保育園での楽しい日々を過ごした。
毎日の送り迎えがなくなる・・・。
卒園とともに訪れるさみしさや適応に
戸惑いを覚える親御さんは少なくありません。
私も長男、次男と
しっかり卒園のさみしさにやられています。
この記事では「保育園ロス」と呼ばれるそのさみしさから脱却するための期間に焦点を当てます。
実際に保育園ロスを克服した筆者が
今回は次男の保育園ロスに向かいます。
保護者としての気持ちだけでなく、
子どもの成長や新たな環境への適応においても
重要なこの期間について考察していきましょう。
保育園ロスの克服期間
保育園ロスの克服期間
さきにがっつり結論をお伝えすると
保育園ロスは3年でなくなります。
具体的に言うと
小学校3年生です。
小学校3年生になれば
親も子も
小学校生活に慣れて
あたらしい習い事や取り組みを
やりはじめているからです。
また子どもは新しい友達や
繋がりを作っており
保育園の友達は「過去」になっていることが多いです。
これは小学校3年生で行った
保育園同窓会で思いました。
さみしさとの戦い:卒園後の最初の数ヵ月
保育園での日常から
突然切り離されることで生じるさみしさは、
卒園後の最初の数ヵ月が特に厳しいです。
卒園からだいたい2週間ぐらいで
小学校の入学式がはじまります。
バタバタとするから
さみしさは紛れそうな気がしますが
なんてことはありません。
不安とさみしさが増幅して
感情面で保育園ロスが影響を与えます。
保育園も次年度準備がはじまる
また卒園式の次の日からは
保育園は次年度の準備がはじまります。
- 新しい年長組の準備
- 新しい先生の配置発表
- 卒園式の片付け
こういうのを目の当たりにすると
さみしさ増幅です。
もう子達の代には
居場所がないと痛感します。
コレが成長する
次のステージに進むということです。
長男の保育園同窓会での経験
私が「保育園ロス」におけるさみしさから
脱却できたのは3年後と
はっきり言うことができます。
理由は長男小学3年生で訪れた
保育園の同窓会です。
長男の保育園は
保護者主催の同窓会が
1年生の頃は3ヶ月に1回
2年生の頃に半年に1回
3年生の時に保育園主催で1回
ありました。
1年生、2年生の頃は
子も親も久しぶりに会える仲間たちとの
交流を全力で楽しめましたが
3年生、保育園の中であう大きな同窓会については
割とサクッとした感じでした。
長男自身も
すでに小学校や学童、サッカースクールに
新しい友達もたくさんいて
新しい輪の中にいます。
親も小学校や学童の保護者会に属しており
新しく「やらないといけないこと」に必死です。
ひさしぶりに会う保育園の友達や親との会話は
楽しいんですが
自分たちの生活の「軸」は違うと感じたんです。
むしろ長男の同窓会で再会した友達や保護者たちとの交流を通じて、
過去の思い出を振り返りながら
新たな未来を楽しむことができました。
3年後に「保育園ロス」は消えます2. 親の心情と子どもの成長
卒園は手を離すタイミング
次男の卒園式の園長先生のお話を拝借すると
卒園式は、親にとっても重要な節目であり
1回目の子離れを迎える時でもあります。
親にとっては
子どもが初めて自立していく過程であり、
「少年期は手を離して目を離さない」
という言葉が示す通り
子どもたちが次のステップに進む際には、
お送り迎えをしていた手を離して
今度は決して子どもから目を離さずに
見守る姿勢が求められます。
子どもの手を離すことは
とてもさみしいことですが
子どもたちが新たなステージに進むことの喜びも大きいです。
このような複雑な感情が入り混じる卒園も
親としての成長として受け入れましょう。
保育園ロスの克服方法
「子離れ」を意識する
当たり前ですが
子どもは親の道具ではありません。
親のために存在しているわけではありません。
親が子どものためにするたった1つのことは
「自立」できるようにすること
です。
子どもが自分から離れていくさみしさはあるんですが
子どもに対して徐々に「子離れ」を意識することで、
保育園ロスを和らげることができます。
子どもには新たな自立心を養って成長の支援をすることが重要です。
親子でできる支え合いの大切さ
親子でのコミュニケーションや支え合いが、
保育園ロスを乗り越えるための大きな要素となります。
長男と次男でも
卒園に対して感じるものが違いました。
長男は卒園について何もさみしくないといった感じでしたが
次男は「さみしい」と言っています。
こういった子ども1人1人の気持ちに寄り添い、
共に次の成長や挑戦を楽しむことが必要です。
新たな楽しみや挑戦の見つけ方
保育園ロスから抜け出すための新たな楽しみを見つけることも大切です。
具体的には
- 環境をかえる
- 新しい習い事をする
- 旅行する
っていった感じです。
親子で一緒に楽しめるアクティビティや
興味を持てることを見つけることで、
前向きな気持ちを育むことができます。
私たち家族は
年度はじめのめちゃくちゃ忙しい時期ですが
キャンプや車内泊旅行を計画して
とにかく「楽しいこと」を詰め込みまくっています。
これによって寂しさを紛らわす作戦です。
心のリフレッシュやストレス解消にも効果的なので
ぜひ楽しいことたくさん計画してください。
同窓会を企画する
長男の時の強烈な保育園ロスを救ってくれたのは
6月に同窓会があったからです。
とりあえず2ヶ月がんばれば
またみんなと会える、みんなと遊べる
という機会があることが
親子ともに心の支えになりました。
特にこの6月ってのがいいんです。
「同窓会にしてはちょっと早くない?」って思うかもですが
入学して2ヶ月。
子どもも、親もちょうど精神的にしんどくなってくる時期です。
このタイミングで
ひさしぶりに仲間と会えると
子どもは安心するし
親同士も「どうどう?」って悩み相談ができます。
で、どの家庭もほとんど同じ悩みを抱えているので
めちゃくちゃ安心しますよ。
この経験から
次男の卒園式謝恩会で
すぐに同窓会を提案しました。
今から楽しみです。
保育園ロスとの向き合い方
未来への可能性と前向きな展望
保育園卒業後のさみしさや
周りの環境が適応していくことに
戸惑いはありますが
そのさみしい気持ちは
無理に潰す必要はありません。
私は2年間保育園ロスで
3年目にようやく抜け出しました。
今のあなたのさみしい気持ちは
すごく大切な感情です。
それだけ保育に対して
真摯に向き合ってきたから感じるさみしさなんです。
時間をかけて受け止める大切さ
保育園ロスを克服する過程には時間がかかります。
私は2年間。
3年目に克服できました。
この期間は自分自身や
子どもの成長をゆっくりと支えていく時間と捉えています。
ゆっくり前に進んでいきましょう
していくことができるでしょう。
子育て四訓の実施
次男の卒園式で
園長先生が言っていた言葉が刺さりました。
- 乳児はしっかり肌を離すな
- 幼児は肌を離せ手を離すな
- 少年は手を離せ目を離すな
- 青年は目を離せ心を離すな
この四訓にあるように
親は時期と共に
子離れする必要があります。
子離れは子どもが自立するために
めちゃくちゃ必要なことです。
私はついに手を離す時期にきました。
手を離すが
目は離しません。
まとめ
保育園ロスは時間と共に癒え、
新たな成長や経験を通じて徐々に克服されていくものです。
親子で支え合い、
前向きな気持ちで新たな未来を築いていくことで、
このさみしさを乗り越えていけることでしょう。
保護者や子どもにとって、新たなステージでの成長と挑戦が待っています。
前向きに楽しみましょう
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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