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S&P500にプロも勝てない時代が来た?積立NISA投資家が知るべき市場の変化【米国株の”今”をやさしく解説:初心者向けシリーズ第6回】

積立NISAでS&P500に 投資している人は多いですよね。

私もその一人で、 正直なところ投資の知識は ほとんどありません。

でも資産がどんどん増えていて 正直びっくりしています。

「S&P500に投資しておけば 大丈夫」という言葉を信じてフルベットしている状態です。

この記事は、投資インフルエンサー 五月さん(片山晃さん)が 書かれたnote 「S&P500神話の終わる時」 を読んで、私なりに 解釈してみたものになります。

実は2024年、投資の世界で 大きな転換点がありました。

パッシブ運用(インデックス運用)が

アクティブ運用を逆転したのです。

これが私たち個人投資家に どんな影響があるのか。

そして知っておくべきリスクは 何なのか。

この記事では、 同じS&P500投資家の立場から わかりやすく解説していきます。

このシリーズは全10回の連載で、 米国株の”今”をやさしく お伝えしていきます。

目次

パッシブ運用がアクティブ運用を逆転した2024年:投資の世界に起きた大変化

  • パッシブ運用が2024年に全運用資産の過半を占めた
  • プロのファンドマネージャーがS&P500に勝てなくなった理由
  • 機関投資家の資金力低下が市場に与える影響

パッシブ運用とアクティブ運用の基本を理解しよう

2024年は投資の歴史において 重要な年となりました。

パッシブ運用(インデックス運用)の資産が全運用資産の過半を占め、アクティブ運用を逆転したのです。

まず、この2つの運用方法の 違いをじっくり説明しましょう。

パッシブ運用(インデックス運用)とは

パッシブ運用というのは、 「市場全体をそのまま買う」 運用方法です。

例えば、S&P500という指標は アメリカの大きな会社500社を 集めたものなんですが、

S&P500に投資するということは、この500社全部に 少しずつ投資するのと 同じなんですね。

日本証券業協会の説明によれば、

パッシブ運用は機械的に 運用されるため、人の判断に左右されにくいのが 特徴です。

もっとわかりやすく例えると、

「クラス全員の平均点を取る」 というイメージです。

テストで90点の人もいれば 60点の人もいるけど、

全員の平均が75点なら、 パッシブ運用は75点を 目指すんです。

メリット:

  • 手数料が安い(年0.1〜0.3%程度)
  • わかりやすい
  • 市場平均は取れる
  • 手間がかからない

デメリット:

  • 市場が下がれば一緒に下がる
  • 平均以上は狙えない

アクティブ運用とは

一方、アクティブ運用は、 「市場平均を超える成績を狙う」 運用方法です。

プロのファンドマネージャー (投資のプロ)が、

「この会社は伸びる!」 「この会社は危ない!」 って判断して、銘柄を選んで投資します。

テストの例えで言うと、

「クラスの平均75点じゃなくて、 90点を狙いにいく!」 というイメージですね。

具体的には:

  • 企業の財務諸表を細かく分析
  • 業界の将来性を調査
  • 経営者にインタビュー
  • 割安な株を探す
  • 頻繁に銘柄を入れ替える

こういった作業を プロが毎日やってくれるんです。

メリット:

  • うまくいけば市場平均を大きく超える
  • 市場が下がる時も損失を抑えられる可能性がある
  • プロの知識と経験を活用できる

デメリット:

  • 手数料が高い(年1〜2%程度)
  • プロでも失敗することがある
  • 実は75%のアクティブファンドが市場平均に負けている

具体例で比較してみよう

わかりやすく お弁当屋さんで例えましょう。

パッシブ運用(幕の内弁当)

  • 色んなおかずが全部入ってる
  • 誰が作っても同じ味
  • 値段が安い(500円)
  • 安定した満足感

アクティブ運用(シェフのおまかせ弁当)

  • シェフが今日の良い食材を選ぶ
  • 当たりハズレがある
  • 値段が高い(1000円)
  • 当たれば最高、外れれば残念

どっちが良いかは、 あなたが何を求めるか 次第なんですね。

プロのファンドマネージャーが直面する厳しい現実

機関投資家 (年金基金やファンドマネージャー など職業的な大口投資家)の 最大の使命は

「託された資金を増やすこと」 です。

どんなに立派な投資哲学や 戦略を掲げても、

実際に儲けられなければ 意味がありません。

それがプロの世界なんですね。

しかも、プラスのリターン (儲け)が出ていれば 良いわけではないんです。

市場平均(ベンチマーク)を 上回らなければ、 高い手数料を正当化できません。

アクティブファンドは インデックスに比べて 高コストなので、

継続的にインデックス以上の 成績を出すことが 最低条件となっています。

ところが問題が起きました。

2024年のS&P500の年平均リターンは23.31%と、 非常に優れた成績を 叩き出したのです。

プロが越えるべきハードルが かつてなく高くなって しまったんですね。

さらに追い打ちをかけるのが アクティブファンドからの 資金流出です。

投資家がどんどん パッシブ運用に乗り換えるため、

アクティブ運用を行う ファンドの規模(資金力)は 年々縮小しています。

その結果、市場での 価格決定力が低下している というわけです。

たとえば、こんな風に 考えてみてください。

ファンドマネージャーが 丹念に企業取材をして 「この株は割安だ」と 発掘したとします。

でも、自分たちに十分な 買付余力(新規資金)が 無ければ、その株価は 上がりません。

株価というものは、 「業績が良い」とか

「他と比べて割安」という 情報だけで自動的に 上がるわけじゃないんです。

実際に買う人や資金が 現れて初めて 価格は動くんですね。

現状の株価レンジ (取引されている価格帯)の 重力を打ち破るには、 相当量の新規買い注文が 必要なのです。

インデックスに組み込まれた銘柄だけが買われ続ける構造:市場の二極化が進む理由

  • インデックス銘柄は理由なく買われ続ける
  • 市場で極端な二極化が生じている
  • 資金が集中する仕組みは資本主義の本能的な動き

インデックス銘柄が機械的に買われる仕組み

一方で、インデックスに 組み込まれている銘柄は どうでしょうか。

「インデックスに含まれている」 という理由だけで、

ETFや投資信託から 絶え間なく資金流入が あります。

多少業績が失望的でも、 よほどの大失態をしない限りは 基本的に買われ続ける構造に なっているんです。

市場の二極化が加速している背景

その結果、今の株式市場では 極端な二極化が生じています。

将来にわたって新しい買い手が 期待できない銘柄 (多くの投資家にスルーされている 銘柄)は徹底的に放置され、

一方で今まさに買われている 銘柄に資金が集中し続けるという 動きが加速しているのです。

一見すると危険な兆候にも 思えますよね。

でもこれは 「より高いリターンを生む主体に お金が集まる」という

資本の本能が生み出す 当然の結果とも言えます。

理屈で止めようがない 流れなんです。

別の見方をすれば、

「長期投資だから タイミングを測らなくて良い」 というこれまでの常識が牧歌的過ぎただけで

業界が新ルールに アップデートされつつある とも言えるでしょう。

ファンダメンタル投資家にとっての悪夢

もっとも、これは昔からの ファンダメンタル投資 (企業の本質価値を見る投資)を 信奉する人にとっては 悪夢です。

自らが見込んだ企業の将来性 ではなく、

短期的な需給 (お金の出入り)を 読まざるを得なくなり、

それを拒めば 「インデックスに勝てない 無能な運用者」とみなされ 退場を余儀なくされるからです。

プロの運用者たちが直面する選択:パッシブ化か短期売買か

  • ファンドマネージャーは生き残りのために変化を迫られている
  • 少数派であることの優位性が失われた
  • 誰もがインデックスの流れに逆らえない状況

生き残りをかけた運用スタイルの変化

パッシブとアクティブの 立場逆転は、

投資運用の ルールを書き換えて しまいました。

ファンドマネージャーたちは 生き残るために

運用手法のパッシブ化 (インデックス連動に近づける)か、

あるいはこれまで以上に 短期のタイミング取りに 秀でることを 迫られています。

アクティブ運用は好景気時にパフォーマンスが悪くなる傾向にあり、

銘柄間のリターン格差が大きいときにパフォーマンスが良くなる傾向があることも わかっています。

少数派であることの優位性が失われた時代

こうなるともはや、 「少数派であること=有利」 とは言い難くなります。

むしろできるだけ早い段階で 多数派につき、

群衆の熱気がピークに 達する瞬間まで その側にいることを、

誰もが半ば無意識に 強いられ、受け入れている のです。

つまり、市場を席巻する インデックスマネーの奔流に 真正面から立ち向かおうという 主体はもはや存在しません。

勝つこと、生き残ることを 使命とするなら、

明らかに逆らうのは 非合理だからです。

たとえるなら、 大きな川の流れに 逆らって泳ごうとするより、

流れに乗って泳いだ方が 楽だし速いですよね。

今の投資の世界は そんな状況になっている というわけです。

消えゆく価格発見機能:株価は何によって形成されているのか

  • 価格発見機能とは何か
  • インデックス投資の拡大で市場の性質が変化している
  • 誰も疑わなくなった時のリスク

価格発見機能とは何か

こうして、インデックス投資家 たちが感情なく機械的に 資金を注ぎ続けることで、 市場のありようは一変しました。

ここで「価格発見機能」 という言葉を 説明しましょう。

金融庁の資料によれば

アクティブ運用は 調査活動によって、

中長期的に成長性の高い 企業を発掘し、

選別するという 重要な価格発見機能を 担っています。

価格発見機能とは、 株式市場において適切な 株価が形成されることを指します。

MONEY PLUSの記事では、 アクティブ運用が企業の本質的価値に対して、

株価が割安になっているものを買い、

割高になったら売ることを 繰り返していると説明されています。

多様な参加者による 多くの注文が市場でぶつかり合うことで、

そのモノの需給を反映した 公正で透明性の高い価格が 形成されるんですね。

これが株式市場の 重要な役割の一つでした。

インデックス投資の拡大がもたらす懸念

ところが、市場の 将来予見性や価格発見機能 といった、

従来マーケットに備わっていたはずの性質が今も適切に保たれているのか、

疑問を呈する声もあります。

仮にそれらがとっくの昔に失われているのだとしたら、

私たちが日々見ているこの株価は一体何によって 形成されているのでしょうか?

現在と未来を結ぶ道の 途中に巨大な空洞が できているとしても、

それを直視しようとする者は どこにもいない。

そんな不気味さすら 漂う状況なんです。

インデックス投資が悪い というわけではありません。

でも、あまりにも 多くの資金が機械的に同じ方向に流れることで、

市場本来の機能が 変わりつつあるのは 事実なんですね。

S&P500投資家として知っておくべきこと:リスクを理解した上での投資判断

  • S&P500は万能ではないが凡人には最適解
  • 神話として盲信するのは危険
  • リスクを知った上で投資を続ける重要性

S&P500は万能ではないが最適解である理由

ここまで読んで、 「じゃあS&P500への投資は やめた方がいいの?」 と思った方も いるかもしれません。

私の考えを 正直にお伝えします。

S&P500は万能じゃないけど、 凡人には今も最適解だと 思っています。

実際、Business Insider Japanの記事によると、

S&P500種株価指数の 1957年からの年率リターンは 10.7%という 優れた実績があります。

私たちのような 投資知識が少ない 個人投資家にとって、

個別株を選んだり タイミングを計ったりするのは とても難しいですよね。

その点、中央ろうきんの説明にあるように、

インデックス投資は 手間もかからず、 信託報酬も低く、

100円や1,000円などの 少額から投資できるため、 初心者でも気軽に 始めやすいんです。

盲信せず、リスクを知っておく重要性

ただし、「神話」として 盲信するのは危ないと 思うんです。

今回お伝えしたような リスクを知っておくこと。

市場の構造が変わりつつ あることを理解しておくこと。

それが大切なんじゃない でしょうか。

たとえば、 全財産をS&P500に 入れるのではなく、

一部は現金で持っておくとか、 他の資産にも分散するとか。

そういった工夫も 必要かもしれません。

私自身、今後も S&P500への投資は 続けていくつもりです。

でも、この記事で お伝えしたようなリスクを 頭の片隅に置きながら、

冷静に市場を見ていきたいと 思っています。

まとめ:知識を持って投資を続けよう

2024年にパッシブ運用が アクティブ運用を逆転し、

投資の世界は大きな 転換点を迎えました。

プロのファンドマネージャー ですらS&P500に勝つのが 難しくなっています。

インデックスに組み込まれた 銘柄だけが買われ続け、 市場の二極化が進んでいます。

そして、市場本来の 価格発見機能が 変化しつつあるという 指摘もあります。

でも、だからといって S&P500への投資を やめる必要はないと 私は思います。

大切なのは、 リスクを理解した上で 投資を続けること。

「みんながやっているから」

「絶対に儲かるから」

という理由だけで 投資するのではなく、

どんなリスクがあるのかを 知っておくことなんですね。

次回第7回では、

「S&P500神話」とも言うべき 絶大な信頼が市場に 浸透しきった今、 バリュエーション面で どんな変化が起きているのか、 そして誰もそれを 疑わなくなった時に 何が起こりうるのかを 考察します。

一緒に学んでいきましょう。

あなたの資産を守るために、 正しい知識を持って 投資を続けていきましょうね。

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