ただのすれ違いカップルと子ども親の話
読みましたよ。(途中まで)
凪良ゆう「汝、星のごとく 」
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2023年本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏の作品「汝、星のごとく」について、
率直な感想を述べたいと考えます。
「汝、星のごとく 」ってどんな本?
物語のあらすじ
瀬戸内海の美しい島で育った高校生の暁海(あきみ)と、
自由奔放な母親の恋愛に振り回され、島に転校してきた櫂(かい)。
2人は心に孤独と親への諦めを抱えながらも、
惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく姿が描かれています。
著者は生きることの自由さと
不自由さをテーマにしながら、
この物語を織り成しています。
暁海と櫂が出会い、お互いに心を通わせる中で、
それぞれの過去や、家族への痛みに向き合いながら、
新たな自分を見つけ出していく姿は、
読者に深い感動と共感を与え大人気小説となりました。
2023年本屋大賞、評価が高い
小説『汝、星のごとく』は、
2023年本屋大賞を受賞した作品であり、
文学界でも高い評価を受けています。
直木賞や吉川英治文学新人賞の候補作にも選ばれ、
また王様のブランチBOOK大賞や
キノベスの第1位など、
多くの文学賞やランキングで輝かしい成績を残しています。
著者凪良 ゆうについて
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代表作の「美しい彼」シリーズは
テレビドラマ化されるなど多くの人気作品があります。
2017年には『神さまのビオトープ』を発表し、
高い評価を得ました。
2019年には『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を発表し、
2020年には『流浪の月』で本屋大賞を受賞しました。
同作は2022年5月に実写映画化もされました。
また、2020年に刊行された『滅びの前のシャングリラ』では
2年連続で本屋大賞にノミネートされました。
本書で2回目の本屋大賞を受賞しています。
個人的な感想
読者初心者には全く刺さらなかった
個人的な感想と評価
先に結論をお伝えすると
3/4まで読みましたが
おもしろくなくて読むのをやめました。
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え!?これが本屋大賞になるん!?
ってのが
率直な感想です。
ただしこれは2024年から小説を読み出した
ど素人の感想です。
私にとって全く面白くなかっただけであり
本作品が必ずしも悪い作品であるとは限りません。
(というか、本屋大賞ですし、Amazonレビューも評価も高い
作品にはそれぞれの魅力やメッセージがあり、
異なる視点や解釈で捉えることができるものです。
他の人にとっては面白いと感じる作品でも、
個人にとっては合わないと感じることがあること実感しました。
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本屋大賞だから読んでみたが、ぼくには合いませんでした
すれ違いカップルの物語
私がおもしろくないと感じたのは
ただのすれ違いカップルの話だったからです。
作品はカップルの男性女性で目線が変わるんですが
すれ違いによって別れてしまう悲しい物語とて、
登場人物が抱える心の葛藤や
成長の過程がじっくりと描かれていると感じました。
その中に、現代社会での人間関係や
愛に対する深い洞察が感じられます。
ただこれまで
- 方舟
- 爆弾
- 六人の嘘つきな大学生
とひりつく系小説を楽しんできた私にとって
すれ違いの話はおもしろくありませんでした。
特に女性側、暁海(あきみ)目線の話は
ずっと
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あまえんな!
って気持ちばかり。
歳をとるにつれて
どんどん暁海(あきみ)のことが嫌いなりました。
ってか
お前の思い込みで別れとんねん!!
なんですよ。
結局親が悪いと子どもの人生が崩れる
前回読んだ「黄色い家」と同じく
親がダメなやつだと
子ども人生がぶっ壊れる
という内容でした。
本作品も
子どもが環境によってどのように影響を受けるかを
リアルかつ痛ましい現実として提示しています。
このテーマに触れるたびに
私は家庭環境が個人の人生に与える影響について考えさせられます。
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「井上暁海二十八歳 夏」で読むのをやめた
そして私は読了せずに
途中で読むのをやめました。
個人的にこれのどこが本屋大賞で
何がおもしろいのか全くわかりませんでした。
読了していないのに
ブログで読書感想を書くのはどうかと思いましたが
良いと思った作品ばかりではなく
自分に合わない作品もしっかり書くべきだと思い
今回記事にしました。
「黄色い家」は読みやすい?
初心者でも大丈夫だが・・・
読みやすさを★★★★★とすると
「汝、星のごとく 」の読みやすさは
★★★★★です。
(おもしろさは☆☆☆☆☆)
男女の目線で展開していく話は
小説初心者でも読みやすかったです。
オーディオブックで楽しむ
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普段小説読まないから大丈夫かな?
といった不安ありますよね。
小説初心者、
活字苦手な方の
不安を解決するなら
Audible(オーディブル)
という方法を紹介します。
私は
出勤時間や寝る前に聴いていました。
一度Audible(オーディブル)で聴いて
小説を楽しむ!って方法です。
ラジオドラマさながらの緊迫感で楽しめますよ。
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まとめ
凪良ゆう氏の「汝、星のごとく」は、
複雑な人間関係や環境の影響を通じて、
愛や成長のあり方を問う作品として高い評価を受けています。
恋愛小説や人間ドラマ小説が好きな人には
がっつりハマると思います。
個人的にも、作品は一面的に捉えるのではなく、
登場人物の内面や人間の複雑さに目を向けることが重要だと感じました。
これからも凪良ゆう氏の創造力に期待し、彼女の作品を楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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