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【ノーベル賞受賞の天才の子育て論!】「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」本要約をしてみた!【再現性ありまくり】

子育て論、いろいろあるけれど、結局何がただしいかわからない

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

記事で紹介する子育て方法を実践すれば

だれでも「気負わずにたのしく子育て」をすることができます。

なぜなら本書「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」

IPS細胞学者でノーベル賞受賞者である山中伸弥教授と

小児科医で医学博士である成田医師という

最強タッグの子育て論本だからです。

実際にぼくは7歳長男と4歳次男の子育て真っ只中にいますが

本書はとてもわかりやすく、かんたんにまとめてあり

再現性がとても高く即実践できることばかりでした。

本記事では

ぼくが「良かった、たいせつだ」と感じた3つのポイントに絞って要約します。

最後まで読んでいただくことで

だれでも今日からはじめられる具体的な子育て方法について学ぶことができます。

最後までじっくり読んでください。

Kindle Paperwhite
どんな本?

天才ノーベル賞科学者である山中伸弥教授と小児科医で医学博士でもある成田奈緒子医師が
自分たちはどのように育ってきて、実際にわが子をどう育てたか?という「子育て論」を対談形式で書かれた本。

山中伸弥教授にとって「子育て」について語った本は現状本書のみ。

目次

「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」本要約をしてみた!

「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」3つのポイント

ではさっそく結論を先にお伝えします。

子育てにとってたいせつなことは……

  1. 「ほったらかし」が子どもを伸ばす
  2. 良い習慣が脳を育てる
  3. 常識、慣例を疑える子どもに育てる

この3つです。

他にもレジリエンス(つらい出来事があってもしなやかに対応して生き延びる力のこと)を身につけさせるという

めちゃくちゃたいせつな話もありましたが

今回ぼくが特に大切だと思うことを3つに絞って要約していきます。

「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」を読んだ目的

「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」を読んだ目的は

  • 子育ての知識をつけたい
  • 小学2年生の長男をおもいっきり叱ってしまった時に反省した
  • 山中教授みたいな天才の子育て感が知りたかった
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それでは本書の内容を3つのポイントにしぼって具体的に解説します。

「ほったらかし」が子どもを伸ばす

「ほったらかし」とは無視することではなく、口をはさまず信じて見守ること

「ほったらかし」が子どもを伸ばす

どうしても子育ては親が関与しがちですよね……

ぼくも子どもができていないと、どうしても手を貸してしまいがちです。

「勉強しなさい」とは言わないようにしているんですが

どうしても気になって「宿題はやめにやっておいたほうがいいんとちゃう?」と声をかけてしまいます。

本書では医師である2人が

親が子どもの手を放すことが大事

と口すっぱく書いています。

山中教授は幼少の頃からずっと親からほったらかしにされ

親に「なんでも自分でしなさい」と言われて

なんでも自分でするようになったとのことでした。

多くの親が「こうなってほしい」というレールを敷いて

レールから外れてしまうと心配で仕方ないから世話を焼く。

子育てだけが昭和時代のままと指摘されています。

実は親が子どもを心配することで

子どもは「1番そばにいて自分をわかっていてくれているはずの親から

こんなに心配されている自分はダメなやつだ」と無意識に感じ

自己肯定感がどんどんさがる。

「心配する」=「信用していない」ということを子どもは肌で感じるんですね。

心配するのではなく、信用して見守ることがたいせつ。

仮に子どもが自分で選んだことで失敗しても
自分で立ち上がってなんとかなった!
ということを続けて子どもの自信をつけることが重要です。

「ほったらかし」が創造性を生む

親が思った方向に育てようとすると子どものクリエティブな部分が育たない。.

たとえば親の学歴が高く自分と同じように子どもに勉強する機会やお金を与えて

知識としての学力を身につけて難関校に合格したとしても

クリエイティビティを身につける子どもは少ないです。

具体的に言うと知識を吸収する力もたいせつですが

「知識を使って何をするか?」「何を想像するか?」の方がもっとたいせつなんです。

親が環境を与えることもたいせつですが

子どもがある環境のなかで自分が何をするのか?と考えることが重要ですね。

ではどのようにして自分で考える力は身につくのでしょうか?

ほったらかされることで自立する

ほったらかすことで人は圧倒的に自立します。

親がすべての環境を整えなくても

子どもは自分で考えて「あれ?なんでやろ?」って行動をするようになります。

たとえば

我が家ではキャンプに行くときはオモチャを持っていきません。

長男と次男はおもちゃを用意しなくても

自分たちである環境、つまりキャンプ場の自然を使って冒険ごっこ遊びをしたり、採集をしたりします。

キャンプ場に限らず、親がいなくても、親が遊んであげなくても

その時の環境の中で自分たちで遊びを考えて動きます。

逆にいつも親が「環境」を用意していると

キャンプ場に行っても

子どもが「どうやってあそんだらいいのか?」の指示待ちになって親の元から離れません。

遊びだけではなく

勉強についても同じことだと思います。

良い習慣が脳を育てる

親が子どもにしてあげれることはどれだけ良い習慣をつけてあげられるか

成田医師は毎日21時就寝4時起床です。

この習慣は子どもの時に母親が早寝早起きを徹底していたからです。

ちなみに山中教授も早寝早起き。

天才が作られるのは「早寝早起き朝ごはん」とのことです。

子ども時代に親から身に付けさせてもらった習慣は

大人になって大きな差を生むわけです。

では本書で推奨されている「良い習慣」を抜粋して紹介します。

「ありがとう」「ごめんなさい」「おはよう」を徹底させる

「ありがとう」「ごめんなさい」がきっちり言える人はどんな仕事についても成功する

成田医師は「ありがとう」「ごめんなさい」がきっちり言えるようになれれば

人に寄り添えて人の心をきちんと読みとれる人になれる。

そういう人はどんな職業になってもぜったい成功する

と断言しています。

本当にたいせつなことだと思っていて

ぼくはこれにプラスして「おはようございます」を言うことを徹底させようと思います。

実際に体感していることですが

毎朝見守り隊として登校する小学生に「おはようございます!」と声をかけるんですが

「おはようございます」と返してくれる子は2割程度で

ほとんどの子が無視して登校するんですよね。

見ていると長男もあいさつしたりしなかったり

挨拶しても声が小さかったりしています。

長男に聞くと「はずかしいから」と言っていますが

コレ、本当によくないと思っていて

「挨拶は恥ずかしいことじゃない」ということを徹底して教えようと思っています。

交通ルールを教えるぐらい徹底して教えようと思っています。

早寝早起き朝ごはんで完璧

人生の最強のライフハックは「早起き」

本書では子育てについての「早寝早起き朝ごはんのたいせつさ」について

成田医師が脳科学的に解説されていて

幼児期から夜は20時就寝、5時6時起きを推奨されています。

なぜなら脳には育つ順番があるからです。

脳は体の機能、情動、自律神経をつかさどる「古い脳」ができてから

記憶や思考、情感をつかさどる「新しい脳」が発達しはじめる。

最後にコミュニケーションに欠かせない「前頭葉」が育つ。

この順番で脳は育ちます。

夜更かしするとベースになる「古い脳」が育ちません。

「古い脳」を育てないまま塾や習い事をして

「新しい脳」を育ててしまうとバランスを崩してしまう。

早寝早起きをして体を整えてから

ようやく新しいことを吸収できるということですね。

子育ても朝活推奨

本書以外でもさまざまな本を読んだり成功者の知見を聞いて

ぼくは「朝活が人生を制する」という結論に到達しています。

実際に朝活をはじめてたった2年で

  • 思考能力アップ
  • 生産性爆増
  • 脂肪が減って筋力アップ
  • 若返った
  • ブログで副収入が入るようになった

といった実績があります。

ホンマに全人類すべての人が早起きして朝活すべきです。

常識や慣例を疑える子どもに育てる

今後は過去の慣習や前例を疑った方がいい場面が増える

今の時代は常識や慣習に従うことだけでは

うまく渡っていくことができません。

たとえば

「うさぎ跳びするやつは根性がある」と言って
ケガリスクを背負って何の意味のないうさぎ跳びをさせても

子どもにとっては1ミリもプラスにもなりません。

スポーツだけの話だけではなく

さまざまな分野でまだ「うさぎ跳びがする奴が良い」と同じケースがたくさんあります。

新型コロ助の到来で、さらに「間違っていた」「通用しなくなっている」ということを思い知らされることが明確になりました。

もちろん良い慣例は残しつつですが

子どもには自分で考えて選択できる人になってほしいですね

子どもを縛らない

子どもが「自分はこうしたい」となんの気兼ねもなく言える関係性を作っておくこと

親の意向で子どもに勉強をさせたり、習い事をさせている場合は要注意。

子どもはそれぞれ能力も違うし、成長スピードも違います。

しかし親が子どもの成長スピードを考慮せずどんどんハードルを用意していくと

子どもにとってただただ厳しいことになる。

具体的には親が用意したハードルを越えられない時に「自分はダメな人間」と感じるようになって

自己否定感が生まれます。

小さい時から刷り込まれてしまうと

大人になってから自分で判断できず、身動きが取れなくなります。

たとえば親が「良い大学に行かせたい!」と思って

小さい頃から塾にずっと通わせてハードルを用意し続けた結果、

テストで悪い点を取った時に素直に親に言えなくなってしまう。

積み重なれば、お腹が痛いとか気持ち悪いなどの自律神経失調の症状があることも素直に伝えられなくなってしまいます。

一貫性なんてなくていい

山中教授はノーベル生理学・医学賞を受賞の利根川教授の言葉である

一貫性なんてなくていい。君自身が重要で面白いと思ったことをやればいいじゃないか

という言葉を聞いて整形外科医→薬理学→動脈硬化の研究→がんの研究→ES細胞の研究……

と渡り歩いてきた自分の研究に確信を持ち、やっていることについて腹がくくれたと言います。

ようするに利根川教授の話を聞いて

山中教授は「医学は一貫性がないとダメ」という古い常識に当てはめるのではなく

自分で捉え直すことができたわけです。

一面だけを見ず反対側からも見る

山中教授も成田医師も「普通、こうでしょ」と言われている常識は疑うべきと言っておられて

それを捉え直す力、いわゆる「リフレーミング力」がすごく大切と主張されています。

子育てにもすごく大切です。

たとえば「ケンカ早くてすぐに感情的になる子」って
実は「正義感が強く、エネルギーがあり、感受性が強い」という長所であるとも考えられます。

親はつい学校の成績だけで頭の良し悪しを判断しがちですが

勉強なんてのは子ども自身が「やんなきゃダメだ」って感じて自主的にやるとびっくりするぐらい伸びます。

実はノーベル賞の山中教授も自分で「やばい」と感じてから勉強をはじめたとのこと。

2人の頭いい人が言っているのでまちがいありません。

成田医師によると「ヤバい」と感じて動ける力は前頭葉の活性化が必要。

前頭葉の活性化には「早寝早起き」や会話、運動をする「普通の暮らし」が重要です。

子どもに夜遅くまで塾や習い事、運動部活をさせて

さらにSNSやスマホゲーム……

普通の暮らしがむずかしい現代だからこそ

まずは子どもの悪い部分だけを見るのではなく

他方面からも

また子どもがつまづいたときには「またきっといいときもあるよね」と

親の方がピンチは成長のきっかけという意識を持ちましょう。

まとめ

本書をひとことでまとめると

親は子どもを信じてほったらかすこと。そのかわり早寝早起きの習慣は身に付けさす

だと思いました。

ほったらかすことで

子どもは自分で考えて

自分で選んで行動する。

失敗したときには「成長のチャンス」と捉えて

また見守ることですね。

本書は子育て真っ只中の親御さんに超おすすめの本です。

子育てというか人生観を学べる本なので自分ために読むのをおすすめします。


208ページしかなく、対談形式の本なので早い人であれば2時間でサクッと読めますよ!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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