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【ACLEに浮かれていた自分への戒め】京都サンガF.C.対水戸ホーリーホック1対3。18位でこのままJ2なら本末転倒です

目次

コーナーキック7対1|京都サンガF.C.のセットプレーが崩壊した理由

この試合を一つの数字で表すなら、コーナーキック7対1です。

コーナーキックの本数水戸ホーリーホック7本京都サンガF.C.1本与えた7本から2失点。取れたのは1本。川崎フロンターレ戦も1本。2試合連続です。

与えた本数と、取れた本数の非対称(出典:Jリーグ公式/2026年8月23日確認)

2失点とも止まったボールから|準備で防げる場所を2回破られました

前半の2失点は、いずれもコーナーキックが起点です。

コーナーキックは、走って追いつく類のプレーではありません。

ボールが止まっている状態から始まるため、誰がどこに立ち、誰が誰を見るかを試合前に決めておけます。

ゾーンで守るのか、マンツーマンで担当を決めるのか、その混合にするのか。

すべて事前に設計できる領域です。

つまり、準備の質がそのまま結果に出る場所です。

そこで2本失点しました。
しかも2点目を決めたのは、この夏に加入した実績あるセンターバックです。

警戒対象として事前に特定できる選手でした。

もう一つ指摘しておきます

京都サンガF.C.のコーナーキックは1本でした。前々節の川崎フロンターレ戦も1本です。2試合連続で1本しか獲得できていません。

コーナーキックの本数は、相手陣の深い位置まで何回進入できたかの目安になります。

深く運んでシュートやクロスに至り、相手に触られて外に出る。

この繰り返しで本数が増えるからです。

1本ということは、ほとんど進入できていないということです。

守備側では7本与え、そこから2失点。攻撃側では1本しか獲得できていない。
セットプレーという局面で、完全に一方通行の試合でした。

クリア35本|水戸ホーリーホックはガンバ大阪戦と同じことをしただけです

水戸ホーリーホックのクリアは35本、京都サンガF.C.は19本でした。

前節、水戸ホーリーホックはホームでガンバ大阪と1対1で引き分けています。

その試合の水戸ホーリーホックのクリアは38本、ボール保持率は35パーセントでした。

持たせて、跳ね返し、先に取った1点を守る。それが彼らの形です。

第3節でやったことは、その再現です。
クリアが38本から35本になっただけで、構造は同じでした。

相手は、前節に示していた勝ち方をそのまま実行しました。
京都サンガF.C.は、それを事前に見て対策できたはずの側です。

パパスタ

ベンチワークでも差が出ました。水戸ホーリーホックは63分に加藤千尋選手を投入し、その選手が68分に3点目を決めています。投入から5分です。

3試合連続で先制を許す京都サンガF.C.|今季4得点がすべて後半という異常値

もう一つ、構造的な問題があります。

前半の得点はゼロ|追いかける展開しか持っていません

失点した時間を並べます。

  • 第1節 V・ファーレン長崎戦:11分に失点
  • 第2節 川崎フロンターレ戦:44分に失点
  • 第3節 水戸ホーリーホック戦:17分に失点

3試合連続、すべて前半に先制を許しています

得点した時間も並べます。

  • 第1節:後半9分(ラファエル エリアス選手)
  • 第2節:54分(福田心之助選手)、58分(ラファエル エリアス選手)
  • 第3節:82分(中野瑠馬選手)

今季の全4得点が、すべて後半です。
前半の得点はゼロ

3試合で3回、同じ形

前半に取られて、後半に追いかける。今の京都サンガF.C.は、この展開しか持っていません。追いかける展開は体力を余分に使います。この暑さで毎試合それを続ければ、終盤に足が止まります。

失点した時間と、得点した時間先に取られた時間(3試合連続・すべて前半)長崎戦11分/川崎F戦44分/水戸戦17分今季の得点(4点すべて後半)54分/54分/58分/82分前半の得点は、3試合でゼロです。

先に取られて、後半に追いかける。3試合ともこの形です(出典:Jリーグ公式/2026年8月23日確認)

このチームは現在、先に取られてから追いかける展開しか持っていません。3試合とも同じです。

追いかける展開は、体力を余分に消費します。

この気温でそれを毎試合続ければ、終盤に足が止まります。

第3節の3失点目が68分に生まれていることは、その帰結として理解できます。

なお、これは私の観察だけではありません。

尹星俊選手は試合後、3試合連続で先制点を与えていることへの危機感を示したうえで、

相手のダブルボランチを抑えるのかシャドウを抑えるのかがうまく掴めなかった、と語っています。

ピッチ上で「誰を捕まえるか」が共有されていなかった、という意味です。
試合が始まってから選手が迷っている状態は、戦術以前の問題です。

3試合連続のハーフタイム複数交代が意味すること

京都サンガF.C.は、第1節・第2節・第3節のすべてでハーフタイムに複数の選手を交代しています。

第3節はウェベルトン選手に代えて永田倖大選手、

平戸太貴選手に代えてエベルトン マセイオ選手の2枚でした。

3試合連続で、前半のプランを45分で放棄しているということです。

ランコ ポポヴィッチ監督は試合後、本来見せたい姿ではなかったと述べ、

コンパクトな守備ができず中盤を使われた点を課題に挙げています。
同時に、後半に見せたものは決して悪くなかったとも語りました。

この「後半は悪くなかった」という総括は、3試合連続で繰り返されている構図です。

後半が良いのではありません

前半が悪いのです。そして3回とも同じであるなら、それは偶然ではなく設計です。同じ設計で4回目に臨むのであれば、結果も4回目まで同じになる可能性が高い。それだけの話です。

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