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【要約】イシューからはじめよ【読書感想】

「問題解決」や「思考法」をテーマとした本は溢れている。
しかし本当に価値あるアウトプットを生み出すという視点で書かれたものは少ない

生産性の鬼、安宅和人著『イシューからはじめよ』を読みました。

Amazonレビューやネット口コミで超好評の良書。

僕も期待しまくりで読んでみました。

本書をオススメする人
  • 時間を効率よく使って生産性をあげたい人
  • 情報収集したあとに整理ができない人
  • 提案やアウトプットを苦手にしている人
  • 会社等でいろいろな問題が発生している人
  • 仕事の成果が出なくて迷っている人

こういった方にはぜひ一読してもらいたい本でした。
なにか一つは必ずヒントが得られると思います。
(というか繰り返し読んだ方がいい)

「悩む」とは「答えが出ない」という前提のもとに、「考えるフリ」をすること
「考える」とは「答えが出る」という前提のもとに、建設的に考えを組み立てること  この2つ、似た顔をしているが実はまったく違うものである。

『イシューからはじめよ』より引用
目次

結論

イシューからはじめよ 要約
  • 全ての課題を解決するために時間を使うのではなく、解決すべき課題を見極める
  • 解決すべき課題は徹底的に分解して検証する
  • アウトプットの質を高めるためには第一次情報と振り返り

いつもはだいたい5項目ぐらいにまとめるんですが
今回本書から学ぶべき大切な事はコレだと感じました。 


正直に言うと、本書は僕にとってめちゃくちゃむずかしい本でした。

思想的なことや気持ちの持ち方的なマインドセットの話は皆無。
やるか?やらないか?ビジネス方法の一点張り

純度100%のビジネス書でした。

ただし全てのビジネスマンや会社勤めのサリーマンにとっての教科書であり、
一度読んでアウトプットして終わりという内容ではなく
実生活で繰り返し身につけていくものだと思います。(良書の定番)

毎日会社に持っていって
問題が発生したり課題あれば本書でヒントを得ながら実用していく
といった使い方もできると感じました。


プロフェッショナルとは
特別に訓練された技能をもつだけでなく、意味あるアウトプットを提供する人のこと

イシューとは?

現在、現役で働いていて『イシュー』と言う言葉を知らない人がいればヤバイです。

が、本書で学べるので安心してください。
僕も『ビッグイシュー』しか知りませんでした。

ただし
本書では『イシュー = 〇〇』という答えは一回も出てきませんでした。

それなのに『イシューをつかって』『このイシューが』『イシューに即してる』とか
筆者がめっちゃイシューと言う単語を使うので
しっかりイシューの意味を理解していないと
本の主旨を理解することはむずかしいです。

本書では『イシュー』をこのように定義しています。

・2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
・根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

要するに『白黒つけないといけない問題』ということだと理解しましたが、
ざっくりすぎてよくわかりません。

また筆者はイシューを「知的な生産活動の目的地となるもの」と位置付けています。

イシューはスタートラインなのか、ゴールなのか、抽象的すぎて僕レベルではわかりませんでした。

なので
もっと簡単に意味を紐付けして『イシュー=課題(問題)』として定義して読みました。

本書のはじめにから第1章までイシューについて説明されています。
第2章から第5章までは全て具体的アクション方法の説明になっています。
僕は第1章までを2回繰り替えして読みました。

知的生産をあげる

まず生産性とは何か?

生産性とは『どれだけのインプット(投下した労力と時間) で、どれだけのアウトプット(成果) を生み出せたか』

筆者が言う重要なポイントは

『知的生産をあげる』=バリューのある仕事をする

普通の人は課題に対して『答えの質』を向上させることに時間と力を使います。

しかし筆者は『イシュー度の質』、すなわち『本当に解決すべき課題の選定』に力をそそぎ
本当に解決すべき課題に対する答えの質を高めることこそが

仕事のパフォーマンスの高さであり、バリューのある仕事としています。

筆者は

どんなに努力して時間をかけて、がんばって答えの質を極めていても
良いイシューを選定していなかったら全く意味がない。時間のムダ

とバッサリ切り捨てています。

筆者の次の言葉は厳しいけど物事の本質を捉えていると思います。

労働時間なんてどうでもいい。価値のあるアウトプットが生まれればいい。
「一所懸命にやっています」「昨日も徹夜でした」といったがんばり方は不要

たとえば

誤ったイシューで必死に努力して100点の答えを出した場合
良いイシューだったが答えの質が60点だった場合では

後者の方が仕事として前に進んでいるということです。

仕事の生産性をあげるためにはムダな努力は捨てるべき。

ということを知るべき=常識を捨てる

生産性を上げるということは・・・
同じアウトプットを生み出すための労力・時間を削りこむ。
同じ労力・時間でより多くのアウトプットを生み出すこと

アクションプラン

僕が本書を読んで得た学びをアウトプットするアクションプラン

  • 全国会議等で報告する際に『イシューからはじめる』
    課題を選ぶことから始めて、本書の通りの流れで報告してみます。
  • 今まで踏襲していたDMスケジュールを見直して一からチームで議論し直す

仕事の話になりますが

今年は新型コロナの自粛期間中をチャンスと捉え、大きな費用をかけて自宅宛にDMを送付し

8月まで前年対比200%の新規加入契約をとることができました。

しかし

社会全体がが動き出した8月以降、新規加入数は低迷しています。

社会が止まっていた2ヶ月分のしわ寄せが一気に押しよせ、
社会が忙しくなってDMを読んだり保険や生活のことを考える余裕がないんだと思います。

問題の選定からスタートし、無駄をはぶくことを実践します。

まとめ

  • 課題の選定を見極める
  • 『アウトプット』の重要性

この2点を深く学びました。

課題の選定については上記に記載したとおりです。

筆者の『イシューからアウトプットまでの具体的な流れ』が
第2章から5章まで説明されています。

課題の選定だけでなく、アウトプットするまでの流れも
筆者は無駄を徹底的に省き、効率重視の考え方で示してくれます。

ざっくり言うと

  1. イシューを見極める
  2. イシューを分解する
  3. イシューの仮説をたてる
  4. イシューをアウトプットする
  5. イシューをまとめる

それぞれの意味や説明、行動方法がしっかり記載されています。
本記事では割愛するのでぜひ本で読んでください。

たとえば自分の仕事と照らしあせて

『イシューを分解するところまではできたけど、次どうするんやっけか?』

って感じで振り返って何度でも読み直せるし、インプットできる本だと思います。

で、今まで僕はインプットしたことをLINEで友達に伝えたり
Twitterで発信したり、ブログでシェアしたりすることがアウトプットだと思っていましたが

めっちゃくちゃくちゃめっちゃ浅かったです!!

本書を読めば筆者の指す『アウトプット』の高さを感じることができるし
本来ビジネスマン全員がそうあるべきですよね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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