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いま使っている掃除機、最後までかけきれていますか。
私は無理でした。途中で止まります。
コードレス掃除機を選ぶ軸は7つです。
そのうち、買い替えの動機がバッテリーなら優先すべきは6番目の軸です。順番に見ていきます。
掃除の途中で「充電してください」になる
いま使っているのは Dyson V8 Origin(SV25 RD2 EH)です。
エントリーモデルにあたる1台。
期待以下だったのはバッテリー持ちでした。
最近は掃除が終わる前に充電を求められます。
まだ半分も終わっていないのに止まる。
吸引力への不満はありません。止まるのが早い。
それだけです。
パパ途中で止まる道具は、だんだん出さなくなるんですよね。
というわけで買い替えを本気で検討しました。
ここからはその過程で調べたことをシェアします。
「なんとなく古い」ではありません。
不満が1つに特定できた状態で調べました。
だから軸の重みづけもはっきりしています。
まず決める3軸:ゴミの受け方・重さ・吸引の数値
最初の3つは、買ったあとに変更できない軸です。ここから決めます。
軸1:集じん方式(サイクロン/紙パック/カプセル)
ゴミの受け方は大きく3つに分かれます。
サイクロン式は、ダストケースのゴミを直接捨てます。
買い足すものがありません。
そのかわり捨てるときにケースを開けます。ホコリが舞います。
紙パック式は、パックごと捨てます。
ゴミに触れません。ホコリが舞うのが嫌ならこちらです。
ただしパックを買い足し続けます。
カプセル式は、マキタの小型機などが使う方式です。
紙パックを使わず、カプセルに直接溜めます。部品が少なく、構造が単純です。
空気の側の対策も合わせて考えると早いです。
空気清浄機で失敗する人の7つの思い込み|秋花粉の前に潰しておく にまとめてあります。
軸2:本体重量(持ち上げる回数で決まる)
カタログの重量は条件が揃っていないことがあります。
「本体のみ」なのか「ヘッド込み」なのか。
比較するときは条件を揃えてください。
判断の基準はシンプルです。
家の中で掃除機を持ち上げる回数を数えます。
階段があるなら毎回持ち上げます。
2階建てなら往復も出ます。
この場合、100gの差が体感に出ます。
ワンフロアで床を滑らせるだけなら、重量の優先順位は下がります。
そのぶんを吸引力やヘッドに回せます。
軸3:吸込仕事率という数値の見方
吸引力の目安に「吸込仕事率(W)」があります。
ただし公表しているメーカーとしていないメーカーがあります。
公表がない機種を「弱い」と決めるのは早いです。
ヘッドの回転ブラシで実際の取れ方は変わります。
数値が出ている機種同士なら、比較材料になります。
モードごとに吸込仕事率と稼働時間の両方を出している機種があります。
自分の掃除がどのモードで足りるか、買う前に計算できます。
使い続けられるかを決める4軸:ヘッド・充電・バッテリー・保証
後半の4つは、性能というより「使い続けられるか」の軸です。
軸4:ヘッドが自走式かどうか
自走式ヘッドは、ブラシの回転で本体が前に進みます。
押す力がほとんど要りません。
腕や手首に負担をかけたくない人。
途中で疲れてやめてしまう人。
この軸の優先度が上がります。
一方で構造は複雑になります。
髪の毛が絡んだときの手入れは、単純なノズルより手間です。
軸5:充電のしかた(スタンドがあるかどうか)
毎日使うものは、充電が面倒だと使われなくなります。
置くだけで充電できるスタンド付きなら、掃除のあとに立てかけるだけです。
そのかわりスタンドを置く床のスペースが要ります。
充電器に挿すタイプは場所を取りません。
ただし挿す一手間が毎回出ます。
パパ「性能はいいのに使わなくなった」の原因、
だいたいこの軸です。
軸6:バッテリーが本体内蔵か、着脱式か
私が買い替えを考えている理由はここです。
内蔵型は、劣化したときにメーカー修理になります。本体ごと預けます。
着脱式は、バッテリーだけ交換できます。予備をもう1本持てば、途中で止まること自体を避けられます。
新品時の稼働時間はどの機種もカタログに出ています。
書いていないのは、数年後にその時間がどこまで落ちるかのほうです。
買い替えの動機がバッテリーなら、この軸を軸1より上に置いていいと思います。
同じメーカーでも電圧の系統が違うとバッテリーは共用できません。マキタなら18Vと40Vmaxは別系統です。
「本体のみ」で売られている商品は、バッテリーも充電器も入っていません。届いた日に使えません。
軸7:保証とレビュー母数
セール時は、同じ型番が複数のショップに並びます。ショップによって保証年数が違うことがあります。
もうひとつ見てほしいのがレビュー件数です。数件しかないページは評価が定まっていません。
条件が同じなら、レビュー母数の多いページのほうが判断材料は増えます。
軸から選んだ5台
楽天市場で実際に買える機種を、軸ごとに割り当てます。
すべて商品ページを開いて確認しました。
日立 パワーブーストサイクロン PV-BH900SL-K(軸2が効く1台)
サイクロン式で本体1.2kg。ハンディとスティックの両方で使えます。
効くのは掃除機を持ち上げる回数が多い家です。
階段のある家。2階まで持って上がる家。ここで100gの差が出ます。
向かない人: ゴミ捨ての回数を減らしたい人。
ダストケースを都度洗う前提です。
もうひとつ、このページのレビューは2件しかありませんでした。
数で安心を買いたい人は別のページも見比べてください。
マキタ CL116DW(軸1のカプセル式・2台目の1台)
10.8Vのモデルで、バッテリーと充電器がセットです。
紙パックは不要。日本製で1年保証、レビューは554件あります。
これは1台目ではなく2台目の棚です。
玄関の砂。車の中。キッチンの床にこぼした乾いたゴミ。
数十秒で終わる掃除のために、リビングの掃除機を出すのは面倒ですよね。そこを埋める道具です。
向かない人: これ1台でリビング全体をまかないたい人。
家庭用のパワーヘッドは付いていません。
フローリングの微細なホコリまで取りきりたい人にも向きません。
マキタ CL286FDZW(軸3と軸6が効く1台)
18V対応のサイクロン一体式です。
吸込仕事率100Wを明記しています。
フィルタの清掃頻度も下がります。
ただしこれは本体のみです。
充電器もバッテリーも別売り。つまり、すでにマキタ18Vの工具を持っている家のための1台です。
向かない人: 18Vバッテリーを持っていない人。
本体だけ届いて、その日は使えません。
見た目が工具寄りなので、家族が自然に手に取る道具にしたい人にも合いません。
アイリスオーヤマ SCD-185P / SCD-185PM(軸5と軸7が効く1台)
置くだけの充電スタンド付きです。
スティックとハンディの2way。
保証は2年で、レビューは653件あります。
選ぶ人は「まずコードレスの生活を試したい」段階にいます。
最上位の吸引力は求めていない。そのかわり、使わなくなるリスクを下げたい。
向かない人: スタンドを置く床の余白が無い家。
あとは型番違いを調べるのが面倒な人。
SCD-185P と SCD-185PM が同じページ内で分かれています。
シャープ RACTIVE Air EC-KR50A-W(軸1の紙パック式・軸4が効く1台)
紙パック式のスティック型です。本体1.5kgで、ヘッドは自走式。
紙パックを選ぶ理由はひとつに集約されます。ゴミ捨てでホコリを舞わせたくない。
サイクロンはケースを開けて捨てます。その瞬間に細かいものが空中に出ます。
向かない人: パックの買い足しと在庫管理をしたくない人。軽さを最優先する人にも向きません。
1.5kgで、上の日立1.2kgより重いです。
中が見えないので、溜まり具合を目で確認したい人にも合いません。
途中で止まるのが不満なら、この1台を見る価値がある
7軸を全部書いたうえで、私がいま追いかけている候補を挙げます。
マキタ CL003GRDW(40Vmax・サイクロン一体式)です。
冒頭に書いたとおり、私の不満は「途中で止まる」の一点でした。この機種は、そこに数字で答えています。
モードごとに吸込仕事率と稼働時間が出ている
| モード | 吸込仕事率 | 連続使用時間 |
|---|---|---|
| パワフル | 100W | 約16分 |
| 強 | 60W | 約25分 |
| 標準 | 35W | 約40分 |
| エコ | 15W | 約1時間20分 |
見てほしいのは、4段階あることと振れ幅の大きさです。
パワフルで押し切れば約16分しか持ちません。
ここだけ見ると私の不満は解決しません。
でも標準で約40分。エコなら約1時間20分あります。
全部の部屋を1回で終わらせるためのモードが用意されているということです。
そのうえでバッテリーは着脱式です。
付属は BL4025 が1本。予備をもう1本用意すれば、途中で止まる状態自体を作らずに済みます。
ここが内蔵型との決定的な違いです。
集じん方式:サイクロン一体式/集じん容量:0.25L
最大真空圧:20kPa/最大風量:1.0㎥/min
騒音値:エコ54dB/パワフル65dB
サイズ:幅113 × 奥行545 × 高さ177mm
電源:36V(40Vmax)リチウムイオンバッテリ
付属:電池パック BL4025 × 1、充電器 DC40RA、ノズル各種、高機能フィルタEX
ブラシレスモーター、ワンタッチスイッチ4段階、高輝度LEDライト付
騒音値がモード別に数値で出ています。静音性を気にする人には比較しやすい材料です。
この1台が向かない人
自分の第一候補なので、余計に厳しめに書きます。
1. パワフルモードを常用したい人
約16分です。強めにかけ続けるなら結局止まります。標準やエコで足りる掃除かどうかを先に確かめてください。
2. すでにマキタ18Vのバッテリーを持っている人
40Vmaxは別系統です。手持ちの18Vは使えません。共用が目的なら、軸6で挙げた18Vのモデルのほうが噛み合います。
3. ゴミ捨ての回数を減らしたい人
集じん容量は0.25Lです。広い面積を一度に吸えば、捨てる回数が増えます。
4. レビューを判断材料にしたい人
この商品ページにはまだレビューが付いていません。買った人の声を読んでから決めたい人には材料が足りません。
5. 家電らしい見た目や操作を求める人
もともと作業現場や清掃業での使用を想定した機種です。リビングでの馴染み方は家電メーカーの製品と違います。
ダイソンを候補から外した理由
この記事では最初、楽天市場の常設ページにあるダイソンのV8スリム系も候補に入れていました。外しました。
理由は単純です。
私がいま不満を持っている V8 Origin と同じV8世代だから。
不満の中身はバッテリー持ちです。ヘッドや吸引力ではありません。
バッテリー以外の理由でダイソンを選んでいる人には、私の不満はそのまま当てはまりません。
外したのは、あくまでこの記事の軸に合わないからです。
コードレス掃除機が向かない人
ここまで7軸を書きました。そのうえで、そもそもコードレスを買わないほうがいい人がいます。
1. 一度に家じゅうを掃除しきりたい人
コードレスは連続稼働時間に上限があります。広い家をまとめて掃除するなら途中で切れます。コード式のほうが合います。
2. 掃除機のメンテナンスを一切したくない人
サイクロンならケースの洗浄。紙パックならパックの買い足し。どちらもヘッドの髪の毛取りは出ます。手入れをゼロにはできません。
3. 収納場所が決まっていない人
コードレスは出しっぱなしにできるから使う道具です。置き場所が決まっていないと、しまい込んで使わなくなります。買う前に置き場所を決めてください。
4. バッテリー交換のコストを許容できない人
バッテリーは消耗品です。数年で交換が要ります。本体だけで判断すると、後から想定外の出費になります。
パパここに当てはまるなら、無理にコードレスにしなくていいと思います。
よくある質問
- サイクロンと紙パック、結局どっちがいいですか?
-
ゴミ捨ての回数を減らしたいならサイクロンです。ホコリを舞わせたくないなら紙パック。買い足しの手間か、手の汚れなさか。どちらを取るかの問題です。
- 軽さはどこまで重要ですか?
-
階段の有無で決まります。毎回持ち上げるなら最優先。床を滑らせるだけなら後回しで構いません。
- 「本体のみ」と書いてある商品は何が入っていませんか?
-
多くの場合、バッテリーと充電器が入っていません。同じ規格のバッテリーを既に持っている人向けの売り方です。
- ダイソンのV8はバッテリーが持たないのですか?
-
私の個体では、掃除の途中で充電が必要になりました。使用状況やモードで変わるため、すべての個体に当てはまる話ではありません。
- セール中に買うとき、何を確認すればいいですか?
-
商品ページの販売期間の表記です。期間限定で出ているページは、セール中に終わることがあります。最新の価格と在庫は楽天市場の商品ページで確認してください。ポイント倍率はエントリーの有無で変わるので、公式ページで確認をお願いします。
あわせて読みたい
参考にしたページ
- 「コードレススティック掃除機」おすすめ23選 – 価格.comマガジン
- スティッククリーナーのおすすめ人気ランキング – マイベスト
- コードレス掃除機のおすすめランキング24選 – ビックカメラ.com
- 楽天市場 掃除機・クリーナー デイリーランキング(2026年8月29日更新・集計日8月28日)





