呉勝浩著「爆弾」
は、
人間のドラマと心理戦が織り成す
シビれるストーリーです。
ってことで
私は2024年おもしろ小説にあたってます。
当たり年です。
前回紹介した「六人の嘘つきな大学生」を
読んでみて
おもしろかったのであれば
次はぜひ「爆弾」に挑戦してみてください。
本作は呉勝浩さんの深い筆力と緻密なプロットによって構築された作品であり、
爆弾魔と超優秀頭賢の刑事との緊迫感ある心理戦
読みごたえのあるストーリー展開は、
読者を引き込みます。
本記事では、
呉勝浩さんの「爆弾」の魅力について詳しく紹介していきます。
作品のあらすじや登場人物、
この小説の魅力を解説していきます。
「爆弾」のストーリーと登場人物の魅力
「爆弾」のストーリー
些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
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「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
「爆弾」は、しょうもない犯罪で捕まった一人の男が
取調室で無差別爆弾テロを予言する
という驚愕の事件を描いたミステリー作品です。
物語は、予言者としての男と、
彼に翻弄される警察の姿を中心に展開しています。
事件の背景には、社会や人間の闇が巧妙に絡み合っており、
その複雑なプロットが読者を引き込んでいきます。
登場人物がキャラ濃すぎ問題
登場人物たちの魅力も作品の魅力の一つです。
主人公である予言者の男スズキタゴサクは、
その予言の真偽や
目的が謎めいており、
読者は警察と一緒に
彼の心理に迫ることになります。
また、彼を追う警察官たちも
個々に魅力的なキャラクターが描かれており、
自身の信念や過去、
不満との闘いを抱えながら
事件解決に挑みます。
作者の巧みな心理描写によって、
登場人物たちの内面に共感し、
彼らの葛藤や成長に胸を打たれることでしょう。
私は類家（ルイケ）がめちゃくちゃ好きです
かならず映画化してほしい
この小説は映画化すべき。
ぜったいに映画化すべき。
ドラマよりも映画の方があっていると思います。
なぜなら
最終盤の大どんでん返しは
映画にあっているからです。
そうなると警察を少し絞るのと
スズキタゴサクを誰にするかですね。
この配役をミスると
おもんない映画になりそうです。
映画化必須
「爆弾」は読みやすい？
初心者は少しがんばろう！
読みやすさを★★★★★とすると
「爆弾」の読みやすさは
おそらく★★★☆☆になると思います。
（おもしろさは★★★★★）
普段小説を読まない私のような人間であれば
- ちょっと長い
- 最初、何度か読み返す
- 誰が話しているかわからない箇所がある
と思うからです。
しかし！！！！
半分まで読んだあなたは・・・
特にスズキタゴサクと類家が対峙してからは
ページを捲る手が止まらないことを誓います。
一般的には読みやすい初心者用の小説の部類に入る
オーディオブックで楽しむ
上記の初心者への不安を解決するなら
Audible(オーディブル)オーディオブックで楽しむ
という方法を紹介します。
私はまず「爆弾」を
オーディオブックで聴き読しました。
出勤時間や寝る前に聴いて
ハマりました。
特に「爆弾」の
ナレーターが男性と女性の2人いるため
見事に配役を聞き分けすることができるからです。
で、読み方やセリフもめちゃくちゃ上手い！！
で、ハマって小説でも読み返した。
という「六人の嘘つきな大学生」と全く同じ流れです。
先述の通り「映画化」してほしいと言っているのは
まさにオーディブルで
ラジオドラマ感覚でストーリーを楽しんだからです。
特に小説初心者にオススメしたいのが
一度 「爆弾」は、多くの読者から高い評価を受けています。 人気の秘密は、人間ドラマと心理戦が絶妙に組み合わさった作品構成にあります。 読者は登場人物たちの内面や葛藤に共感し、 彼らの心理戦に引き込まれることでしょう。 また、作者の描く現代社会の闇や倫理の問題にも考えさせられる部分があり、 読者の心に深い印象を与えることができるのです。 「爆弾」は、ぜひ読んでみる価値があります。 最後まで読んでいただきありがとうございました！ 👇ポチッと応援いただけるとブログ更新の励みなります！！
まとめ
