僕は一生賃貸でいきます!!
半年前までは
『ぜったいにいつかマイホームを買う!!それが男の夢や!!』
と思って生きてきました39歳2児の父、平凡サラリーマンです。
この半年間コロナ禍自粛でたくさん勉強する時間ができたので
- 自己研鑽
- 資産運用
- 投資
- お金
- 健康
についてたくさん本を読んで学んでいます。
本を読む中で
人生で最大の買い物である『マイホーム 』本当に必要なのか?
という疑問にぶちあたりました。
本記事では
![読者](https://www.papastablog.com/wp-content/uploads/2020/11/pose_syourai_man-1-150x150.jpg)
マイホームって本当に必要なのかな?
と言った悩みに対して
夢とか希望を抜きに『費用』という現実だけに焦点を当ててして
出した答えをシェアします。
本記事で参考にした書籍はこちら
すでにマイホームを持っている人を否定するものではありません。
あくまで僕たち夫婦の考えであり、
僕たちの生活実態や会社から出る賃貸補助金を考えると
『まあオレらはマイホーム無くていいな。うらやましいけど』
って感じです。
ぶっちゃけマイホームを買った親や友達や後輩に対して
めっちゃリスペクトしていますし
めちゃくちゃうらやましいから
今度友達の新築リビングでBBQしたろかな!って思っています。
結論
結論は『マイホームは買わない』って思っています。
半年前と真逆の発想になっています笑
どう考えても僕の生活の場合、
マイホームを買ってローンの利息や税金を払うよりも
家賃のほうが安くつくと思ったからです。
10万円のiPhoneでさえ1年間の保証があるのに
なぜ3,000万円の買い物に保証期間が無いんですか?
30年ローンの間に壊れたところは実費で修理する必要があるんですよね?
150の法則を使って持ち家か賃貸かを決める
不動産マーケティングの罠
不動産屋や住宅展示場にいくと100%、120%言われること
- 賃貸はお金をドブに捨てるもの
- 持ち家は資産になる
- 住宅価格はあがる
だいたい言われることです。
なんなら前まで親にも言われていました。
賃貸料はドブに捨てるお金だけれど
住宅ローンは資産になる
同じお金を払うのであれば他人ではなく自分に支払うべき。
なんか『家を持つことが成人への通過儀礼』のような風習がありますよね。
疑問が出てきました。
果たして家を買うと支払うお金は全て自分への投資になっているのでしょうか?
『男なら一国一城の主人にならんとアカン』って言われたこともありますが
戦国時代かぇ!って思ってしまうんですよね。
家を所有するとかかる費用
家を所有するとかかる費用をざっくりネットで調べてみました。
(ネット情報なので全て正しいかはわかりません)
不動産購入に関わるお金
- 頭金
- 印紙税
- 消費税
- 仲介手数料
- 不動産取得税
- 固定資産税・都市計画税
- 登記費用
ローンにかかる費用
- 印紙税
事務手数料 - ローン保証料
- 生命保険料
- 火災保険料
その他
- 水道負担金
- 引越し費用
- 新しい家具の購入費用
維持費
- 固定資産税・都市計画税
- 修繕費用
- ローン利息
めちゃくちゃ税金取られる
ちょっと待って!めちゃくちゃ税金搾取されるやん!!めっちゃダルい!
ってのが正直な感想です。
赤太字が税金です。赤細字が業者に支払うお金です。
家にかかる費用ではありません。すなわち自分への投資ではない費用です。
家を購入し維持するだけで国に支払う税金です。
家を持つだけでどんなけ国に支払わないとアカンの!?って思いません?笑
『賃貸はお金をドブに捨てるもの』って不動産業者は口を揃えて言いますが
家を買っても
国にお金を搾取されたり、
ローンの利息を支払ったり、
修繕費用も必要だったり・・・(マンションの場合は共益費等)
自分の投資にならない費用がめちゃくちゃかかりますやん!と思いました。
今度、住宅展示場に行ったら言ってやりますね。
家は資産になる?
不動産屋の言う
『賃貸は家賃を払って終わりだけれど、持ち家はローン終わりで資産となる』
ってのは上記の税金や手数料は自分の資産にならないので
すでにウソだと思っていますが
がんばってローンを支払い終わった時に持ち家は『資産』になっているのでしょうか?
ネットで調べると
どうやら家を売る時にも費用はかかりそうです。
- 仲介手数料
- 印紙税
- 譲渡所得税
- 住民税
- 抵当権抹消費用
- ハウスクリーニング費用or解体費用
- 測量費用
なめてんのか!と。
売る時にも税金かかりまくり、手数料かかりまくりかい!と思いました。
本当に購入した家の価値が上昇していて
売却時に購入価格やそれまでの維持費を上回る金額になれば良いんですが
そうでなければ売ったり手放したりする時にかかる
税金や手数料もコミコミの価格で
『賃貸と購入はどちらの方がお金をドブに捨てているか』を考える必要がありそうです。
150の法則を使う
不動産業者は
毎月のローン返済額と家賃がトントンなのであれば持ち家の方がいい。
いずれ自分の所有物になる。
家賃を大家に払うよりも自分自身に投資した方がいい。
と言うと思います。
しかし先述の通り
家を所有するというのはローン費用だけではないです。
購入時の費用、維持費、毎年の税金、修繕費、売る時の費用がかかるということを一切無視しています。
家を買うことが割りを合うかどうかを判断するためには
ローン利息に持ち家購入、維持、売却にかかる追加費用を加算した上で比較しないと意味ないということです。
細かい説明は本記事で省きますが
本で説明されていたのは上記の費用を加味して
毎月のローン返済額に150%をかけるというものです。
150%を掛けて家賃を上回れば賃貸の方が割がよく
下回れば家を買う方がいいということです。
僕なりに解釈したのが
たとえば家を買う時に見積もりをしてもらって毎月のローン返済額を試算してもらいます。
で、150%を掛けた金額を家賃と仮定して
毎月その金額を支払って
『本当にこの家が必要か』と言うことを夫婦でしっかり議論すべき
ということだと解釈しました。
詳しく知りたい人はFIREに不動産業者にめちゃくちゃ厳しめに書いてあるので読んでみてください。
本当に高額なマイホームは必要か?
これはあくまで僕の予想の話なので読み流しでOKです。
事実として
今日本は少子高齢化が進んでおり、どんどん人口が減っています。
今後も減っていき人口が増えることはなさそうです。
2020年現在も田舎の方に行けば
『家賃タダ』『家が悪くなるからただで住んで欲しい』というところが出てきています。
集落もどんどん減ってきて家が余っている状態が続いているということですよね。
日本はこれからもどんどん人は減っていくので
これからも空き家が増えて『住む場所』『家』というのにお金をかける時代は終わるんじゃないかと思っています。
持ち家であるメリットがそこまで無い気がするんです。
で、このコロナ禍で一気にオンライン化が進み、
ビジネスや生活をするうえで都会である必要や駅近である必要もなくなっています。
そうすると物件価値ってのはどんどん下がるんじゃないかなあと思ったりするんです。
ローンが終わる20年後、30年後をみた時にその家に資産価値はあるのか?というところです。
ただし治安は悪くなっていくと思うので
セキュリティーという意味ではマイホームは必要かも知れません
まとめ
ロバートキヨサキ著の『金持ち父さん 貧乏父さん』には
貧しい人はモノを買う
ロバートキヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』
中産階級は家を買う
お金持ちは投資資産を買う
と書いてあり、まさにその通りだなと思います。
上記の通り
我が家では家を購入するメリットをあまり感じられなくなったので
マイホームを購入することは考えていません。
子たちが高校卒業するまではどこかに固定して住みますが
下の子が高校を卒業したら夫婦で家賃の安いところへ行きます。
(僕の希望は長野県安曇野市)
家を購入することで発生する税金や手数料を投資に回した方が
大切なお金をドブに捨てることにならず生きたお金になりそうだな
と考えました。
本記事がなにか読者さんの参考になれば幸いです。
僕はこちらの書籍で学びました。万人にオススメできるお金の本です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
新たに『実家どうするねん』問題は勃発していますが