こんにちは
39歳ライフハックサラリーマン2児の父です。
今回は石田勝紀著【子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば】という本の中から
『子どもの自尊心を育てる二つの言葉』をシェアします。
本書は教育の分野で30年間活躍されている石田勝紀氏が
『子育てに必要なことば、使ってはいけない言葉』をまとめた本です。
・子どもが言うことを聞かない
・子どもにはどういった言葉をかけたらいいか・・・
と言ったお悩みや
育児、子育て奮闘中のママパパにむけて
『有効な言葉かけ』を解説していきます。
参考にしてくださいね
子どもの自尊心を育てる2つの言葉
では
さっそく結論からシェアします。
子どもの自尊心を育てる2つの言葉とは
- なるほど
- 知らなかった
です。
この言葉は『親が使うだけで子どもの自己肯定感を高める10の言葉』に含まれます。
- すごいね
- さすがだね
- いいね
- ありがとう
- うれしい
- 助かった
- なるほど
- 知らなかった
- だいじょうぶ
- らしくないね
いや、めちゃくちゃ平凡な言葉やん!
どこが魔法の言葉やねん!
って思いますよね笑
子どもの自己肯定感を高める魔法の言葉は
シンプルでよく耳にすることばなんです。
シンプルで短い言葉だからこそ
言葉が語らないプラスアルファの部分について
子どもは想像し、心に浸透していきます。
魔法の言葉はシンプルだけど使い方にコツがいる
魔法の言葉は
シンプルで
いつでも誰でも使えて
子どもの心に届きます。
しかし
大切なことは
シンプルな魔法の言葉を使う時のコツなんです。
むやみやたらに使っても意味はないし
使うタイミングを間違えると
逆効果になります。
ちゃんと
意味とタイミングを理解して使わないと効果は発揮されません。
今回は『子どもの心を満たす』という視点に絞って
解説していきます。
自己肯定感が大切
まず最初に
なぜ自己肯定感を高める必要があるのかを解説します。
自己肯定感とは
- 自分を価値のある人間である
- 素直に大切な存在であると感じる心
自分が好きで
自分に自信を持つ心です。
自己肯定感の高低は
学力をはじめとする
個人のポテンシャル、アイデンティティー、人生のクオリティーに大きく影響されます。
たとえば
自己肯定感がある(自分に自信がある)子は
失敗を恐れずチャレンジを重ねるので、必然的に成功体験が多くなります。
もし失敗しても「ひとつの経験」として学び、自分の血肉にしていくことができます。
逆に自己否定感のある(自分に自信のない)子は
失敗を恐れて挑戦しないので
新しい体験を前にしても行動することをためらうようになります。
成功体験が少なくなって「逃げ癖」がついてしまい
結果的に自分の可能性を封印してしまうようになります。
チャレンジ精神を持つことができる
自己肯定感の高いと
前向きに取り組む姿勢ができているで
トライ&エラーを繰り返してチャンスを広げていくんですよね。
チャレンジ精神に富んでいると
必然的に自分の才能を生かす機会に出会う確率が高くなるので
「人生は楽しい」と前向きな気持ちになります。
自己肯定感は子どもの幸せな将来につながっています。
自己肯定感を高めることが人生を豊かにしていく
子どもの自尊心を育てる2つの言葉
子どもの自尊心を育てる2つの言葉は
- なるほど
- 知らなかった
です。
子どもの会話にあいづちを打つ
子どもの話に「なるほど」と相づちをしていますか?
『あーそういえばしていないなあ』
って場合は
親子関係を上下関係にして
親が子どものことを
対等の話し相手だとみなしていないかも知れません。
「なるほど」「知らなかった」
という大人社会では当たり前に使っている言葉を
子どもとの会話で使ってみてください。
子どもだって認められたい
子どもは、自分の発言に反応してもらえると
自分がひとりの人間として対等に扱われている
一人前であることを意識し始めます
子どもが親に何かを説明する機会を積極的に作ってみましょう
たとえば
子どもが興味を持っている
マンガやアニメ、ゲーム、おもちゃのことに
「これって何かな?」
とか
「どうなっているの?」
と質問をガンガン投げかけましょう!
大人の知らない世界について
親がおもしろがって興味を示すことによって
子どもが説明する機会になり
自尊心を育てることに繋がります
心を強くする1つの言葉
子どもの心を強くする1つの言葉とは
『だいじょうぶ』
です。
子どもの始まったばかりの人生には
希望と同じぐらい
不安があります。
親の
だいじょうぶ
という言葉は
子どものチャレンジを後押しする言葉になります。
失敗は悪いことではないと教える
日本人は特に『失敗』に対してビビりすぎです。
僕も『失敗は悪いこと』と教わってきたので
石橋を叩きすぎて渡れなくなったり
転ばぬ先の杖につまづいて転ぶぐらい
何かを始めるときは
失敗をしない様に慎重に慎重に準備していました。
しかし
最近の気づきでは
行動し続ける限り、失敗はないと思っています。
行動して
失敗したとしても
行動した経験は必ず次の行動に生きるからです。
最後に結果を出せばそれでOK
自分の子どもにも同じ気持ちでどんどん挑戦して欲しいと思っています。
『だいじょうぶ』は
「失敗は怖いものではない、大したことではない」
ということを伝えるときにも効きます。
僕も長男に
『失敗してもだいじょうぶやで』
と、なんども使っています。
「だいじょうぶ体験」は
子どもたちに挑戦する精神と
楽観的視点を植え付けます。
軽い『だいじょうぶ』は子どもの気持ちを楽にする
だいじょうぶの使い方注意点
だいじょうぶも使い方によっては
逆効果になるので要注意です。
『だいじょうぶ』
には「きっと」「絶対に」はつけてはいけません。
『絶対』をつけると相手に必死さが伝わり
子どものプレッシャーになります。
『きっと』をつけると失敗の可能性を引きずることになります。
たとえば
発表会前、不安そうにしている子どもに
「あなたなら絶対にだいじょうぶ!絶対に大丈夫やからな!絶対に!!!」
と暗示をかけるように
断言するのは逆効果です。
だいじょうぶという言葉に
感情が乗っかると
「本当はやばいのかもしれない」
「もしできなかったら自分はダメなのかもしれない」
と子どもはかえって不安を感じてしまいます。
実は
「いいね」と同じぐらい軽く
「だいじょうぶだよ」と伝えたほうが
はげましの言葉はそのまま子どもにフランクに伝わります。
子どもに『ぜったいに大丈夫!!』はただのプレッシャーになる
だいじょうぶは自分にも言い聞かせる
いつもだいじょうぶと言っていると
不思議とだいじょうぶになるものです。
アメリカのミシガン大学の研究によれば
「世の中の心配事の96%は起こらない」という研究結果があり
世の中で起きるほとんどのことは
「実はそんなにむずかくない」「大したことではない」ことでしめられているんですよね。
実は僕たちが
勝手にむずかしく深刻にしてしまっているだけかも知れません。
世の中の事象のほとんどが
むずかしくも簡単でもなく
良くも悪くもなく
中立なんです。
複雑にしてしまっているのは自分自身なのです。
まずは自分がだいじょうぶといって聞かせて
自分をだましていきましょ笑
まとめ
いかがでしたでしょうか
- 子どもは自分の発言に反応してもらえると1人前という自覚をする
- 子どもが何かを説明する機会を積極的に作ってる
- だいじょうぶはさらっと軽く言う
- だいじょうぶには「きっと」「絶対に」はつけてはいけない
子どもだって自尊心は必要です。
小さくても僕たちと同じ1人の人間です。
アドラー心理学でも
『子どもにも同じ1人の人間として対等に接する』
とあります。
自尊心とチャレンジ精神が高まれば
自己肯定感が高まり
さまざまなことに挑戦するようになります。
挑戦を積み重ねることで
成功体験を積みあげることになります。
親が普段から子どもに使う言葉は
子どもの成長に123%影響します。
『子育てに必要なことば、使ってはいけない言葉』をまとめた本で
とても読みやすく学びになるので
ぜひお父さんに読んで欲しいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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