こんにちは
毎朝5時から朝活をして
『読むだけで少し人生の生産性を上げるブログ』を書いている
パパスタ@papasta7と言います。
今回は
Amazonビジネス書ランキングで1位にもなったことのある
今回は藤井孝一著『大人の週末起業』と言う本を要約します。
・このまま今の仕事だけやっていて大丈夫かなあ?
・残業休日出勤ばかりで自分の時間がない
・給料がどんどん減っていっている
とお悩みのかたにぴったりの本です。
要点だけまとめてシェアしますので
気になる方はぜひ本書を読んでください!
『大人の週末起業』とは?
すでに70歳定年への法整備はスタートし
人生100年時代に突入しました
いきなりですが
みなさんは
70歳からの30年間どういった生存計画を立てておられますでしょうか?
寿命が伸びたことにより
人生をもっと楽しめる!!
と思いきや
ぼくたちの時代は
年金は少なくなり
社会保障は削られ
税金はどんどんあがっていくことが目に見えていて
70歳をこえても仕事をして
収入を得ないと
生きていくことがむずかしくなります。
本書『大人の週末起業』で書かれていることは
大きく5つにわけるとこんな感じ
- 大人のあなたにやってくるリアル
- 80歳まで働く必要がある
- 65歳定年から再就職?起業?
- 会社から給料を貰えている今のうちに『自分で稼ぐ力』を身に着ける
- とにかくはじめる。行動する。
一番筆者が伝えたいことは
会社から給料を貰えている『今のうちに』自分で稼ぐ力を身につけて
いざ退職したときに自分の力で生きていける力をつけましょう
というものです。
たとえば
ぼくは損保会社で働いているんですが
10年以内に失業します。
テクノロジーの進化により
自動運転が普及し、いずれ自動車保険はなくなるからです。
日本は既得権益で守られてる状態ですが
アメリカや中国の動きを見ていると
確実に自動運転の波がきます。
(そっちのほうがユーザーのメリットが大きすぎる)
自動車がなくなると
自動車保険は必要なくなり
ぼくは失業してしまうので
今から準備をする。
という観点で
本書はドンズバの内容でした。
以下、本書の内容を深ぼっていきます
大人のあなたにやってくるリアル
大人のあなたにやってくるリアル
みなさん、うすうす感じているかも知れませんが
ぼくたちの世代は
このまま同じ会社での『終身雇用』で逃げ切れますでしょうか?
仮に運よく今の会社で定年まで働けたとしても
平均寿命が伸びている現在
65歳で退職しても
その後30年の人生があります。
「年金、退職金、子どもに頼ればいい」って考えているなら
大甘だと言わざるを得ません。
事実、年金はどんどん先送りにされているし
退職金は30年間生きていくだけしっかりもらえますか?
ぼくの場合は違います。
自動車保険がなくなっても
火災保険があるので
なんとか失業せずに65歳(たぶんぼくたちの世代は70歳定年)までいけたとしても
残り30年間を食べていけるだけの退職金は期待できません。
事実と向き合うと
- この先10年で失業するか大幅に会社の業務内容が変わる
- 定年まで働けたとしてもその後30年先の収入はどうする?
という問題点があります。
80歳まで働く必要がある
本書でも厳しく書かれていましたが
ぼくたちは現実をしっかり見る必要があります。
今の生活が忙しいからと
目を背けてはいけません。
政府与党の新型コロ助への対応をみて実感したと思いますが
国はなんとかしてくれません。助けてくれません。
年金が無くなり、社会保障がなくなり
これからどんどん税金が増えていく日本の現実をしっかりと見て
今から備えていきましょう。
たとえば
人生100年時代という言葉を発した【LIFE SHIFT】という本では
給料の10%貯蓄し
引退後は現在の50%の生活費で切り詰めて生活費で生活したとしても
ざっくり計算して80歳まで働く必要がある
と説明されています。
寿命が伸びているのに
年金は減り続けるので足りない分は貯蓄や長く働く必要がでてきます。
いずれみんなにやってくる現実です。
今の会社は80歳まで今と同じように雇ってくれますでしょうか?
定年後も会社(組織)から給料をもらう方法
サラリーマンとして給料として所得を
定年後も会社(組織)から給料をもらって生き延びる方法があります。
やり方は4つ
- 今の会社でねばる(退職を遅らす)
- 定年後再雇用制度を利用
- 転職する
- 出世する
くわしく解説していきます。
今の会社でねばる(退職を遅らす)
ひとつめは今の会社でねばるという方法。
この方法は日本の大企業、リーディングカンパニー
すなわち会社自体に体力がある場合に限ります。
定年で退職せずに
それまでの経験や知識やスキルを活かして会社に貢献し、なんとか会社に正社員として残してもらう。
ただし圧倒的なスキルと圧倒的な人望と圧倒的な結果が必要です。
今からしっかりと盤石の人間関係とスキルを高めていきましょう
定年後再雇用制度を利用
2つ目は定年後再雇用制度を利用するという方法です。
企業には65歳までの雇用義務がありますので
定年後再雇用制度を利用して再雇用してもらう。
しかし
労働条件は企業の自由になるので
収入が4割以上さがるぐらいの覚悟はしておく必要があります。
また1年毎の有期契約となるので
翌年、翌々年も同じように働けるという保証はありません。
転職する
同業者であればライバル社や取引会社に転職するのもありです。
仕事能力、スキル、知識があれば拾ってもらえるチャンスはあります。
出世する
勤め先が大企業なら役員に出世する方法があります。
そうなると現役よりも収入は増えます。
定年後も会社勤めを続けるメリット
定年後も今の会社で雇ってもらう方針のメリットとデメリットを簡単に解説します。
会社にしがみついても80歳までは無理
やはり定年後も今の会社にしがみついて
どんな雇われ方をしても80歳まで雇用してもらうことは難しいです。
誰もがどこかのタイミングで組織に頼らず自力で稼がざるを得なくなるということです。
自分で稼ぐ道を歩く必要が出てくるのが「これからの時代」です。
なので遅かれ早かれ挑戦する必要が全員にでてきます。
で、あれば動き出しは早いほうがいい。
というのが本書の主張です。
週末起業しましょう
定年、退職する前から
自分で稼ぐ力をつける準備をして動き出してしまう。
なぜ早めに始めるのが良いのか?
- 起業は準備に時間がかかり、お金になるまで2、3年かかる
- 仕事を辞めてから起業したら無収入の時間ができる
- 本業収入が安定している今から準備する
最大のメリットは本業の収入が確保できており、生活が安定している
=『安全なところ』から挑戦できること。
起業というのは収益が発生するまで時間がかかりますが
本業の収入があるので無給期間が長くてもじっくりと取り組むことができます。
またうまくいけば本業をやりながらの副収入になる可能性もある。
ぼくのブログはまさに【週末起業】です。
ブログ収益はまだ少ないですが
情報発信&ライティングスキルを磨くことで
次のビジネスに繋げる練習をしています。
ちなみにアルバイトやウーバーイーツなどの【労働】での副業はオススメしません。
スキルが身につかないし、労働環境を悪化させるだけです。
起業するうえでの悩み
週末起業するうえでの悩みは以下の3つに分別されると思います。
- 起業する内容がわからない
- うまくいくかわからない
- やりかたがわからない
ただこれって
すべて【行動しないための言い訳】と筆者は主張します。
はじめからうまくいくものなんてなくて
1年、2年は収入なんてなくて当たり前
とにかくはじめる。調べる。学ぶ。とにかく行動。
週末起業であれば本業収入があるので失敗することができます。
失敗は経験になり自分のスキルになります。
繰り返し試すことで自分のあったビジネスがわかってきます。
何をしたらいいかわからない
起業する内容がわからない
ってのがたぶん1番の悩みだと思うんです。
ぼくもブログをはじめたときはそうでした。
起業する内容を考えるヒントは
- 本業の経験知識を活かす
- 趣味やこだわりをビジネスにする
- 自分のできることを掛け合わせる
といったものです。
新しいことをはじめるより
今持っているもの、スキルを最大限生かします。
趣味でも技術や知識があればチャンスです。何かに繋がる可能性があります。
たとえば趣味で音楽を作っているのであれば
トラック提供をしたり、曲の作り方解説動画を出してみたり
奏法のオンライン講習なんてのもアリです。
趣味でガーデニングをしているのであれば
【マンションのベランダでできるガーデニング方法】みたいなノウハウをKindle出版しても良い
音楽とガーデニングが趣味なら掛け合わせて
【ガーデニングをするときに聞きたい曲】ってのでもOK
作成過程もすべて動画にとって
メイキング方法を発信してみたら需要があるかもしれません。
今はeluというプラットフォームができたので
だれでもかんたんにサクッとデジタル商品を販売することができるようになりました。
舞台は整えてもらったので、あとはやるかやらないか?
です。
【作品をお持ちの方はぜひ!】
デジタルデータ販売が2分でできる『elu』への招待URLはこちらです。このリンクから登録すると、新機能が1つ解除されます! https://t.co/rAsc5vpqcm #elu— パパスタ|ブログで月1万円 (@papasta7) August 13, 2021
起業内容なんて流動的でOK。いろいろなものを組み合わせて自分が出せる商品を考える
大きな成功は目指さない
「自分で稼ぐ」と聞いてむずかしそう!
と感じるかも知れませんが
実はそれほど稼ぐ必要はないのです。
老後夫婦に必要なお金の目安は1人8万円/月と言われています。
月16万円稼ぐことができれば十分。
ぼく自身、嫁大臣とのんびり暮らせれば
それで良いので目指すは月16万円。
万が一、万が一ですよ?
週末起業がうまくいって
大成功したとしても事業を大きくする必要はありません。
ここすごく大切!
事業が大きくなりすぎると、責任も大きくなり
人を雇ったり、固定費がかかったりリスクが高くなります。
あくまで個人ができる範囲で借り入れもせず1人でできるビジネスを考えましょう。
事業を大きくしすぎるとリスクが高くなり精神的にしんどい
週末起業のやりかた
週末起業のやりかたはかんたんです。
- 決心する➡️自分の年表を作る
- 専門分野を作る➡️自分の棚卸
- 専門家を名乗る➡️肩書きを作る
- 情報発信をする➡️Twitter、ブログをはじめる
- 人を集める
- 相談に乗る⇒成約する
書籍にはポイント6まで具体的に書いてありますが
今回は最初のスタート部分だけをまとめました。
自分の年表を作る
生まれてから現在に至るまでの出来事を時系列で整理してみましょう。
ヒントは過去にあります。
自分の「関心・興味」がなんだったのか振り返ってみましょう。
過去が書けたら理想の未来を書きます。
ゴールは何か?
そのために何をすれば良いのか?
どのように時間を使えばいいのか?を整理します。
「収入が足りないかも知れない」
「時間がない」
「いまさら・・・」
自分年表を書き出すことでネガティブになる場合があります。
だからこそ今の生活を変えよう!というマインドを持ってください。
いまからいくらでも行動することができるようになります。
自分の棚卸(たなおろし)
自分が何のスペシャリストなのか?
自分の経歴を全て書き出し自分を客観視します。
「文書を書くのが得意」
「クレーム対応が得意」
「宴会で盛りあげるのが上手い」
「ギターが弾ける」
「ものづくりが得意」
「手先が器用」等々・・・
何でもいいのですべて書きだしてください。
書き出したワードを組み合わせて
なにか新しい価値を生み出せないか?
思考錯誤してみましょう。
肩書きを作る
自分のビジネスモデルにざっくりとでいいのでイメージを持つ。
たとえば
ぼくの場合だと
ブログとTwitterで発信をしてスキルと実績を積んで
Kindleで電子書籍を出版をしたい
作曲した曲や絵や写真をeluで販売する
というざっくりとしたイメージを持っています。
『まだ実力が無いから…』
➡️やろうとしてることは趣味や道楽ではなくあくまで仕事。動かないと実力もつかない。
『また自信がついてからやろう!』
➡️待ってるだけでは自信は湧いてきません。自信は経験と実績から作られるものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人生の後半戦65歳から80歳までを楽しく充実したものにするためには
会社などの組織に頼らず「自力で稼ぐ力」が必要になります。
定年退職してから考えるのでなく、会社から給料を貰っている今からはじめましょう。
という提案が「週末起業」でした。
ぼく自身、10年後に失業と決めて
次のビジネスに向けて猛勉強をはじめたところです。
本書では週末起業のやりかたについて
もっとくわしく解説されています。
本記事を読んで行動してみようと思った方はぜひ一読してみてください。
今ならAmazonプライムやKindle Unlimitedで無料で読めますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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それでも行動しない人
行動しない人の二大言い訳をご紹介します。
- 時間がない
- 不安で踏み切れない
時間がない
実は、時間がないって言っている人のほとんどの人に時間はあります。
たとえば
MicrosoftのCEOサティア・ナデラは
かならず毎朝30分ランニング&15分オンライン講座を受けて
新しい知識をインプットしています。
ぼくたちの123倍忙しいMicrosoftのCEOが毎朝15分新しいことを勉強しています。
ぼくたちができないってことはないんですよね。
たとえば
平日早く起きる、休日を利用する、 出退社時間や昼休みを利用等々
時間はいくらでも捻出できます。
あと、出世の限界が見えたのであれば
会社の飲み会、残業なんてのはフルで断った方がいいです。
会社よりも自分自身と家族のために時間を使うことを最優先にしましょう。
不安で踏み切れない
これからは「教育→就業→老後」というステージが崩壊し
誰もが「教育⇆就業⇆起業」を歩む必要があります。
誰もが自分で「稼ぐ能力」を身につけ
どこかで踏み出す必要がある。
だからこそ会社で給与をもらっている今のうちに準備だけでもはじめるべき。
どこかではやんなきゃいけないという事実があるけれど
めんどくさいから『今は行動しない』という選択肢を選ぶのであれば
それはそれでOKだと思います。
ただ
歳を重ねていくうちにどんどん行動しにくくなるし
65歳定年退職を迎えてから
準備もなしに【新しいこと】ができるものでしょうか?
今からやりはじめるのと
65歳からはじめるのとどっちがいいだろう
と考えると
今が人生で一番若い時なんだから
今はじめた方が労力は少なくてすみそうですよね