多くの人は、お金を使う際に価格だけを見てしまい、
その商品の本当の価値を見極められずムダな買い物をしてしまうことがあります。
また安さに魅かれて手軽に買い物をしてしまい、後悔することもしばしばです。
買い物をする時は価格と価値を見極めることが大切であるにも関わらず、
なぜ多くの人が価格だけを見てしまうのでしょうか。
本当の価値を見極める方法を知らない、
時間や労力がかかることを嫌う、という理由が挙げられます。
本記事では、価格と価値の違いを明確にし、
安心して購入するための「安全マージン」の持ち方や、
商品の価値を見極めるコツや、
時間や労力を大切にすることの重要性についても解説します。
本記事を読むことで、お金を無駄に使わず、
より賢くお買い物ができるようになります。
また、自分自身の価値観を見つめ直すきっかけにもなるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただき、より賢いお買い物をしてください。
価格の2倍から10倍の価値を感じるものだけを買おう
値段と価値は別物
物の値段は、原価や販売側の利益によって決まりますが、
消費者が感じる価値は価格とは無関係です。
したがって、物を買う際には値段よりも
高い価値を感じる場合にのみ購入するべきです。
です。
たとえばお菓子を買うためにはお金が必要ですよね。
そのお金のことが「値段」です。
しかし、商品の「価値」とは違います。
商品の「価値」とは、
その商品がどのような利益をもたらしてくれるか、
何かしらの良さがあるかどうかを示すものです。
たとえば、お菓子を買った場合、
そのお菓子が美味しくて満足感が得られるなら、
その商品には「価値」があると言えます。
また、商品には「値段」と「価値」が違う場合があります。
たとえば高いおもちゃを買ったとしても、
子どもの成長に役立つ知育玩具であれば、
そのおもちゃには高い「価値」があると言えますが
おもちゃによって目が悪くなったり
思考力が低下するものであれば「価値」はありません。
つまり、「値段」と「価値」は別物であり、
高いものが必ずしも良いものとは限らないのです。
「安全マージン」を持とう
物を購入する際には、必ずしも期待した価値以上のものが手に入るとは限りません。
そこで、安心感を持つためには「安全マージン」を含めて、
最低でも2倍、できれば10倍ぐらいのマージンを持つことが重要です。
「安全マージン」とは、
たとえば「予備のお金や時間」、「予備の計画や情報」などを持っていることを言います。
もし予期せぬことが起こっても、それに対して対応できる余裕を持っている状態です。
自分にとって少なくても2倍、できれば10倍ぐらい価値があるものを買おう
自分にとって少なくても2倍、できれば10倍ぐらい価値があるものを買おう
ということは、
物を買うときに、自分にとってどれくらい大切か？
どれくらい役に立つか？
をよく考えてから買うということです。
たとえばスポーツのグッズを買うときに、高い物を買っても
自分が本当に使うのか、短時間で壊れてしまわないか、考えてから買うことが大切です。
価格が高いからといって、必ずしもその物が自分にとって価値があるとは限りません。
だから、自分が本当に必要としている物、
具体的には自分にとって価格の2倍以上、
できれば10倍以上の価値があると感じた時に買うということが大切です。
そうすることで、自分が本当に必要としているものを買い、
ムダな出費を減らすことができます。
「期待と値段がギリギリのもの」は避けよう
モノを買うときには、
自分がそのモノに対してどのような期待を持っているか？を考えることが大切です。
「値段が安いから」といって買う場合、だいたい失敗します。
実際は期待通りの性能や効果が得られなかったり、
品質が悪かったりすることがあります。
そのような「期待と値段がギリギリのもの」は、避けるべきです。
大切なことは、自分が本当に必要としているものや、
自分が期待する効果をしっかりと見極めて、
見合う価値がある商品を選ぶことです。
値段だけでなく、品質や性能、長期的なメリットなど、総合的に判断することが大切です。
そうすれば、無駄な出費をしないで済みます。
筆者の場合は「本」がそれにあたる
たとえば私にとって書籍、ビジネス書がそれにあたります。
本はだいたい1,500円とか2,000円ぐらいです。
10倍にあたる15,000円、20,000円の価値があるかというと
なかなかそこまでの本に出会うことはありませんが
ほとんどの場合、
書籍は2倍の価値は確実に手に入れることができます。
具体的には1,500円の本から
3,000円とか5,000円ぐらいの知識という価値を手に入れることができます。
それは知識の量ではなく、知識の質という意味で、です。
なので私は気になった本は値段を気にせず買うようにしています。
常に価値と価格のバランスを考えよう
商品の価値と値段は、必ずしも一致しないことがあります。
ですから、常に価値と価格のバランスを考えることが大切です。
高いものほど良いとは限りませんし、
安いものほど悪いとも限りません。
自分にとって必要なもので、
価値と価格のバランスが取れたものを選ぶことが大切です。
例えば、安くても自分には必要のないものや、
高いけれど自分には価値がないものは買わないようにしましょう。
そして、自分にとって必要なもので、
価値と価格のバランスが取れたものを選ぶことが、お買い物のコツです。
時間や労力も大切な価値を持っている
今回の話は「価格」に限った話ではありません。
私たちが大切にしなければいけないものには、
お金以外にも時間や労力があります。
たとえば無料で見られるYouTube動画でも、時間は限られています。
10分の動画を作る場合、20分の価値を考えて作成しています。
（視聴者の感じ方は人それぞれですが）
また、趣味のキャンプにも同じことが言えます。
京都から2、3時間かけてキャンプ場に行き、テントを設営し、
電気のない場所でご飯を食べ、
寝袋で寝る行為には、お金や時間、労力の10倍以上の価値を感じています。
だからこそ、私はキャンプをしています。
経験や感覚を増やすことで、人生の価値がもっと高まると思います。
まとめ
最後に、これまでのお話をまとめますと、
「物を買う時には最低でも2倍、できれば10倍ぐらいの価値があるものだけ買いましょう」というのは、
価格と価値のバランスを考えながら、
自分にとって本当に必要なものを選ぶことが重要ということです。
価格の安さだけで無駄なものを買うことなく、
自分にとって本当に価値のあるものを選ぶことで、
長期的に見てお得になることが多いのです。
この記事を読んで、皆さんもぜひ自分にとって本当に必要なものを選んで
節約生活を送ってみてくださいね。
やっぱり そういったような 経験や感覚を増やしてもらえると
人生の価値がもっと増えますよ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！
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