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【日記2日目】阿部暁子さんの小説『金環日蝕』を読んで、小説や漫画は反面教師として学びになると気づいた体験を書きました。親の立場として考えさせられた読書の学びを整理します。

目次

サスペンス小説は反面教師になると気づいた結論

結論から言います。
サスペンス系や社会問題を扱った小説は、親にとって最高の反面教師になります。

特に子育て中の親にとっては、実用書とは違う学びがあります。
物語の中の「問題のある親」の行動が、感情ごと突き刺さるからです。

私は今回、それを強く実感しました。


なぜサスペンス小説が親の学びになるのかという理由

サスペンス小説に共通する親の問題パターン

サスペンス系や社会問題系の小説を読んでいると、
ある共通点に気づきます。

主人公の親に、何らかの問題がある設定がとても多い。
これは偶然ではありません。

よく描かれるのは、次のような親です。

・情報に弱い
・うまい話を信じてしまう
・悪意のある人に利用される

その結果、子どもが我慢を重ねます。
心に深い傷を残します。

この構図が、驚くほどリアルに描かれます。

フィクションでも現実に近い理由

小説は作り話です。
しかし、良質なサスペンス小説は取材に基づいて書かれます。

新聞記事、裁判記録、実際の事件。
作家は現実を研究したうえで物語を組み立てます。

実際、日本では消費生活相談が年間約100万件あります。
その中には、家族や親が関係するトラブルも多く含まれます。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/

小説に出てくる「だまされる親」は、
決して特別な存在ではありません。

たとえば闇金ウシジマくんから学べること

漫画でも学べる社会問題と親の失敗例

わかりやすい例が「闇金ウシジマくん」です。
かなりブラックな世界を描いた漫画です。


この作品には、
ギャンブルにのめり込む親。
マルチ商法に引っかかる親。
家族を巻き込んで転落する大人が登場します。

もちろんフィクションです。
しかし、「救いのない状況が存在する」ことも事実です。

日本の多重債務者は約100万人いるとされています。
背景には、家族の問題が絡むケースも少なくありません。

物語から具体的に学べるポイント

私が反面教師として強く感じた点は、次の四つです。

・怪しい投資話には近づかない
・簡単にもうかる話を信じない
・子どもの前で金の不安を広げない
・困ったら一人で抱え込まない

物語の中の親たちは、
これができずに子どもを苦しめます。

だからこそ、読者は自然に
「自分はこうならないようにしよう」
と考えるようになります。

フィクションは現実と違うのかという疑問

フィクションでも取材に基づいている事実

「結局、小説は作り話では?」
そう感じる人もいると思います。

その疑問はもっともです。
ただ、重要な点があります。

「闇金ウシジマくん」の作者、真鍋昌平さんは、
弁護士や関係者への取材を重ねて作品を描いています。

サスペンス小説の作家も同じです。
現実を知らずに、あのリアルさは書けません。

警察庁によると、特殊詐欺の被害額は年間数百億円です。
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/

法テラスには、年間約40万件の相談があります。
多くが金銭や家族の問題です。
https://www.houterasu.or.jp/

小説の中の出来事は、
今この瞬間も起きている現実の延長線上にあります。

あらためて伝えたい再結論

あらためて伝えたいことがあります。
サスペンス系や社会問題系の小説は、
親にとって最高の反面教師です。

特に子育て中の人。
これから親になる人。
社会勉強として読む価値はとても高いです。

まとめ|小説を社会勉強として読む視点

小説や漫画は、ただのエンタメではありません。
社会の闇を映す鏡でもあります。

実用書では学びにくい
「こうなってはいけないパターン」を、
物語を通して安全に学べます。

次に小説を読むときは、
「自分だったらどう行動するか」
この視点を持ってみてください。

読書の価値が、確実に変わります。

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