした。メンバー18人の外です。
加藤蓮選手は、京都サンガF.C.の登録ポジションがDFの選手です。
背番号は26。
第2節の川崎フロンターレ戦で、後半頭から入って流れを変えた一人でもあります。
あの試合を見ていた監督なら、左サイドバックのファーストチョイスは加藤蓮選手のはずです。
もしくは、クロス職人の山中亮輔選手でしょう。
そのどちらも先発せず、昨日の左サイドバックの位置にいたのは佐藤響選手でした。
佐藤響選手のJリーグ公式および京都サンガF.C.公式の登録ポジションは、DFではなくMFです。
パパスタ本職のサイドバックをベンチ外にして、MF登録の選手を左サイドバックで使い続ける。その理由が、私には分かりません。
永田倖大選手とエベルトン マセイオ選手は、なぜ先発ではないのですか
昨日のハーフタイム、京都サンガF.C.は2枚替えをしています。
ウェベルトン選手に代えて永田倖大選手、平戸太貴選手に代えてエベルトン マセイオ選手です。
永田倖大選手は良かったです。
センターバックに関しては、永田倖大選手がファーストチョイスでもおかしくないくらい良かったというのが、私が現地で見た印象です。
だとすれば、なぜ最初から出さないのでしょうか。
3試合連続でハーフタイムに複数の選手を替えているということは、
後半の並びのほうが良いとベンチ自身が認めているということです。
それなら、その並びを最初から出せばいい。
昨日の唯一の得点も、そうです。
82分、後半から入った長沢駿選手のアシストを、今季初先発だった中野瑠馬選手が決めました。
点が入ったのは、いつもと違う顔ぶれが出てからです。
左サイドバックが機能しないと、新井晴樹選手が活きません|右一辺倒の攻撃
とにかく左サイドバックがダメすぎました。
守備が持ちません。あの位置で1対1が持たないと、チーム全体が下がらざるを得なくなります。
その結果が、コーナーキック7対1という数字です。
守備だけの問題ではありません。
左サイドバックが高い位置に出られないと、その前にいる新井晴樹選手が活きません。
1人で仕掛けるしかなくなるからです。
追い越してくれる味方がいない選手は、
相手から見ればまったく怖くありません。
そうなると、攻撃は右一辺倒になります。
守る側からすれば、これほど楽なことはありません。
片方だけ見ておけばいいからです。
水戸ホーリーホックのクリアは35本。彼らは跳ね返すだけでよかったんです。
保持率55パーセントで、コーナーキック1本、枠内シュート4本。
持っているのに、怖くない。これがいちばん重い事実だと思っています。
繋ぐ気持ちが邪魔をしています|プレスにも行かなくなりました
繋がなければいけない、という気持ちが、めちゃくちゃ邪魔をしているように見えました。
ワンタッチにこだわりすぎています。
そして残酷なことに、昨日のピッチで見る限り、
ワンタッチは水戸ホーリーホックのほうが上手かったです。
自分たちが得意ではないことを、
相手の得意なフィールドでやろうとしている。そう見えました。
そして守備です。
本当にプレスに行かなくなりました。
取りに行かないので、水戸ホーリーホックの最終ラインがめちゃくちゃ楽そうでした。
プレッシャーもラインの高さも中途半端で、やりたいようにやられていました。
走行距離もスプリントも相手を上回っています。
走っていないわけではないんです。
走っているのに、相手が楽そうにしている。
それは走る場所と行くタイミングが決まっていないということです。
「去年はおもろかったけど、今年のサンガおもんないな」
昨年までの積み上げが、皆無になりました。
良かったところが消えています。
縦に速くて、後ろからどんどん人が出てきて、相手を押し込む。
粗いところもありましたけど、あれは見ていて面白かったし、点も入っていました。
昨日、ライト層の友人にこう言われました。



去年はおもろかったけど、今年のサンガおもんないな
これが、いちばん堪えました。
昨日は19,088人が入っています。
ポケモンJリーグフェスと京都府民応援デーが重なった日で、
初めてサンガスタジアムに来た人が大勢いた日です。
その人たちが見たのが、あの試合でした。
昨年までの積み上げを消して、面白くないサッカーをして、勝ててもいない。
そのクラブがACLEの海外遠征の話をしている。
聞いて呆れます。自分に対してです。
