こんにちは!
毎朝5時から朝活をして
『読むだけで少し人生の生産性を上げるブログ』を書いている
パパスタ@papasta7と言います。

・最近、メタバースって言葉をよく耳にするけどいったいなんなの?
・メタバースがあれば生活はどう変わるの?
・いったいメタバースで何ができるの?
と言った疑問について
今回は『メタバースがどういうものか?』を調べたのでシェアしたいと思います。
参考にした書籍はこちら


記事の前半では「メタバースってなに?」ということについて解説し
後半では具体的にメタバースで生活がどう変わるか?について解説していきたいと思います。
本記事を最後まで読んでいただくと「メタバースってこういうことか!」と概要を理解することができます。
一緒に学んでいきましょう!
メタバースってなに?
まずめちゃくちゃかんたんにメタバースについて解説すると……
オープンワールドのゲーム(仮想世界)の中に入り込んで、リアルの世界と変わらないことができる
といった感じです。
現在ではVRヘッドセットをつけることで半端ない没入感を得ることができます。
とはいえ、仮想世界に入り込んだとして



メタバースがあったらなにができる?
って疑問がでてきます。
めちゃくちゃわかりやすくいうと
今よりもっとリアルに近いオンライン会議ができる
今よりもっとたのしいオンライン呑み会ができる
今より遠くにいる人とコミュニケーションがとりやすくなる
って考えるとわかりやすいかもです。
(もちろんこの程度を楽しむためのテクノロジーではありません笑)
さらにメタバースのプロジェクトが進化すれば
仮想世界でコミュニケーションを取ったり、エンタメを楽しんだり、買い物をしたり
仮想世界の通貨が現実の通貨と同じなるといった未来があります。
「仮想世界で知り合った人と結婚して、仮想世界の役所へ届けると現実世界でも受理される」なんて未来も起きます。
メタバースの語源
メタバースの語源は
- メタ:超
- ユニバース:宇宙
からきた合成語です。「メタ」とはある世界から見て超越した世界を指すようです。
ぼくたちが暮らしている世界からみて、次元が異なる別世界のことをメタバースというのが言葉の語源になっているようですね。
メタバースとはなにか?
多くの人が捉えているメタバースの意味は
「インターネットを通じてアクセスできる3次元の仮想世界で、同時に多人数が参加してコミュニケーションできる世界」です。
ネット上の仮想世界に自分のアバターを登場させて、ユーザーは仮想世界に入ることができます。
VRヘッドセットがあれば仮想世界への没入感は増します。
自分が振り返ればアバターも振り返るし、自分が見たい方向に向けばアバターも向く。
最新VRでは自分の表情を読みとって、アバターが自分と同じ表情をします。
ドラえもんで見ていた、架空世界へ
仮想世界でできることが、リアルと変わらなくなってきた感じですね。
しかし痛みや移動は伴わないので
オンライン会議は言わずもがな、
サクッと遠い土地の人たちとコミュニケーションをとったり、ゲームをしたりすることが可能になりました。
2006年ごろから注目されていた
実はメタバースの考え方は2003年ごろからありました。
“Second Life”(セカンドライフ)という仮想世界が2003年にリリースされました。
ユーザーは仮想世界の中でアバターになっ歩き回り
他のユーザーとコミュニケーションすることができるというものです。
流行り出したのは2006年ごろから。
当時からぼくは“Second Life”を知っていました。
当時バンドとライブハウスの営業を仕事にしていたのですが
京都のあるバンド先輩が
「セカンドライフ知ってる?これからはリアルなライブハウスだけではなく、2次元世界の中でライブができるようになったりする。新しい異次元世界のムーブメントをおさえておくべき」
とアドバイスをしてくれたことがあります。
“Second Life”についてめちゃくちゃ調べた経験があったので
2021年メタバースが再度話題になった時もスッと頭に入って理解することができました。
当時のSecond Lifeでも仮想世界の中で土地を買ったり、アーティストのライブを見たり、仮想世界の中で仕事をしたりすることができました。
ただSecond Lifeはユーザー数が増えず(時代が追いつかず)、ブームは数年で終わりました
(2021年現在もSecond Lifeのサービスは続いています)
ちなみにSecond Lifeが世界中で話題になった2007年ごろ、日本ではmixiが流行りだしました。
2021年にメタバースが再熱した理由
世界のIT企業が本気でシェアを取りにきた
2021年にメタバースが再熱した理由は、Facebook(現Meta)のマークザッカーバーグ氏の発言によるものです。
有名なところで以下のとおり
・メタバースはモバイルインターネットの後継になるだろう
・今後数年のうちにFacebookはSNSではなくメタバースの企業としてみなされるようになるでしょう
・メタバースの構築に向けて55億円投資する
・メタバースのクリエイターに11億円支援する
・Facebookは2025年までにSNSの会社ではなくメタバースの会社になる
そして……Facebookという社名をMetaに変更しました。
欲しいものはなんでも手に入れるマークザッカーバーグが、ここまでメタバースについて本気になって投資しているということは、今後123%メタバースの時代がやってくるということの証明です。
おさえておくべきは
「メタバースはモバイルインターネットの後継になるだろう」
と言っているところです。
おそらくみなさんは、インターネットを使ってメタバースをやるってイメージを持っているかも知れませんが
世界の天才たちは『メタバースはインターネットの後継になる』といっています。
ようするに現代のインターネットと並列にあるのがメタバースということです。
環境が整ってきた
メタバースはいきなり現れた技術ではなく
- インターネットの進化
- 半導体の進化
- ブロックチェーンテクノロジーの登場
- 3DCGの進化
などなど最先端技術の結晶と呼べるモノです。
インターネットやスマホのように少しずつ拡張しながら完成されていくものです。
ユーザーの使いやすさは重要で、ハード面もソフト面も環境が整ってきたことは大きな要因です。
VRヘッドセットの発達
Second Lifeが流行った2006、7年ごろは高性能のパソコンを持っていないと、仮想世界を楽しむことができませんでした。
なので一般のユーザーがサクッと楽しむということは無理でした。
現在では、高性能のVRヘッドセットが数万程度で購入することができます。
そのため一般ユーザーもかんたんに仮想世界に没入することができるようになりました。
VRヘッドセットがなくてもスマホがあればOK
Second Lifeが流行り出した時はガラケーしかありませんでした。(iPhoneが発売されたのが2007年)
今ではほとんどの人がスマホを利用しています。
メタバースのスマホアプリは、スマホのカメラを利用してユーザーの表情の変化をアバターに直接伝えることができます。
前段とおなじく“高価な環境”を設定しなくてもメタバースの世界にかんたんにアクセスできるようになりました。
多数ユーザーの同時接続を可能とする向上
インターネット環境もSecond Lifeの頃にくらべたら爆裂に向上しています。
Second Lifeは1つの世界に一度に50人までしたが入れないという制約がありましたが
2021年のメタバースでは数万人の接続が可能です。
これによりメタバースでの講演会やライブ、ミュージカル等を行うことができますね!
新型コロ助によるオンライン会議の急速な普及
新型コロ助によってオンライン会議は急速に普及しました。
これはメタバース進化にとって大きな後押しです。
たった2年でオンライン会議は当たり前となり、出張による会議はほとんどなくなりました。
しかし2年間オンライン会議をやってみてどうでしょうか?
オンライン会議は便利ですが、カメラを利用した会議では没入感はあまりありませんよね。
リアルの会議とくらべるとテンションは低めになります。
そこでメタバース。
メタバースを利用した仮想世界での会議は、同じ空間で会議するのと近い感覚でコミュニケーションをとることができます。
めちゃくちゃ強引に説明すると
ZOOM会議の超上位互換がメタバース会議です(超強引)
ゲームの世界ではすでにメタバース要素がある
ゲームの世界ではすでにメタバースの要素が入っています。
日本でも大人気のオンラインゲーム「フォートナイト」は
武器を持ちながら相手を倒す対戦ゲームですが、現在では4つのゲームモードがあります。


フォートナイトには4つのゲームモードがあります。
- バトルロワイヤル
- 世界を救え
- パーティーロイヤル
- クリエイティブ
このなかで「パーティーロイヤル」というモードは戦いの場ではありません。
ユーザーがリラックスして楽しむ場として仮想世界が作られています。
障害物競走やボートレース、映画、アーティストのコンサートなどメタバース要素アリアリの取り組みが数多く行われています。
2020年8月には米津玄師がフォートナイト内でライブを行っています。
予告されていたステージ前にユーザーがぞくぞくと集まり
ライブがはじまるとステージだけではなく仮想世界全体に雷が鳴り響き、紙吹雪がまったりなど
仮想世界ならではのライブ演出がありました。
このように一足先にゲーム業界はどんどんメタバース化が進行しています。
もともとは敵や相手を倒すというタイプのゲームでも
戦いだけでなくイベント、プロモーションなどメタバース的な要素を取り入れています。
仮想通貨に通ずる
メタバースの盛り上がりにブロックチェーン技術、すなわち仮想通貨やNFTは外せません。
フォートナイトではV-BUCKSという通貨をつかって取引を行うことができます。
ゲーム内通貨を使って経験値を購入したり、アイテムを売買できるわけですね。
V-BUCKSはあくまでゲーム内でつかえる通貨であり現金化できません。
現実世界のお金としてコンビニでは利用できません。
しかし、ゲーム内通貨でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が使われるようになったら??
世界共通の通貨が流動すればゲーム界はもっと盛り上がるし、仮想通貨がもっと身近なものになりますよね。
メタバースとブロックチェーン技術がきっても切り離せないのはこのためです。
さらにはNFTをメタバース内の自分の家に飾るなんてことも考えられますね。
メタバース今後の展望
メタバースが普及するのは時間の問題と言われており
普及にともなってIT企業、半導体企業などなどの株価上昇が予想されます。
すなわちメタバースは今後おおきなビジネスチャンスが生まれる市場ということです。
法整備は喫緊の課題
メタバースに限らず世界中でWeb3.0の到来は大騒ぎとなっていますが
ともなって法整備は喫緊の課題です。
IT産業で大きな出遅れをとっている日本ですが
2021年に経済産業省が「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」を公開しました。(わりと面白いので一読おすすめです)
たとえば非常に重要な論点ですが
仮想空間内で作成したもの
- アバター
- アイテム
- 土地
などの権利はどのようになるのか?という法的論点があります。
現時点では著作権の保護はありますが、所有権や占有権といった物件性が認められていません。
しかし実際には現状、仮想空間で作られる物の価値は高騰していて、ゲーム内の土地が1億6,000万円で売買されたこともあります。
これが法的権利として保護されていないことが問題になっています。
(法律が追いついていない)
標準化、相互運用性
標準化、相互運用性も課題です。
まずはハードウェア。
今は
- Meta
- HTC VIVE
- VALVE
- Microsoft
などさまざまなメーカーが進化を競っている状況です。
ようするにプレステか?64か?セガサターンか?って状況ですね。
今後、たいせつになってくるのが相互運用性です。
Web3.0の考え方は規定の企業に依存しないこと。
自社だけでなく、他社でもコンテンツが使えるようにしないことには
生き残りはむずかしいと思います。
例;プレステでスーファミやセガサターンのゲームができる
そして一番たいせつなのはプラットフォーム。
現在、GAFAMがプラットフォームを握るため大戦争をしています。
メタバースという未知の巨大市場の覇権をにぎることができれば、莫大な利益が確定するからです。
みなさんはGoogleのプラットフォームがいいですか?
Appleのプラットフォームがいいですか?
まとめ
実はもう子どもたちはメタバースで生きています。
10代の子達はフォートナイトでメタバースの世界を経験しています。
すでに現実世界にいる時間よりもメタバースの仮想世界にいる時間の方が長い子もいます。
近い未来、社会も同じようになります。
買い物だろうが、会議だろうが、ビジネスだろうがあらゆる経済活動、遊びの活動において
現実世界と仮想世界の境目がなくなっていきます。
今の10代が今後のビジネスの主流になっていくからです。
歴史からみてもIT新技術が爆発的に普及するときは
【普通の人、普通の会社にとって役にたつもの】です。今の子達が主流になって役立つもの=メタバースですよね。
また新型コロ助などのリアル接触で感染の恐れがあるウイルスとのたたかいは今後も続きそうです。
メタバースにとっては社会へ普及される追い風となります。
多くの人が離れて作業やコミュニケーションをせざるを得ない環境に
メタバースは大きなアドバンテージを持ちます。
仮想世界でも、没入感があれば今のZOOM会議やオンライン飲み会にくらべて、123%充実して楽しくなることことはまちがいありません。
やれることはリアルとほぼ変わらなくなっていくからです。
このようにメタバース、2022年はさらに進化すると思っています。
置いてけぼりを喰らわないように、こちらの本でサクッと知識にしていきましょう!
一緒に勉強していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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