皆さん、こんにちは。毎年この季節になると、
私たちの元に届く一枚の封筒があります。
会社の定期健康診断の結果報告書です。
私は先月受診した結果を昨日受け取りました。
この1年間、私はストイックに生活習慣を整えてきました。
毎朝のランニング、昼休みの筋トレ、禁酒、スーパー大麦とプロテインの摂取。
これだけやっていれば、間違いなくオールA判定で返ってくると自信満々でした。
しかし、封筒を開けて目に飛び込んできたのは、
総合判定『C』と『要再検査・生活改善』という信じられない文字でした。
私がこれほどまでに怒りを感じている理由
私は本当に怒っています。
単に結果が悪かったから怒っているわけではありません。
私のこれまでの血の滲むような努力が、
すべて無意味だったと突きつけられたような気がしたからです。
運動と食事制限が完全に否定された絶望
医師からのコメント欄には、
腹囲は基準値を超えており内臓脂肪の増加が考えられます。生活習慣を見直し、運動習慣をつけてください
と書かれていました。
これを見た瞬間、私は言葉を失いました。
私は毎朝5時に起きて4キロのランニングウォーキングを欠かさず行っています。
さらに昼休みにはスクワットなどの筋トレを行っています。
食事に関しても、大好きだったお酒をほぼ完全に断ち、
主食をスーパー大麦に変えて食物繊維を摂取しています。
何も努力をしていない人がこのコメントを受け取るなら納得できますが、私は限界までやっているのです。
さらに許せないのは、毎日朝と夜にプロテインを飲んでいるにもかかわらず、
血液検査で『総蛋白がやや低めです。たんぱく質を含むバランスの良い食事を心がけてください』と
指摘されたことです。
これでは、私の努力の方向性がすべて間違っていたと言われているようなものです。
努力が報われないのは自分の意志が弱いからではない
私は怒りに任せるだけでなく、なぜこれほど運動し、プロテインを飲んでいるのに結果が出ないのか、徹底的に調べることにしました。
そしてわかったのは、私の努力不足ではなく、
私の体の中で『努力を無効化する恐ろしいエラー』が起きているという事実でした。
そのキーワードが、脂肪肝が引き起こすインスリン抵抗性です。
ここでは、私が調べて判明した医学的な事実を共有します。
筋肉のインスリン抵抗性は内臓脂肪の量よりも脂肪肝の有無に強く関連しているという順天堂大学の研究データも存在します。[引用元: https://www.juntendo.ac.jp/news/02823.html]
この事実は、
お腹周りの脂肪より先に肝臓の脂肪をなんとかしなければ、筋肉の代謝が正常に戻らないことを示しています。
- 【インスリン抵抗性】:
すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが、細胞にうまく働きかけられなくなった状態を指します。肝臓に脂肪が蓄積すると、細胞がインスリンのシグナルを受け取りにくくなります。これを補うために体はインスリンを過剰に分泌し、血液中が常にインスリンで溢れる状態になります。
インスリンには脂肪の分解を強力に抑制する働きがあるため、いくら有酸素運動をしても蓄えられた体脂肪がエネルギーとして燃焼されず、体重が全く落ちないという現象が起きます。 - 【糖新生とタンパク質不足】:
摂取したタンパク質はアミノ酸に分解され、肝臓でアルブミンなどの血清タンパク質に再合成されます。しかし、脂肪肝によって肝細胞内に大量の中性脂肪が蓄積すると、このタンパク質を合成する機能そのものが低下します。
さらに、エネルギー代謝が乱れていると、体は摂取したプロテインを筋肉の材料として使う前に、肝臓で無理やり糖を作り出す反応の材料として消費してしまいます。
これが毎日プロテインを飲んでも血液検査の数値が上がらない理由です。 - 【De Novo Lipogenesis】:
脂肪新生とも呼ばれます。食事から摂取した糖質は肝臓にグリコーゲンとして蓄えられますが、脂肪肝の状態ではすでに飽和状態で貯蔵スペースがありません。あふれた糖分は、De Novo Lipogenesisという経路を通じて直接中性脂肪に変換されます。高炭水化物食による肝臓での脂肪新生が脂肪肝発症の大きな原因であるという研究報告も存在します。
この経路が過剰に働くため、少量の糖質であってもあっという間に内臓脂肪として蓄積されてしまいます。
私の実体験と今後の考察
理不尽な健康診断結果から、
私は自分自身の体が現在どのような絶望的な状態にあるのかを正確に把握することができました。
正直な感想として受け止めるべき現実
最初は怒りしかありませんでしたが、メカニズムを知った今は深い納得感とともに、恐怖を感じています。
私がいくらランニングで汗を流しても、脂肪を燃やすための酵素の働きがブロックされている状態では、ただ疲労を溜め込んでいるだけでした。
高いお金を払って購入したプロテインも、筋肉の修復には使われず、ただの糖分に変換されて消えていたのです。
自分の体が全自動の脂肪製造マシーンになっていたという事実を受け入れるのは辛いですが、これが真実です。
諦めずに戦略を立て直すべき人たちへ
もし私と同じように、毎日運動して食事制限もしているのに全く痩せない、
健康診断の数値が改善しないと悩んでいる人がいたら、
自分の意志の弱さを責めるのはやめてください。
あなたの体は今、インスリン抵抗性というシステムエラーに陥っている可能性が高いです。
やみくもに運動の量を増やすのではなく、インスリンを過剰に分泌させない生活習慣のアプローチが必要です。
食事のタイミングを見直したり、睡眠の質を改善してストレスを減らしたりするなど、根本的な代謝異常を正す戦略に切り替える時期に来ているのだと思います。
新たな人体実験への決意とまとめ
今回の健康診断結果は、私に絶望をもたらすと同時に、
非常に貴重な気づきを与えてくれました。
気合や根性だけで脂肪肝は治りません。
体のエラーの仕組みを理解した上で、明日からはアプローチの方法を完全に変えます。インスリン値を安定させるための新たなルーティンを構築し、来年の健康診断で必ずこのC判定を覆してみせます。
この人体実験の続きは、またブログやポッドキャストで必ず報告しますので、ぜひ見守っていてください。
