こんにちわ。
人見知りサラリーマンです。
いちおう社会人なので
ちゃんと挨拶したり、お話したり、盛り上げたりすることはできますが
実は鬼人見知りで、家族以外の人と2人っきりとかマジかんべんですし
友達の家に泊まることも苦手です。家大好き。
さてそんな僕が今回科学的根拠を基に
『友達は5人いれば大丈夫』ということをお伝えします。
- 人見知りはダメなこと?
- コミュ障はダメなやつ?
- 友達が少ない・・・
- 人とうまく接することができない
って感じでお悩みの方に向けて書きます。
本記事では科学的に『人見知り』は悪くないと解説します。
安心して最後までよんでくださいね
友達は5人いれば大丈夫な理由
さて人見知り同士たちよ、安心させます。
本能的に人間の脳は人間関係を作ることを苦手
これが結論です。
もともと人間の脳は見知らぬ他人とうまくコミュニケーションを取れるようにはなっていないのです。
よって人見知りの僕たちはいたって正常。何も悪くないです。
(でも、挨拶しない奴はただのダメな奴なので挨拶はしましょう)
もともと人間は数百年前から小さな集団の中だけで生きていました。
他人や他の集団と交流することはほとんどありません。
周囲には顔見知りか家族しか存在しないのです。
今でもタンザニアやパプアニューギニアの種族の一部は
決まった3、4人のメンバーで狩りにでかけ
そのほかの時間を妻や子、両親との時間に使っています。
人間が歩んできた数百年の歴史を見ると
僕たちの頭にはそもそも外向きのコミュニケーション回路が備わっていないということです。
コミュ障?いや、もともとそういう脳ミソしとんねん
現代社会においてはどうか
現代社会は人の流動性が高まりまくって
毎日のように初対面の相手と会話をします。
移動しやすくなったことで色々な人と会うことができます。
知らない人だらけの飲み会に参加することもあります。
現代社会は誰しも外側のコミュニティに参加することを強制させられます。
しかし、僕たちの脳ミソは内側向きのスキルセットなので
他人と付き合っていかないといけないことは
現代人を苦しめている原因のひとつです。
友達は5人いれば大丈夫
オックスフォード大学が行った調査によると
ほとんどの学生がいつも一定のコミュニティーケーションサイズを維持しているということがわかりました。
たとえば
あなたは大学入学時に5人の親友ができたとします。
大学を出て就職し、職場新たな親友が2人できたとします。
あなたの親友は5人+2人=7人になるでしょうか?
答えはNoです。
きっと大学時代の親友5人のうち2人と距離が出ていると思います。
人間は3人+新たな2人=5人のコミニュケーションサイズを保ち続けます。
オックスフォード大学ダンバー博士は
多くの人は自分のネットワークに新たな友人が加わると昔のネットワークとはコンタクトしなくなっていく。
ダンバー博士
親密な関係を維持するためには多大な認知機能と感情の投資が必要になるのが大きな原因だろう
と言います。
人間は大勢の友人を認知し続けるようにはできていないのです。
そのため元々5人前後としか親密な関係を築くことはできません。
ちなみに大学の友人2人との関係が完全に切れるという話ではありません
Twitterのフォローワーでも同じ
SNS時代です。
TwitterやFBで1,000人のお友達を作ったとしても『満足』の感情は生まれません。
それどころか
人間の一番いらない部分である『承認欲求』が増え、比較対象が増えます。
これって精神的にあまりよくありません。
ハーバード大学の研究では
親友が1人でもいれば孤独がもたらす精神的ダメージは下がるということがわかっています。
自分にとって大切な友人は1000人もいらない。
1人いれば十分ということですね。
アクションプラン
科学的な見解で『友情を築く』ためにどうしたらいいか?というと
200時間一緒に過ごし、相手を信頼してください。
ということです。
そして、相手にとって利益になることをGIVEしてください。
人間は昔から生きていくためにスキルの分散投資をしています。
火を起こすことが上手い者
狩りが得意な者
歌やおどりが上手い者
なんらかの得意分野を持った仲間を集めるのは
生存確率があげるためです。
本能的に『いざというに助け合える仲間』『お互いの利益となりそうな友人』を選ぶように進化してきたのです。
僕たちが他人に与えられる最強の利益は『信頼』です。
親密になりたい相手には自分の悩みをさらけだして相談してください。
相手から『こいつはぜったいに裏切らない』という信頼感こそが最大の利益です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
職場や学校で浮いていようが
人見知りでコミュ障だろうが
関係ありません。
広く浅く友達がいる、知り合いがいる!とか情弱です。
友達は信頼できる5人いたら十分で、なんなら1人でもいいんです。
科学的、歴史的にみて
僕たちの本能的に外側コミュニティに接するようにできていないからです。
ただし
現代社会はコミュニケーションを強制させらることも事実です。
人見知りだからといってモジモジしていることを許す社会ではありません。
うまくたち振る舞うためだけ
- 挨拶と返事はハッキリ
- 常にニコニコしておく
しておけばいいんです。
無理に深く付き合わなくてもいいってことがわかっただけでも気が楽になりましたよね。
今回、参考にした書籍は
【最高の体調】という書籍の『孤独』に関しての部分です。
実は体調と環境(孤独)は密接に関係しています。気になる方はぜひ一読を。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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