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【本要約】がん患者に伝えたい「がん治療の基本」――専門医の視点から解説【がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい】

先日、父親が

「胆管がん」の診断を受けました。

結果を聞いた時は

大きなショックを受けました。

https://www.papastablog.com/father-was-diagnosed-with-cancer/(新しいタブで開く)

しかし

「怖い」と思うのは知識が無いから

だと思っています。

素人ながら

すぐに「がん」という病気について本で調べました。

今回は

がん治療ってどんなの?

ということについて解説します。

具体的な治療の中身というよりは

マインド部分であったり

セカンドピニオンを受けた方が

良いのかどうか?

基礎的な内容を

シェアします。

参考書籍


目次

がん(癌)ってどんな病気?

がんとは一言でいうと

役にたたない細胞が増え続ける

という病気です。

がん細胞は

もともとは身体に存在しなかった細胞が

たまたま遺伝子に起こった間違いが重なり

偶然できたものです。

くわしくは

こちらの記事でまとめていますので

先に一読ください。

がんの治療を教えてください

がん治療の基本

がんの一般的な治療法は

  • 手術
  • 放射線
  • 抗がん剤

の3種類です。

それぞれにメリットデメリットがありますが

それぞれの治療目的を

あまり理解していないことが多いようです。

どんな治療をするにせよ

患者や自体が受け身ではダメで

内容を自分なりによく理解して

納得できる選択をするべきです。

治療後の人生を考えることが重要

寿命をできるだけ長く伸ばす重要性は

言うまでもありませんが

治療後の人生をできるだけ普段通りに過ごせるか?

ということも同じぐらい大切です。

医師は治療の選択肢を示す場合に

その後の人生の質よりも

どれだけ長く生きられるかの期間に

重きをおいて話すことがあります

なぜなら

医師にとって

患者さんを生かすこと、

死なせないことが

主要な役割だからです。

しかし大切なことは

患者自身が

「その後の人生はどうなのか」

という大きな視野に立ち

患者自身が選択をすべきなのです。

「標準治療」ってなに?

三大治療が基本

先述のとおり

  • 手術
  • 放射線
  • 抗がん剤

が現代医学では

がんの三大治療であり

標準治療の中心となります。

過去の統計から推奨できるもの

標準治療とは

過去の統計から推奨できる治療のことをいいます。

たとえば

「この状態であれば手術をしたほうがいい」

「進行しているので手術ではなく薬で治療」

といったように

がんの種類や状態にあわせて

過去のデータからもっとも成績の良い治療が

標準治療となります。

医師や病院とどう関わるか

患者自身が選択する

先述のとおり

通常医師が提案することは

医療サイドからみて

患者にとってベストと思われる標準治療です。

ただしがんの状況によっては

医師側から選定することがむずかしく

どの治療を選ぶのか

患者に委ねることもあります。

たとえば

  • 完治はむずかしく、障害が残るかも知れないが手術をする
  • 手術はせずに放射線と抗がん剤で延命を目指す
  • 何もしないで緩和ケアのみおこなう

こう言った場合は

どれが正解で

どれが間違いだと

はっきり言うことはむずかしいため

判断を患者に委ねます。

患者は冷静にどれが自分にとって

良い選択なのかを考えて決めましょう。

セカンドピニオンを求めるべきか

一つの病院だけでなく

複数の病院から治療方針について意見を聞くことを

セカンドピニオンと言います。

しかし多くの場合

治療内容が病院によって大きく変わることはほとんどありません。

東京の最先端有名病院でも

地方の中堅病院でも

治療内容はほぼ同じです。

なぜなら標準治療とは

多くの医師の共通認識だからです。

病院を変えることで

全く異なる治療法が推奨されることはありません。

ただし治療の方向性は医師によって変わる可能性はある

医師と考え方が違った場合

医師の中には

「上から目線」で患者さんの希望を考えない方もいます。

そのような雰囲気の医師には

自分の気持ちを伝えるのが

ためらわれるでしょう・・・。

しかし

治療は誰のためでもなく

自分のためにやることです。

治療の目的は

  • がんがなかった本来の自分の状態にもどること
  • 少しでもその状態に近づくこと

です。

ありていにいって

医師に遠慮することはありません。

自分の意見をはっきりと言いましょう。

もしそれでもあわないのであれば

セカンドピニオンをすることをオススメします。

ただし!!

自分の希望通りの治療が

実は患者自身にとって不利益であることもあります。

こう言った場合は医療機関が

希望通りの治療を行うことはできません。

だからこそ

患者も家族も

がんについて学ぶことが大切です。


医師は皆まで説明しない

本書では

医師は忙しすぎるため全てを丁寧に説明しない

とあります。

現在の日本医療機関では

ほとんどの医師が非常に忙しく

患者の疑問や不安に十分応える(答える)時間がありません。

その結果、患者は

診断や治療を受けているのにも関わらず

がんという病気について知らないままです。

こういった状態のため

医療不信は

医師不信

が起きて

心から納得した治療をすることはできないのです。

日本の医療制度が悪い!
あの医者が悪い!

って怒ることもよいですが

治療方針や

治療内容については

自分たちで学んでいくほかありません。

まとめ

まとめると

患者自体が納得して治療方針を決める必要があり

そのためには

セカンドピニオンなどを活用し

「がん」について自ら学ぶ

ということが必要です。

ただし!

がん患者や家族を狙った

悪徳なインチキ業者

詐欺もたくさんいるので

要注意です。

オススメは書籍です。


本書はこんな感じで

落胆していた私の指針になりました。

私でもサクッと読めて

前を向くことができる本です。

一読必須です。

まずは知識をしっかり入れていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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