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【もう読んだ?】京都サンガF.C.特集!!サッカーマガジン 2022年 4月号 3つのポイント

目次

「京都サンガF.C.特集」

雑誌まるまる1冊分京都サンガ F.C.特集でした。

メインコンテンツは

  • 昨年の振り返りインタビュー
  • 29年の歩み
  • 過去記事の再掲

の3つに大別できます。

今回は特におもしろった「昨年の振り返りインタビュー」にある

  • ユース出身者インタビュー
  • 松田天馬キャプテンインタビュー
  • 曺 貴裁監督インタビュー

を深ぼって行きたいと思います。

若原 & 川﨑 & 福岡 インタビュー

今回のトップメインコンテンツはアカデミー出身3人によるインタビューでした。(麻田も入れて欲しかった)

U-18の思い出はJユースカップでの優勝

3人はサンガU18の出身で1学年ずつ離れています。

ボランチというポジションが同じだった福岡と川﨑は当時からライバルで

練習でもバチバチにやりあっていました。

ちなみに福岡はユースの頃、両方の足でコーナーキックを蹴れるぐらいロングキック精度が高かったようです。
(プロに入って左足でのセットプレーはやめたとのこと)

若原が高校3年生(2017年)の時にJユースカップ優勝していて、3人ともに1番の思い出になっています。
(特に準々決勝のFC東京戦には福岡と同い年になる久保建英や平川怜(FC東京)が在籍し、最強と言われていた)

ちなみに高校1年生だった川﨑は福岡の控え選手として全てメンバー入り。

2021年は実はみんな苦しんだシーズンだった

外から見ていると2021年はユース組が躍動したシーズンに見えましたが

本人たちからするととても悩み苦しんだシーズンだったとのことです。

3人ともがコンスタントに試合に出る一方で

悩んだり、迷ったり、悔しい思いをくりかえしたシーズンだったと言っていました。

悩んだりする度に他のユース出身選手のがんばりや

チョウ監督に励まされたりで乗り越えた1年だったということです。

3人とって2021年シーズンは苦悩と結果の両方を獲得した大きな1年だったということですね。

曺 貴裁監督のもとで育つ3人

川﨑:チョウさんについていきたいと思えちゃいますよね。
遠藤航選手や齊藤未月選手を例にあげて「お前はこの2人と同じか、それ以上の力があるんだから、もっと自信をもて」と言ってくれたり

京都サンガF.C.特集!!サッカーマガジン 2022年 4月号 P10

3人に共通して言えることは完全にキジェチルドレンになっているということです。

育成に関してすばらしい実績や考え方を持っているキジェ監督に

このタイミングで指導してもらえることは

3人のサッカー人生にとってとても良かったと思えます。

逆に今後キジェ監督が他チームの監督になったときには、松田天馬のように3人ともキジェ監督に付いていくでしょう。

特に川﨑からは爆裂なキジェ愛を感じます。

我々はぜったいにキジェ監督を手放してはいけません。

それは若原、福岡、川﨑を失うことになります。

もうひとつおもしろかったのは京都に対する想いの違いです。
それぞれにドラマがあって良かったです。

12歳から京都サンガにいる福岡はゴリゴリの京都愛。
京都サンガに対して、J1で優勝争いをして、優勝できるようなチームにして恩返ししたいという気持ちが強い。

一方ヴァンフォーレ甲府のユースから来た川﨑は、育った街甲府、ヴァンフォーレへの愛が強かったと言っています。
実はユースをメインで考えていて、トップチームのことまで頭になかったとのこと。
ユースのスタッフに「お前が中心選手になるんだ」と言ってもらい、キジェ監督と出会ったことで
今はサンガというチームを有名にするという思いが強くなった。
(インタビューでも正直に答えていて、ぼくはすごく良い!と思いました。)

松田天馬インタビュー

カテゴリーを落としてJ2に来た理由

もちろんJ1でプレーしたい気持ちはあります。
だから1年で昇格させたらいいやという気持ちでした。

サッカーマガジン 2022年 04月号 P13

2021年の移籍でいちばん驚いたのは松田天馬が湘南から来たことです。

2020年にJ1湘南ベルマーレで33試合に出場するゴリゴリのJ1の主力

なぜあえてカテゴリーを落としてJ2で11年くすぶっている京都サンガF.C.に来たのか?

ぼくは意味不明でした。

もちろん京都としては、J1のレギュラークラスの選手が来てくれるのは超ウェルカムですが

個人のサッカー選手キャリアで考えると、やっぱり意味不明でした。

本書ではそのあたりもインタビューしてくれていて

J2移籍の理由は

  • 環境に慣れすぎるとダメだからチャレンジが必要だった
  • チョウさんが監督就任したから

でした。

ちなみに移籍に躊躇(ちゅうちょ)はなかったとのこと。

そしてキャプテンとして1年でJ1昇格を成し遂げました。

鬼の有言実行、松田天馬。

もう松田天馬は【京都の天馬】だ!

実はキャプテンをするのは小学校以来

本記事で驚いたのは松田がキャプテンをするのは小学生以来ということ。

いやいや2021年シーズンは松田がキャプテンをして

誰よりも走り回ることでチームを鼓舞していたから昇格できた

と言っても過言ではないし

京都サンガで1番キャプテンにふさわしいのは松田天馬ですよ。

曺 貴裁監督インタビュー

曺 貴裁監督が何を目指しているかわかる

曺 貴裁監督インタビューはぜひ実際の文章を読んで欲しいです。

ぼくはキジェさんが京都の監督に就任以降、キジェさんの書籍を3冊読んで

人柄、サッカーに対する考え方、教育論、めちゃくちゃ好きになっています。


ぼくは完全にキジェ信者。

なので曺 貴裁監督のインタビューについては

ぜひサカマガ本書を読んで欲しいです。

1つだけここで紹介すると

2022年シーズンもキジェチルドレンがたくさん加入しました。

どの選手もキジェ監督を慕っての移籍だと思いますが

キジェ監督はこう言います。

一緒にやっていたというよりは、サンガが目指す方向性の中で彼らが適任だったと言った方が正しい。

「チョウさんだから試合に出してもらえるだろう」と思ってサンガに来た選手は一人もいない。

この中に身を投じて成長したいと思っているはず

サッカーマガジン 2022年 04月号 P20

京都サンガ&曺 貴裁のサッカー用語解説

シャトル

爆発的にスピードをあげるという意味。

瞬間的な速さ、一瞬のスピードを指す

アクセル

サイドバックのこと。京都のサイドバックはだいぶ高い位置をとることが多い。

攻撃のアクセルはサイドバック。

コマンド

センバのこと。守備の要として指令を出すことが求められる。

アドベンチャープッシュ

コンパクトな陣形を保つために勇気を出してラインを押し上げる時に使う。

ジェネレーター

ポジティブなエネルギーで周囲の選手を刺激したり、巻き込んでいく発電機のような役割。

2022年シーズンは白井と川﨑が任命される。

BB

インサイドハーフのこと。両チームのペナルティーエリア間をひたすら往復する。

とにかく走りまくってどこにでも顔を出すサンガサッカーの顔というべきポジション。

クリエイター

センターフォワードのこと。文字通りゴールを演出するクリエイター。

スイッチ

左右のフォワード(ウイング)のこと。プレーのスイッチになる役割。

ホールディングセブン

ボランチ(アンカー)のこと。

GK&センバを除いた7人を操る人という意味。川﨑颯太のポジション。

ストーム

ベンチメンバーのこと。途中出場で“嵐”をおこす役割。

逆に相手の嵐を沈めることも求められる。

ネクスト

ベンチ外の選手のこと。曺 貴裁はベンチ外の選手や二種登録の選手にだって次の試合以降の働きに期待している

なぜチョウ監督が普通に「ボランチ」とか「サイドバック」という言葉を使わないのか?

ただ単にイキってるんじゃないんです。

監督が「ボランチ」とか「サイドバック」という言葉を使うと

選手は聞き慣れた言葉だから新しいことにチャレンジする気持ちにならない。

たとえば「あなた、今日はボランチに入って」「ボランチ」をしようとする。

そこで‘新しいモノ’を指示されると思考しますよね。

たとえばセンバのプレスが遅い時に

「センターバックしっかり集中しろ!」っていうより

「コマンドなのになんで声を出さなくなったんだ」と言われると

「なにをしないといけないのか?」を思考します。

ようするに「ポジションにとどまるのではなく、役割として呼ぶ」ということ。

これは新しい試みです。

キジェ監督の考え方……好きです。

この新しい呼び方を浸透させたいので

今後ブログではキジェ用語を使用していきます。

それ以外の見どころ

飯田&荒木による選手紹介

地味におもしろかったのが飯田と荒木による選手紹介。

普通に笑ってしまった笑

いちばん面白かったのはココ

松井大輔インタビュー

後半戦は過去の京都サンガF.C.を振り返るモノです。

古参サポーターにとって特に眉唾物なのは「松井大輔のインタビュー」じゃないでしょうか?

  • キャリアの最後は京都に戻って…と考えていた
  • 2013年ポーランドから帰ってきて磐田行きを決めてから京都から声がかかった
  • 2002年天皇杯優勝の裏話

などなど、ファンが知りたかった裏話が満載でした。

朴智星ストーリー

パクチソンが京都に入るまでのストーリーも書いてあります。

これがめちゃくちゃおもしろい。

パクチソンはアジア人で初めて欧州チャンピオンズリーグ決勝でプレーし
Jリーグ所属歴のある選手で唯一チャンピオンズリーグで優勝経験のある選手。

当時のクラブ強化部長木村氏目線と

パクチソン目線での加入までのストーリーと

チームを離れた後にパクチソンが京都をどう見ていたのか?

が語られています。

めちゃくちゃおもしろかったですよ。

高卒でKリーグの入団テストに落ち、名門サッカー大学へも入学できなかったパクチソンがなぜ京都にきたのか?

ぜひ本書を読んでください!

まとめ

では、まとめます。

サッカーマガジンの京都サンガF.C.特集は……

  • iPadがあればKindle電子書籍版を買った方がいい
  • 現役チームのインタビュー記事は必読
  • 松井&チソンのストーリーがおもしろい

って感じです。

Kindle版で買ったので定価がいくらかわかりませんが

1,500円ぐらいの価値は十分にあります。


読み応えもバッチリなので試合まで読んで気分を高めましょう!

今年の目標はめざせ15位!ぜったい残留!
(全然低くない目標だ!なめるなJ1!)

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