こんにちわ
毎朝5時から朝活をして
『読むだけで少し人生の生産性を上げるブログ』を書いている
パパスタ@papasta7と言います。
先日40歳になっていよいよ健康意識を持つようになり、健康促進本を読んでいます。
みなさん『お酒って薬物』って知っていましたか?
今回はこちらの本から『お酒は身体にとってなにひとつ良くない』ってことをシェアします。
これ、ネガティヴな内容じゃなくて、めちゃくちゃおもしろかったです。(怖い内容だったけど)
特にぼくと同じ、30代、40代というこれから老いがはじまってくる世代の悩みごとである・・・
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・身体がだるい
・最近老けてきた
・健康に生きたい
と言ったお悩みを持っている方、多いと思います。
本記事を実践して同じ思いをしてほしいです笑
とくに30代、40代男性!一読必須です!
「そろそろお酒をやめようかな」と思ったときに読む本
では、早速本書の要約を一文で表します。
正直、次の一文を読めば本記事をすべて理解できます。
アルコールは嗜好品ではなく、『薬物』である
ようするに
アルコールを摂取することは、心身に対して良いことなど一つもありません。
ということです。
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いや、ちょっとのお酒は体に良いんやぞ!
って思っている方は情弱です。それって実は権力者に踊らされている情弱です。
本書では
【お酒を飲むことに1ミリもメリットはない、むしろ飲めば行き着く先は崖である】
と啓蒙しています。
それではくわしく解説していきます。
筆者の垣渕洋一さんは、アルコール病棟の精神科医です。
ようするにアルコールの怖さを嫌というほど知っているかたです。
お酒は薬物
まず一番最初に認識しておく必要があるんですが
お酒は嗜好品や飲み物ではありません。
【お酒は薬物】ということです。
薬物なのに取り締まりもせず、CMもガンガンやっているのかというと
大手酒造メーカーが、テレビや政府の大型スポンサーなのでゆるされているだけなのです。
しかし、医学的知見では、アルコールの依存性や危険度でいうと薬物と同じです。
ギリギリ合法の薬物、それがアルコールです。
WHOが健康被害の重大の要因にアルコールをあげています
酒は百薬の長?
お酒は悪って聞くと
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ちょっとのお酒は身体にいいって聞いたことがある!
って言いますが
これ、めっちゃ嘘です。バッキバキにウソです。
お酒は心身ともに体にとっていいことはありません。
まず『酒は百薬の長』って言葉があるので
少しのお酒は身体に良いって思いがちですが(ぼくも本書を読むまで信じていました)
この『酒は百薬の長』って言ったのは誰か?
西暦8から20年ごろ、中国を支配していた『王莽』という皇帝が
国民から酒税をとるためお酒の消費をうながして『お酒は身体に良い』と言い出しただけの話です。
かんたんに言うと
権力者のおっさんが情弱市民から金を搾り取るために広めたウソです。
それが2000年経った日本でもなんとなく信じられていてるだけです。
企業の策略でいつのまにか日常に定着したバレンタインデーとまったく同じ流れですよね。
ぼくたちは2000年前に中国のおっさんが言った言葉を今でも信じてるってわけです。
いつの時代も権力者や企業が儲けるためについたウソを庶民は信じちゃう
お酒の依存性の高さ
お酒が薬物である理由のひとつに『依存性の高さ』があります。
お酒の依存性って実はタバコのニコチンよりも高いことが研究結果でわかっています。
科学的知見で言うと、お酒の依存性はモルヒネレベルなんです。
だから
- お酒を飲んだら楽しくなれるー
- お酒の席はおもしろい
- お酒を飲んで会話したら盛り上がる
ってのはかん違いで、すべて脳みそが支配されているってことです。
本能では『美味しいから』というよりも『気持ちよくなれるから』という理由でお酒を飲んでいます。
なぜアルコール中毒になるのか
まずはお酒が心身にとって悪影響という『心』の部分。
アルコールを飲むのとその瞬間は幸せになれます。
なぜなら『ドーパミン』という脳内物質がブワーーっと出るからです。
ドーパミンという快楽ホルモンは普段どういう時に出るかと言うと
【努力したことが成果につながった時】です。
人はなにかを一生懸命にやって達成したとき、成功体験をしたとき
脳内でドーパミンがでて気持ちよくなります。
部活をやっていた人ならわかりやすいですが
毎日遅くまで部活をがんばっていて、自分の活躍で試合に勝てた瞬間のアレです。
あれと全く同じ状態をお酒を飲めばかんたんになれます。ドーパミンが出て気持ちよくなれます。
努力をしなくても、かんたんにドーパミンを出すことができるので
みんな中毒になっていくわけです。
何も成し遂げたわけではない、マヤカシの幸福感なんですが・・・
ちなみにこれは糖質を取った時も同じです。同じように脳が幸福感をおぼえるので糖質も中毒になりやすいんです。
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そして一気に上がったドーパミンは下がると喪失感になるので、脳が『またあの快楽を味わいたい』と本能レベルで酒を欲するようになります。
ようするに
お酒を習慣的に飲んでいる人は自分の意思ではなく、本能がそうさせていると言ってもいいでしょう。
お酒中毒の行き着く先
本書ではアルコール依存危険度をレベル3にわけています。
- 機会飲酒
⇨普段は飲まない。月1回、2回。だれかと一緒の時に飲む程度。 - 習慣飲酒
⇨週に3、4回飲む。良いおかずの時なんか飲む - 依存症
⇨病気
これを見た時に
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オレは②かもしれんけど、③ではないな
って思うかも知れませんが、実は、②と③の境界線は非常に曖昧で習慣飲酒の人はすべてアルコール依存症予備軍です。
レベル2から3は一瞬だからです。
なぜなら上記で解説したとおり、お酒は薬物なので飲めば飲むほど脳がアルコールを欲しがるようになり飲酒量は増えるからです。
習慣的にお酒を飲むってことは間違いなくアルコール依存症へ一歩ずつ歩いているということです。
アルコール依存症と聞くと、フラフラで病院通いしている人ってイメージがありますが
実はそんなことなくて、普通に日常生活を送っている人たちのなかにもたくさんアルコール依存症の人がいます。
ではどう言う人がアルコール依存症になりかけているかと言うと
- 休みの日に『昼からお酒飲もーかなー』って思っちゃう人
- お酒がないと楽しくないと思っている人
- 旅行やキャンプなどのイベントに行く時に、まずお酒を飲むことを想像する人
ようするに脳の第一優先が『お酒になり始めている』ってことです。
休日やから昼間から飲もうかな〜って思った人は要注意。アルコール依存症の可能性が高いです
お酒のデメリット
お酒をのむことに心身にとって良いことは一つもないと解説しましたが
身体の部分の悪をサクッと解説します。
お酒を飲むことで起きる身体の変化
- 睡眠の質ぶっ壊し
- 脳みそ破壊
- 体重増加
- 老化促進
- 病気
です。
理由はアセトアルデヒドです。
アセトアルデヒドという毒
結論、お酒は単純に毒です。
アルコールを分解するときにアセトアルデヒドという毒が出ます。
- お酒を飲んだ翌日の倦怠感
- 疲労感
- 頭痛
- 吐き気
すべてアセトアルデヒドの影響です。
アセトアルデヒドは肝臓によって分解されるんですが、肝臓の解毒能力にも限界があります。
すると肝臓は疲弊し、ボロボロになり解毒作用が弱くなり血液に乗って身体中に毒がまわり
いずれDNAを傷つけ癌や認知症などの重病につながります。
肝臓が壊れたら、あとはジェットコースターのように死に向かって一直線です。
またアセトアルデヒドは老化促進させます。
アセトアルデヒドは身体中に炎症を起こします。
炎症が起きると体は浄化作用をします。その際に出る老廃物が老化に繋がります。
またアセトアルデヒドは身体中のビタミンを奪い、利尿作用により水分も奪うので肌はガサガサになり
お酒を飲めばのむほど見た目が老いていく・・・ってわけです。怖すぎ笑
あとはアルコールは脳みそを破壊します。破壊するというか脳が縮みます。
脳の前頭葉(意思決定する場所)が縮むのでしっかりとした意思決定ができなくなります。(まさに薬物)
お酒は毒。飲んで良いことなどひとつもない
一度壊すと元に戻れない
アルコール依存の精神科医である筆者が
めちゃくちゃ力を入れて啓蒙しているのは
引き返すなら今。落ちたらもう終わり
ってことです。
アルコールは薬物なので飲み続けることで必ず加速し、確実に行き着く先は重病や依存症になります。
若いころは大丈夫でも、アルコールの害は蓄積系なのでどこかで落ちます。
時間をかけてゆっくり蝕んで行くので、40歳から60歳でアルコール依存症を発症する人が多いってわけですね。
一度、肝臓を壊すと元に戻すことはできません。
自分の好きなものを食べて好きなことができる生活は終了です。
一度、アルコール依存症になると元の生活にもどることはできません。
家族よりも仕事よりもお酒がいちばん大切な人生になります。
やめるなら今です。
体を壊す前ならいくらでもやり直せます。
ゆくゆくはタバコと同じ扱いになる
今のタバコとおなじで今後お酒を飲む人は少数派になる
危険なドラッグであるお酒はゆくゆくはタバコと同じ扱いになると本書では説明されています。
理由はWHOが『次は酒だ!』と世界に向けて啓蒙しているからです。
WHOがタバコを危険視して世界中に啓蒙を行い、一気に世間では『タバコは悪』とされるようになりました。
昔は日本でも映画やドラマ、テレビでもガンガン喫煙シーンが映っていたし、タバコのCMも多かったですよね。
電車や会議室でもガンガンタバコが吸えました。
現在ではほとんどタバコのCMがなくなり、映画やドラマでもほとんどタバコが映らなくなり
ついには居酒屋、喫茶店までもタバコが吸えなくなりました。
同じように次は『酒だ!』とWHOが危険視しているのでこの流れは加速します。
また景気低迷による低所得、酒税の高騰による若者のお酒離れが加速していることもあり
新しい時代では
え?いまだにお酒飲んでんの?w
って感じで飲酒する方が少数派になるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お酒を飲むということは確実に崖に向かって行進しているということです。
一度、肝臓を壊すと元に戻すことはできません。
一度、アルコール依存症になると元の生活にもどることはできません。
壊す前なら良くなるチャンスはあります。
崖から落ちる前なら引き返すことができます。
本書をよんでぼくが考えたアクションプランがこちら
- 1人では飲まない
- だれかと飲む時も大酒は飲まない
- お酒がなくても楽しむ
- キャンプに行くときはビール3本しか持っていかない
です。
さすがにいきなり断酒はしませんが『お酒がなくても楽しめる』ということに気が付いたので
今後はお酒に対して悪いイメージを持ちつつ、最終的には飲まなくてもたのしめるマインドを持ちます。
当面の目標は『キャンプをノンアルコールで盛り上げて終わる』です。
強烈に刺さったのは
手軽に入る快楽を手に入れると、人は努力しなくなる
ということ。この言葉強烈。最高。だいすき。
お酒を飲むとかんたんにドーパミンを出してその瞬間は気持ちよくなれますが
楽をした分、しっぺ返しが必ずくるということ。
もっとくわしく学びたい方は本書の一読をおすすめします。
特にぼくと同じような30代、40代男性はぜったいに読んだ方がいい。
お酒なんてなくてもたのしめる人生にしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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