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楽天証券でつみたてNISAを始める最短手順。楽天カードと楽天銀行を並行申し込みし、口座開設後にやる5つの設定で金利とポイントを取りこぼさない方法

つみたてNISAを始めようと決めた人が、いちばん最初につまずくのは商品選びではありません。
口座開設の手続きです。

書類が足りない。待ち時間が長い。

そこで面倒になって、そのままやめてしまう。
そして無事に口座ができた人も、今度は設定を忘れて金利とポイントを取りこぼします。

先に結論です。
楽天証券でつみたてNISAを始める最短手順は、

楽天証券・楽天カード・楽天銀行を並行して申し込み、開設後に5つの設定を一気に済ませること。

この順番だけで、無駄な待ち時間がほぼ消えます。

この記事で持ち帰れること
  • 申し込みの順番:楽天証券を最優先、待ち時間に楽天カードと楽天銀行を並行申し込み
  • 本人確認の選び方:スマホでICチップを読み取れば最短翌営業日、パソコンだと2〜3週間
  • つまずきポイント:3社の氏名・生年月日・住所が1文字でも違うと連携できない
  • 開設後の5つの設定:マネーブリッジ、ハッピープログラム、楽天ポイントコース、毎月1ポイント利用、還元率の確認
  • やらないと減るもの:普通預金の金利0.40%と0.48%の差、クレカ積立のポイント

※この記事は、夏休みの特別シリーズ「楽天証券でつみたてNISAを始めるまで」全6回の第3回です。
投資は自己責任です。ここに書いてあるのは、筆者が自分で調べて、自分で考えて、自分で選んだ結果でしかありません。
読み終わったあと、必ず自分で公式サイトを開いて、自分の頭で確かめてください。
数字はすべて2026年8月7日時点で公式ページを確認したものです。

目次

結論|楽天証券でつみたてNISAを始める最短手順は3ステップ

やることは、大きく3つだけです。
順番を守るだけで、待ち時間の大半が消えます。

STEP
楽天証券を最優先で申し込む

総合口座とNISA口座を同時に申し込みます。本人確認は必ずスマホで、運転免許証かマイナンバーカードのICチップを読み取る方法を選びます。

STEP
待ち時間に楽天カードと楽天銀行を申し込む

証券口座の審査を待っている間に、この2つを並行して申し込みます。ここで待つ時間を使い切るのがポイントです。

STEP
開設後、5つの設定を一気に済ませる

マネーブリッジ、ハッピープログラム、楽天ポイントコース、毎月1ポイント利用設定、クレカ積立の還元率確認。この5つで準備が完了します。

パパスタ

順番を間違えると、それだけで2週間くらい平気で溶けます。
ここは段取りの勝負です。

なぜ最短手順が必要か|初心者が損をするのは手続きと設定忘れ

筆者も同じ失敗をしました。

口座を別々のタイミングで申し込んだせいで、取引を始められる日が後ろにずれました。
さらに、必要な設定を知らないまま放置した結果、金利の優遇を受けられない期間が1年以上続きました。

お金が減ったわけではありません。
ただ、もらえたはずのものを、もらえないまま1年過ごしたということです。

この記事は、その無駄をまるごと省くための手順書です。

ステップ1:楽天証券の申し込みと本人確認はスマホで実行する

ここからは、手順を1つずつ見ていきます。
まずは楽天証券です。

税務署の審査に1〜2週間かかる理由

口座開設の流れの中に、どうやっても短縮できない時間があります。
それが税務署による審査です。

日本の制度では、NISA口座は1人につき1つの金融機関でしか持てません。
そのため、あなたが過去に別の銀行や別の証券会社でNISA口座を作っていないか、税務署がデータベースを照会して確認します。

この審査には、通常1〜2週間かかります。
どれだけ急いでも、ここは縮みません。
だからこそ、いちばん最初に楽天証券の総合口座とNISA口座を同時申し込みするのが最短ルートになります。

ここは勘違いしやすいところ

税務署の審査が終わるまで買えない、わけではありません。
楽天証券は即日買付制度に対応していて、申し込みの最短当日からNISA口座で取引できます。審査は並行して進みます。
ただし、審査の結果NISA口座を開設できないと判定された場合、その期間に買った商品はすべて課税口座(一般口座)へ変更されます。

本人確認はスマホのICチップ読み取り一択

申し込みのとき、本人確認の方法によって取引開始までの日数が大きく変わります。

必ずスマートフォンを使ってください。
スマホで、運転免許証またはマイナンバーカードのICチップを読み取る方法です。
この方法なら、楽天証券側の審査は最短翌営業日に完了します。

パソコンから本人確認書類の画像をアップロードする方法を選ぶとどうなるか。
ログインIDが郵送で届くまでに3〜5営業日かかります。
そこから税務署の審査が入るので、取引開始までに2〜3週間程度が必要になります。

本人確認のやり方で日数が変わるスマホでICチップを読み取る楽天証券の審査は最短翌営業日に完了最短で当日から買えるパソコンで画像をアップロードログインIDが郵送で3〜5営業日取引開始まで2〜3週間同じ手続きなのに、方法が違うだけでこの差です。

なお、マイナンバーカードで手続きした場合は、口座開設後、あなたが初期設定を終える前に税務署の審査が始まります。
運転免許証の場合は、初期設定が完了したあとに審査が始まります。
この差もあるので、手元にマイナンバーカードがあるなら、そちらを使うほうが早いです。

郵送を待つ時間が、いちばんもったいない。
ここはスマホ一択です。

マイナンバーがわからないときは住民票を取りに行く

マイナンバー通知カードをなくしていて、番号がわかる書類が手元に1つもない。
そういう人も多いはずです。

その場合は、お住まいの市区町村の役所の窓口へ行ってください。
そしてマイナンバーが記載された住民票を取得します。

窓口で手数料を払えば、その日のうちに発行してもらえます。
手数料は自治体によって違いますが、300円程度が目安です。
これを使って、そのまま手続きを進められます。

ステップ2:待ち時間に楽天カードと楽天銀行を並行申し込みする

楽天証券の申し込みが終わると、審査を待つ空白の時間が生まれます。
この時間を、そのまま寝かせてはいけません。
待っている間に、楽天カードと楽天銀行を申し込みます。

なぜ証券口座だけでなく、この2つも一緒に作るのか。
理由ははっきりしています。
お金を増やす効率が上がり、毎月の入金の手間がゼロになるからです。

楽天カードのメリット:入金の手間ゼロとポイント還元

普通は、投資信託を買うときに証券口座へ自分で現金を入金する必要があります。

ところが、楽天カードを作ってクレジットカードで毎月自動積立を設定すると、決まった日に自動でカード決済されます。
毎月、銀行から証券口座へお金を振り込む手作業がまるごと消えます。

そしてもう1つ。
クレジットカードで投資信託を買うと、積立金額に対して楽天ポイントがつきます。
年会費無料の通常の楽天カードなら、購入金額に対して0.5%が毎月還元されます。

仮に毎月5万円を積み立てるなら、5万円の0.5%で毎月250ポイント。年間3,000ポイントが自動的に貯まり続けます。

現金で投資信託を買っても、ポイントは1ポイントもつきません。
同じ金額で同じ商品を買うなら、確実にポイントがつく買い方を選ぶのが合理的です。

同じ商品を、同じ金額で買うだけ。
それでポイントがつくかつかないかが変わるのは、けっこう大きい。

楽天銀行のメリット:金利0.48%と自動入出金

楽天銀行を作って楽天証券と連携させる設定を、マネーブリッジといいます。
これを設定すると、預金の金利が上がります。

2026年8月3日に金利が改定されました。
マネーブリッジを設定すると、普通預金残高1,000万円以下の部分に年0.48%という優遇金利が適用されます。

(1,000万円を超えた部分は年0.42%です)

それから、自動入出金という機能が使えます。

これは、楽天証券で商品を買うときに証券口座にお金が入っていなくても、

連携した楽天銀行から自動で引き落とされる仕組みです。
手動での資金移動が、完全に不要になります。

さらに、ハッピープログラムにエントリーしておくと、

ATMの出金手数料が月に最大7回無料、

他行への振込手数料が月に最大3回無料になります。

ここは正確に押さえておく

ATM最大7回・振込最大3回というのは、最上位のスーパーVIPステージの場合の数字です。
エントリーした当月は全員ベーシックで、無料回数はつきません。翌月1日から、残高または取引件数に応じたステージが適用されます。

3つの口座の役割分担楽天カード毎月自動で決済+ポイント還元 0.5%↓ クレカ積立楽天証券つみたてNISAで投資信託を買う場所↑↓ マネーブリッジ楽天銀行金利 年0.48%+自動入出金でお金を用意
口座役割これがないと
楽天証券つみたてNISAで投資信託を買うそもそも始められない
楽天カード毎月自動決済+ポイント還元0.5%毎月手動入金、ポイント0
楽天銀行金利年0.48%+自動入出金金利は年0.40%、資金移動は手動
楽天証券・楽天カード・楽天銀行の役割

3社の氏名・生年月日・住所は1文字も違わないようにする

ここが、いちばん多いつまずきポイントです。

3つの口座を連携させるには、3社に登録する情報が完全に一致している必要があります。
具体的には、氏名、生年月日、住所の3つです。

これが1文字でも違うと、マネーブリッジの申し込みが受け付けられません。
楽天銀行の公式ページにも、登録情報が銀行と証券で異なる場合は申し込みを承れない、と明記されています。

よくある失敗が、引っ越したのに楽天会員情報の住所を変えていないケースです。
古い住所のまま新しい口座を申し込むと、そこでエラーになります。

申し込む前に、楽天会員情報の氏名・生年月日・住所が、最新の本人確認書類と同じかを必ず確認してください。
先に直しておけば、あとで手戻りが発生しません。


ステップ3:口座開設後にやる5つの設定を一気に済ませる

3つの口座がそろったら、続けて次の5つを実行します。
これをやらないと、金利とポイントを取りこぼし続けることになります。

設定
マネーブリッジ

楽天銀行と楽天証券を連携させる。普通預金の金利が年0.40%から年0.48%になり、証券口座への自動入出金も使えるようになります。

設定
ハッピープログラム

楽天銀行でエントリーする。ステージに応じてATM手数料が月最大7回、他行振込手数料が月最大3回まで無料になります。

設定
楽天ポイントコース

楽天証券のなかで設定する。取引に応じて楽天ポイントが正常に貯まるようになります。

設定
毎月1ポイント利用設定

積立設定画面で「楽天ポイントを毎月1ポイント利用する」を選ぶ。楽天市場のポイント還元率が上がるSPUの条件をクリアするための設定です。

設定
クレカ積立の還元率確認

自分の楽天カードの種類で、毎月どれだけポイントが入るのかを公式ページで確認しておきます。

設定1:マネーブリッジで金利が0.40%から0.48%になる

楽天銀行と楽天証券を連携させる仕組みです。

通常の円普通預金の金利は年0.40%。
マネーブリッジを設定すると、残高1,000万円以下の部分に年0.48%が適用されます。

1,000万円を1年間預けた場合(税引前)設定しない 年0.40%利息 40,000円↓ 設定ボタンを押すだけマネーブリッジ設定 年0.48%利息 48,000円差は8,000円。作業は数分です。

仮に1,000万円を預けていたとして、年0.40%なら税引前の利息は40,000円。
年0.48%なら48,000円です。
設定ボタンを押すだけで、8,000円の差が生まれます。

1つ注意点があります。
この優遇金利は、前月末の時点で設定が完了している人に、翌月1か月間ぶん適用される仕組みです。
月の途中で設定しても、その月からすぐ上がるわけではありません。早めにやっておくほど得です。

設定2:ハッピープログラムで手数料を無料にする

楽天銀行の優遇プログラムです。エントリーすると、ステージに応じて手数料が無料になります。

無料回数がない場合、他行への振込手数料は一律145円です。
月に3回振り込む人なら、145円×3回で毎月435円。
12か月で年間5,220円になります。

ステージは、毎月25日終了時点の預かり資産残高、

または前月26日から当月25日までの取引件数の、高いほうで決まります。
判定された結果が翌月1日から適用されます。

エントリーしただけで全員が7回無料、ではないんですよね。
ここは誤解している人が多い。

設定3:楽天ポイントコースを設定する

楽天証券のなかで行う設定です。
これを設定しておくことで、取引に応じて楽天ポイントが正常に貯まるようになります。

作業としては数クリックで終わります。
ただし、次の設定4の前提条件にもなっているので、飛ばさないでください。

設定4:毎月1ポイント利用設定でSPUの条件をクリアする

楽天市場での買い物のポイント還元率が上がる仕組みを、SPUといいます。
その条件をクリアするための設定です。

条件はこうです。
楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定したうえで、

楽天ポイントを1ポイント以上使って、当月合計3万円以上の投資信託を積み立てると+0.5倍。
さらに、当月合計3万円以上の米国株式を円貨決済すると+0.5倍。合わせて最大+1倍です。

やることは1つだけ。
毎月の積立設定画面で「楽天ポイントを毎月1ポイント利用する」を選んでおくことです。

ポイントを使っても損はしません。
積立金額からポイント利用分を引いた残りがカード決済額になるだけなので、1ポイント使って還元率が上がるなら、やらない理由がありません。

設定5:クレカ積立の還元率を自分のカードで確認する

楽天カードで投資信託を買うとき、もらえるポイントの率はカードの種類で変わります。

ファンドの代行手数料が年率0.4%未満の商品を買う場合、還元率は次のとおりです。

カードの種類ポイント還元率毎月5万円積立なら
楽天カード(年会費無料)0.5%250ポイント
楽天ゴールドカード0.75%375ポイント
楽天プレミアムカード1%500ポイント
楽天ブラックカード2%1,000ポイント
代行手数料が年率0.4%未満のファンドを買う場合の還元率

年会費のかかるカードに変えるべき、という話ではありません。
自分のカードで毎月いくら入るのかを、数字で把握しておくことが目的です。
公式ページで、必ず自分の目で確認してください。


楽天証券でつみたてNISAを始めるときによくある疑問

楽天証券のNISA口座は、税務署の審査が終わるまで買えませんか?

買えます。
楽天証券は即日買付制度に対応していて、申し込みの最短当日から取引できます。税務署の審査は並行して進みます。ただし審査でNISA口座を開設できないと判定された場合、その期間の取引はすべて課税口座に変更されます。

本人確認はスマホとパソコンでどれくらい違いますか?

取引開始までの日数が変わります。
スマホでICチップを読み取る方法なら楽天証券の審査は最短翌営業日です。パソコンで画像をアップロードすると、ログインIDの郵送に3〜5営業日かかり、取引開始まで2〜3週間程度になります。

マイナンバーがわかる書類が手元にありません。どうすればいいですか?

市区町村の役所の窓口で、マイナンバーが記載された住民票を取得してください。
手数料を払えばその日のうちに発行してもらえます。金額は自治体によって異なり、300円程度が目安です。

マネーブリッジを設定すると、すぐに金利が上がりますか?

すぐには上がりません。
優遇金利は、前月末終了時点で設定が完了しているお客さまに対して、当月1か月間適用される仕組みです。たとえば1月10日に設定した場合、適用開始は2月1日からになります。

ハッピープログラムにエントリーすれば、必ずATM7回無料になりますか?

なりません。
ATM最大7回・振込最大3回は最上位のスーパーVIPステージの数字です。エントリーした当月は全員ベーシックで無料回数はつかず、翌月1日から残高または取引件数で判定されたステージが適用されます。

3社の登録情報が違っているとどうなりますか?

マネーブリッジの申し込みができません。
氏名・生年月日・住所が楽天銀行と楽天証券で異なる場合は申し込みを受け付けられないと公式に明記されています。先に楽天会員情報を最新の本人確認書類に合わせてから申し込んでください。


まとめ|楽天証券でつみたてNISAを始める最短手順の全体像

今日の結論をまとめます。

まず、税務署の審査に1〜2週間かかる楽天証券の申し込みを最優先で実行する。
本人確認は必ずスマホで、ICチップを読み取る方法を選ぶ。

その待ち時間を使って、入金の手間をなくしポイントをもらうための楽天カードと、金利を上げ手数料を無料にするための楽天銀行を申し込む。

3つの口座がそろったら、氏名・生年月日・住所が完全に一致しているかを確認する。
そのあと、マネーブリッジ、ハッピープログラム、楽天ポイントコース、毎月1ポイント利用設定、還元率の確認という5つの設定を実行する。

今日やること
  • 楽天証券に申し込む:総合口座とNISA口座を同時に、スマホで本人確認
  • 会員情報を直す:楽天会員情報の氏名・生年月日・住所を本人確認書類に合わせる
  • 2つ並行で申し込む:待っている間に楽天カードと楽天銀行

ここまでで、投資を始める準備は完全に整います。
あとは、何を買うかを決めるだけです。

次回は、その中身の話をします。
金融庁が認定した商品のなかから、なぜ筆者は特定の1本だけを選んだのか。
そして、その選択がどれだけ怖いことなのか。リスクの正体も、事実に基づいて書きます。

このシリーズのほかの回もどうぞ

今日のポッドキャスト

夏休みの特別シリーズ「楽天証券でつみたてNISAを始めるまで ステップバイステップ」全6回

第3回「楽天証券でつみたてNISAを始める最短手順。口座開設のステップと5つの設定」

この記事で参照した公式・一次情報(2026年8月7日確認)

※投資は自己責任です。この記事は特定の金融機関やカードの利用を推奨するものではありません。金利・手数料・還元率・キャンペーン条件は変更される場合があります。数値は2026年8月7日に各公式ページを確認した時点のものです。申し込みの前に、必ずご自身で最新の公式情報をご確認ください。

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