楽天経済圏という言葉を見ると、やることが多そうに見えます。
私がやっているのは3つだけです。
それでも、生活費の支払いからポイントが戻ってくるようになりました。
この記事は「楽天経済圏を全部やる」話ではありません。3つに絞ってから続いた話です。実際に私がやっていることだけを書きます。
なお、ポイントの倍率や還元率の数字は書きません。楽天の条件は改定されるので、数字を書いた瞬間にこの記事が古くなるからです。数字が必要なところは公式ページに送ります。
- 楽天経済圏とは何かを、3行で
- 何から始めればいいのか(やることは3つだけ)
- デメリットと、向かない人
- 貯め方と使い方の、それぞれの詳しい手順へのリンク
楽天経済圏とは、支払い先を楽天にまとめて生活費からポイントを回収する仕組み
楽天経済圏とは、買い物・通信・金融などの支払いを楽天のサービスにまとめて、生活費からポイントを回収する考え方です。
難しく語られがちですが、やっていることは1つです。
どうせ出ていくお金の行き先を、楽天に変える。これだけです。
大事なのは、新しく出費を増やす話ではないということです。ここを間違えると、ポイントより出ていくお金のほうが多くなります。
節約とは、少しだけ違う
節約は、使うお金を減らす話です。我慢が要ります。
楽天経済圏は、使うお金は変えずに、戻ってくる分を増やす話です。我慢が要らないので、続きます。
私が続けられている理由は、たぶんこれだけです。がんばる必要がある方法は、途中でやめてしまいました。
楽天経済圏は「全部やる」ではない。私がやっているのは3つだけ
先に全体像を出します。順番も含めて、この3つです。
支払いを1枚に集めます。ここが決まらないと、あとの2つが効きません。
携帯代や積み立てなど、どうせ出ていくお金の行き先を変えます。設定は最初の1回だけです。
決めておかないと、期間限定ポイントは気づかないうちに消えます。実際に消したことがあります。
この3つ以外は、やっていません。アンケートも、毎日のゲームも、歩いてポイントをもらうのもやめました。続かなかったからです。
楽天経済圏の始め方その1:メインのクレジットカードを楽天カードにする
最初にやることは1つだけです。メインで使うカードを楽天カードにします。
理由は、分散させると貯まらないからです。
カードを3枚使い分けると、ポイントも3か所に分かれます。どれも中途半端な量にしかならず、使い道もバラバラになる。結果、どれも使わないまま残ります。
1枚にまとめると、同じ金額を使っても1か所に積み上がります。積み上がると見えます。見えると使います。
レジの前で「どのカードが得か」を考えるのもやめました。考えなくていいように、先に決めておく。これが楽天経済圏の入口です。
楽天経済圏の始め方その2:すでに払っている固定費を楽天に寄せる
カードを決めたら、次は引き落とし先を寄せます。
ここでよくある失敗が、「条件を埋めるために、使わないサービスを新しく契約する」です。私もやりかけました。
順番が逆です。正しいのは、すでに払っているものを楽天に寄せられないか見るという順番です。
すでに出ていくお金の行き先を変えるだけなら、増える支出はありません。私が契約しているのは、この考え方で寄せたものだけです。
この仕組みがSPUの公式ページに書かれている「使うほど貯まる」という部分にあたります。条件も対象サービスも改定されるので、いまの内容は公式で確認してください。
楽天モバイルとふるさと納税については、別の記事に詳しく書いています。


楽天経済圏の始め方その3:貯まったポイントの使い道を1つ決める
ここが、いちばん飛ばされやすくて、いちばん損が出るところです。
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあります。期間限定ポイントには期限があって、過ぎると消えます。
私は消したことがあります。しかも、気づいたのは後からでした。
そこでやったのが、使い道を1つに決めることでした。楽天ペイでコンビニの支払いに使う。それだけに固定しました。
コンビニには行きます。行けば払う。払えば減る。意識しなくても消化される場所に固定したので、それ以来失効していません。
なお、期間限定ポイントは使える場所とサービスが限られています。どこで使えるかは楽天PointClubの公式ページで確認してください。
手順はこちらに詳しく書きました。

楽天ポイントの貯め方は、決済を1本にまとめるところから
楽天経済圏で最初にやることは、支払いを楽天カードに集めることです。
そのうえで店では楽天ペイを使う、5と0のつく日にまとめて買う、オートチャージにする。具体的な手順は別の記事にまとめました。

貯め方の記事と、この先の使い方の記事はセットです。貯めるだけで使い道を決めないと、期間限定ポイントは消えます。
楽天ポイントには2種類ある。違いを知らないと期間限定ポイントで損をする
楽天ポイントは1種類ではありません。通常ポイントと、期間限定ポイントの2つがあります。
期限があって消えるのは、期間限定ポイントのほうだけです。ここを分かっていないと、貯めたつもりで失っていきます。

先に違いを知ってから貯めはじめるほうが、あとで慌てずに済みます。
楽天経済圏で私が実際に使っているサービス
参考までに、いま使っているものを並べます。多く見えますが、新しく増やしたものはほとんどありません。もともと払っていたものを寄せた結果です。
| サービス | どう使っているか |
|---|---|
| 楽天カード | メインのクレジットカード。支払いはここに集める |
| 楽天市場 | ネットでの買い物。急ぎでないものは5と0のつく日まで待つ |
| 楽天モバイル | 携帯。支払いも楽天カード |
| 楽天銀行 | 引き落とし口座 |
| 楽天証券 | 積み立て。楽天カードと楽天キャッシュを使用 |
| 楽天ペイ | 店での支払い。期間限定ポイントの使い先はここに固定 |
| ふるさと納税 | 楽天で申し込む |
この表を「全部やらないといけない」と読まないでください。順番は、カード → 固定費 → 使い道です。ここまでできていれば、あとは自然に増えます。
楽天経済圏のサービス別に、詳しい記事をまとめました
ここから先は、それぞれの場面ごとの詳しい話です。全部読む必要はありません。いま自分が寄せようとしているものだけ読んでください。
セールで買うとき、車検のとき、宿を取るとき。どれも「どうせ出ていくお金」なので、行き先を寄せるだけで済みます。




順番に迷ったら、カード → 固定費 → 使い道の3つだけ先に決めてください。残りはあとからで間に合います。
楽天経済圏のデメリットは3つある
いいことだけ書くと嘘になるので、正直に書きます。
1つ目は、条件がよく改定されることです。
去年の条件で書かれた記事を読んで、そのとおりにやっても同じにはなりません。この記事に倍率の数字を書かないのも同じ理由です。数字は公式で見る、と決めてしまうのがいちばん安全です。
2つ目は、条件を埋めたくなって、使わないサービスを契約してしまうことです。
これがいちばん損が出ます。増えたポイントより、増えた支払いのほうが大きければ意味がありません。SPUの公式ページを見て「あと1つ足りない」と思ったときが、いちばん危ないタイミングです。
3つ目は、期間限定ポイントが消えることです。
貯めることばかり気にして、使い道を決めていないと起きます。私が実際にやりました。だから始め方の3つ目に入れています。
楽天経済圏が向かない人は3タイプいる
この方法は、誰にでも合うものではありません。
- 楽天市場で買い物をしない人。寄せる先がないので、この型は効きません
- 支払いを1社にまとめたくない人。分散させたい理由があるなら、無理に寄せる必要はありません
- ポイントを最大まで取りにいきたい人。3つに絞るのは取りこぼしを許すということです。もっと詳しい攻略記事のほうが役に立ちます
とくに1つ目が大きいです。楽天経済圏は「楽天市場で買う人」ほど効きます。買わない人が形だけ真似すると、契約だけ増えて終わります。
楽天経済圏についてよくある質問
- 楽天経済圏は何から始めればいいですか。
-
メインで使うカードを楽天カードに変えるところからです。ここが決まらないと、あとの手順が積み上がりません。
- 楽天のサービスは全部契約したほうがいいですか。
-
いいえ。すでに払っているものを楽天に寄せるという順番でだけ考えてください。使わないサービスを新しく契約すると、支出のほうが増えます。
- 楽天経済圏は本当に節約になりますか。
-
使う金額が変わらないまま、戻ってくる分が増えるという意味では効果があります。ただし新しく契約を増やした場合は、その分の支払いも増えます。増減は人によって変わるので、ここでは断定しません。
- 貯めたポイントはどこで使うのがいいですか。
-
私は楽天ペイでのコンビニ払いに固定しています。期間限定ポイントは使える場所とサービスが限られているので、確実に消化できる場所を1つ決めるのが安全です。
- ポイントの倍率はどれくらいですか。
-
この記事では書きません。条件が改定されるためです。いまの内容はSPUの公式ページで確認してください。
まとめ:楽天経済圏は3つだけ決めれば動き出す
最後にもう一度だけ書きます。
- メインのクレジットカードを楽天カードにする
- すでに払っている固定費を楽天に寄せる
- 貯まったポイントの使い道を1つ決める
楽天経済圏は、覚えることが多いから続かないのではありません。やることを決めていないから続かないのだと思います。
3つ決めてしまえば、あとは毎日の支払いが勝手に回します。
