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「小学生でもできる言語化」を要約。人前で話す前にやる「お試し再生」とは

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

「人前に立つと、頭が真っ白になる。」
「ちゃんと話したつもりなのに、なぜか伝わらない。」
そんな経験、ありませんか。

結論から言います。
『小学生でもできる言語化』(田丸雅智・著)を読んで、

人前で話すときにいちばん使えると思った考え方は、これです。

話す前に「聞く側」の立場で、自分の言葉を確認すること。

本の中では、この確認を「お試し再生」と呼んでいます。
前回のポッドキャストで、私は「毎日話しているのに言語化が苦手だから、この本で勉強します」と話しました。
今回は、実際に読んでみて分かった「言語化が得意な人が、人前で話すときに意識していること」を、私の言葉でまとめます。

この記事でわかること
  • 『小学生でもできる言語化』の要約と、本の基本情報
  • 人前で話すとき、うまく話そうとするほど伝わらなくなる理由
  • 「お試し再生」とは何か。3ステップのやり方
  • この本が向いている人と、向かない人
目次

『小学生でもできる言語化』を要約すると、言いたいことは1つ


まず、この記事の結論を短くまとめます。
人前で話す前に、聞く側の立場で自分の言葉を確認する。
これが、言語化が得意な人の共通点です。

パパスタ

うまく話すコツは、話し方のテクニックではない。
この本が示しているのは、話す前の「確認」です。

30秒でわかる要約
  • 人前で話すとき、流暢さや話術ばかり気にしがち
  • でも大切なのは「自分がうまく話せるか」より「相手に伝わるか」
  • 話す前に、自分の言葉を聞き手の立場で一度確認する
  • この確認のことを、本では「お試し再生」と呼んでいる
話す人の頭の中背景も理由も全部ある言葉だけ届く聞く人が受け取るもの頭の中は見えない
※イメージです。話す人の頭の中と、聞く人に届く言葉にはズレがあります。

小学生でもできる言語化はどんな本?著者と基本情報

要約に入る前に、本の基本情報を整理します。
『小学生でもできる言語化』は、ダイヤモンド社から2026年3月11日に発売された本です。
ページ数は160ページ。手に取りやすい分量です。

著者の田丸雅智さんはどんな人?

著者の田丸雅智さんは、ショートショート作家です。
1987年に愛媛県で生まれ、東京大学工学部を卒業し、同大学院の工学系研究科を修了しています。

各地で開いてきた書き方講座の内容は、

2020年度から小学4年生の国語教科書に採用されています。(ダイヤモンド社の公式ページより)

つまり、「子どもに言葉の使い方を教える現場」を長く見てきた人が書いた入門書です。

だから書名に「小学生でも」と付いています。

書名の「小学生でも」は、子どもだけが読む本という意味ではありません。

言語化の入門書として、やさしい言葉で書かれているという意味です。

目次から見る、本の3つの章

本は3章でできています。
目次の主な項目を、表にしました。

スクロールできます
章タイトル目次の主な項目
第1章「言葉にする」って、どういうこと?言語化とは何か。言葉を「ブロック」にたとえる。身の回りのものを言葉にしてみる
第2章こうやって、「言葉」にしていこう相手がいることを忘れない。目に見えないものを言語化する。とりあえず書く。人をまねる。単語帳をつくる
第3章そしたら、「実践」してみよう!言語化で自分の未来をつくる。繰り返しで上達する

今回の記事で取り上げる「お試し再生」は、第2章にある「相手がいることも忘れずに」とつながる考え方です。
言語化は、自分のためだけのものではありません。
聞いてくれる相手がいてはじめて、意味を持ちます。

紙の本・Kindle版・Audible版、どれで読める?

Amazonの商品ページで確認したところ、この本には3つの読み方があります。
紙の単行本、Kindle版(電子書籍)、そしてAudible版(耳で聴くオーディオブック)です。(2026年10月9日確認)

紙の単行本Kindle版(電子書籍)Audible版(耳で聴く)
Amazonの商品ページに掲載されている3つの形式(2026年10月9日確認)。

通勤や家事の時間に耳で聴くなら、Audible(公式サイト)が選択肢になります。
Audibleの仕組みは、Amazon Audibleって何?初心者向けの解説記事にまとめています。

Audibleの無料体験について
  • 無料体験の対象は、Audibleを初めて使う人です
  • 過去に体験した人は、このリンクから登録しても対象になりません
  • 体験中でも、解約手続きをしなければ有料会員に移行します


人前で話すとき、うまく話そうとするほど伝わらない理由

ここからが本題です。
人前で話すのが苦手な人は、「ちゃんと話さなきゃ」と考えるほど、緊張してしまいがちです。

よく聞くアドバイスに、「聞いている人をカボチャや野菜だと思えばいい」というものがあります。
これで緊張がほぐれる人もいます。
ただ、そう言われても「無理なものは無理」という人も多いと思います。

そこで視点を変えます。
緊張をなくそうとするのをやめて、話す前の準備の中身を変えるのです。

この本の考え方を当てはめると、話がわかりやすい人には共通点があります。
難しい言葉をたくさん使っているわけではありません。
よどみなく話し続けているわけでもありません。

パパスタ

意外ですよね。
わかりやすい人ほど、話し方より前の「確認」に時間を使っているんです。

話す前に、「これで相手に伝わるだろうか」と、自分の言葉を確認している。
違いは、話す前の確認にありました。

「お試し再生」とは?書いた言葉だけを聞く側で再生すること

本の中で紹介されているのが、「お試し再生」です。
言語化したものを完成させるときに、試しに頭の中で再生してみる方法です。

ポイントは1つ。
自分がもともと考えていたことや感じていたことは、いったん横に置きます。
そのうえで、書かれた言葉だけから浮かんでくる内容を、頭の中で再生します。

言葉の意味を、3点セットで整理します。

  • お試し再生とは:書いた言葉だけを、聞き手の立場でもう一度なぞってみること
  • 日常の言葉で言うと:「何も知らない人が、この文だけ読んだらどう感じるか」を試すこと
  • たとえるなら:引っ越しの手順書を、現場を知らない人に渡して、そのとおりに動いてもらうこと
① 話す言葉を書く② 自分の知識は横に置く言葉だけを再生する③ 抜けを足して直す
お試し再生の流れ。話す前に1分あれば試せます。

なぜ自分では、言葉の抜けに気づけないのか

理由は単純です。
自分は内容を全部知っているからです。

「これくらい言えば伝わるだろう」と思ってしまうのは、頭の中にある背景や理由で、言葉の足りない部分を自動で補っているからです。
自分の頭の中では、話は最初から最後までつながっています。

聞き手には、あなたの頭の中は見えない

聞いている人が受け取れるのは、口から出た言葉だけです。
背景も、理由も、話し手が頭の中で描いていた絵も、届きません。

ここがズレると、「言いたいことは何となく分かるけれど、なぜそう言えるのかが分からない」という状態になります。
これが、「ちゃんと話したのに伝わらない」の正体です。

ここが一番のポイント
  • 流暢に話せるかどうかは、二の次
  • 先に確認するのは「自分がうまく話せるか」ではなく「相手にきちんと伝わるか」
  • 話す前に一度、聞く側になってみるだけで、伝わり方は大きく変わる

お試し再生のやり方は3ステップ。人前で話す前に試してみよう

考え方は分かった。
では、どうやるのか。
人前で話す前にできる形に、3ステップへ落とし込みます。

STEP
話す言葉を、紙かメモに書き出す

頭の中だけで確認しない。
まず、話す内容を文字にします。

STEP
自分の知識を横に置き、書いた言葉だけを再生する

背景や理由は思い出さない。
初めて聞く人になったつもりで、言葉だけから浮かぶ内容を確かめます。

STEP
抜けていた言葉を足して、完成させる

「それって誰のこと?」「なぜそう言えるの?」と引っかかった所に、言葉を足します。

言い直しの具体例を見てみよう

たとえば会議で、「この企画は若者に刺さると思います」と話すとします。
自分の頭の中では、話が完結しています。
でも聞き手は、こう思うかもしれません。

最初の言い方この企画は若者に刺さる聞く側の疑問若者って何歳くらい?なぜ刺さるの?言い直し20代の会社員向けです通勤中に見られる動画です
聞く側の疑問を先に拾うと、足りない言葉が見えてきます。
スクロールできます
最初の言い方聞く側が思う疑問言い直しの一例
この企画は若者に刺さると思います若者って何歳くらい?なぜ刺さるの?20代の会社員に向けた企画です。通勤中に見られる動画だからです
この資料は、わかりやすく直しましたどこが、どうわかりやすくなったの?文字を減らして、図を2つ入れました
パパスタ

「若者」「わかりやすく」。
自分では分かっているつもりの言葉ほど、お試し再生で引っかかります。

こうした抜けは、頭の中で一度再生してみると気づきやすくなります。
声に出して話す前の、たった1分の確認です。
それだけで、人前で話したときの「伝わり方」は変わります。

『小学生でもできる言語化』が向かない人と、向いている人

ここまで良い面を書いてきました。
ただ、誰にでも合う本ではありません。
Amazonのレビュー(2026年10月9日確認)には、評価が分かれている点があります。

この本が向かない人
  • 話術やテクニックを、細かく学びたい人
  • 専門的な内容や、仕事ですぐ使える型を求めている人
  • 「当たり前のことが多い」と感じるかもしれない人

レビューには、「読みやすい」「わかりやすい」と評価する声があります。
一方で、「当たり前のことを言われているようだった」「汎用性に欠けると感じた」という声もあります。
入門書なので、すでに言語化を学んだ人には物足りない可能性があります。

この本が向いている人
  • 言語化が苦手で、何から手をつければいいか分からない人
  • 人前で話す前に、考えを整理する習慣をつけたい人
  • 短い時間で、言語化の基本だけ押さえたい人
パパスタ

合う、合わないは人それぞれです。
Amazonにはサンプルの試し読みもあるので、気になる人は先に確かめてみてください。

私自身は、言語化が苦手だと感じて勉強を始めた側です。
入門書の選び方については、入門書は小学生向けの本から選ぶ理由の記事にも書いています。
背伸びせず、分かるところまでレベルを下げて読むのが、私のやり方です。

人前で話す前に、今日からやること。1つだけ

最後に、やることを1つに絞ります。
次に人前で話すとき、話す直前に、書いた言葉だけを見ながら聞く側になる。これだけです。

毎日ポッドキャストで話している私にとっても、他人事ではありません。
話す側は、いつも自分の頭の中を知っています。
だから、聞く側になる時間を意識して作らないと、抜けに気づけません。

『小学生でもできる言語化』は、その確認の仕方を、やさしい言葉で教えてくれる本です。
耳で聴きたい人はAudible版、手元に置きたい人は紙の本かKindle版を、Amazonの商品ページで確認してみてください。

『小学生でもできる言語化』についてよくある質問

小学生でもできる言語化は、大人が読んでも役に立ちますか?

入門書なので、基本を整理したい大人には向いています。
Amazonのレビューでは「簡単で読みやすい」という声があり、同時に「当たり前の内容が多い」という声もあります。
すでに言語化を学んだ人には、物足りない可能性があります。

お試し再生とは何ですか?

書いた言葉だけを、聞き手の立場で頭の中で再生してみる方法です。
自分が考えていたことは横に置き、書かれた言葉から浮かぶ内容だけを確認します。
言葉の抜けや、前提の飛ばしすぎに気づきやすくなります。

小学生でもできる言語化には、Kindle版やAudible版がありますか?

Amazonの商品ページには、紙の単行本、Kindle版、Audible版が掲載されています。(2026年10月9日確認)
版ごとの提供状況や条件は変わることがあるので、購入前に商品ページで確認してください。

人前で話すのが苦手でも、言語化は上達しますか?

この本の目次には、「繰り返しで上達していく」という項目があります。
これは本の構成からの読み取りですが、言語化は一度で完成するものではなく、繰り返して身につけていくものだと考えられます。
まずは1回、話す前の確認を試してみてください。

まとめ。人前で話す前に、聞く側になってみよう


『小学生でもできる言語化』から、人前で話すときの考え方を要約しました。

人前で話すのが苦手な私たちは、うまく話そうとするほど、流暢さや話術ばかりが気になります。
でも大切なのは、自分がうまく話せるかではなく、相手にきちんと伝わるかでした。
話す前に、書いた言葉だけを聞く側の立場で、一度眺めてみる。

それだけで、人前での「伝わり方」は変わるはずです。
次に人前で話す機会がある人は、ぜひ1分だけ、お試し再生をしてみてください。

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。

参考にしたページ

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