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【本要約】2025年日本経済再生戦略【国にも組織にも頼らない力が日本を救う】

お悩みさん

老後がかなり心配。年金はもらえるのかな?

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

記事で紹介する書籍【2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う】を読んで実践すれば

だれでも将来に備えてすべき行動を理解することができます。


本書は

元日本マイクロソフト代表取締役社長の成毛氏と

経営共創基盤(IGPI) IGPIグループ会長&日本共創プラットフォーム(JPiX) 代表取締役社長の冨山氏が書かれた本で

この先おとずれる日本の絶望と

新しい発想による金の用意をするアイディアが詰まっています。

本記事では具体的なこの国の現状と

「じゃあぼくたちはどうしたらいいのか?」というアクションプランを

重要な部分だけぎゅっと濃縮して要約しました。

最後まで読んでいただくことで

これからのぼくたちの生き方を知ることができます。

最後までじっくり読んでください。

目次

2025年日本経済再生戦略

本書の要約を一言でいうと

「国も他人にも期待せず、自分勝手に自由に生きる」
これ以外日本にいる限り老後をまともに過ごすことができない

です。

筆者の1人、成毛氏の著書はいくつか読みましたが

一貫して

日本は世界的に見ても構造的衰退国家であるのに

日本のサラリーマンは「何とかなる」という楽観論

もしくは「何とかする」という根性論しかなく

危機感がないと啓蒙しています。

このままでは今の現役世代の老後は悲惨なものになっていることは容易に想像できます。

いまやるべきは準備と備え

そして自分勝手に楽しく生きる。ということです。

具体的に1つずつ解説していきます。

「社会保障」は破滅にむかっている

「社会保障」は破滅にむかっている

だれしもが実は気づいているが「なんとかなる」精神で

目をつぶっている「社会保障」問題。

2021年7月75歳以上の後期高齢者が入る医療制度にたいして

企業が入る健康保険組合などが負担する支援金が膨れ上がっています。

かんたんに説明すると少子高齢化が爆速で進むことで

現役世代が後期高齢者の社会保障のかなりの割合を負担していて

今後もどんどん負担は増え続けます。

サラリーマンは給料から天引きされているので

社会保険料の増額にほとんど気がついている人はいません。

みんなが知らない間に社会保障負担がどんどん増えて

生活費を圧迫しています。

そして今後も増え続けていきます。

年金

国が総力をあげてやっている詐欺「年金」

現時点で65歳以下の年代は

何十年も支払った金額よりも

少ない金額しか年金が支払われないことが確定しています。

さらに平均受取年金額は減り続けており

現在は月14万円まで低迷しています。

さらにさらに!

将来的にこのままインフレがすすめば

月額年金は現在の1万円ぐらいの価値になるかもです。

老後は年金だけ暮らせないことが確定しているので

ぼくたち世代は「退職した後、どうやって生活費をまかなうのか?」をリアルに考えた方がいいです。

改善しても効果がでるのは40年後

「社会保障」&「年金」問題だけを考えても

日本の将来は絶望です。

政府ががんばって改善すればいいじゃないか!

って思うかもですが

ほとんどが60歳以上の国会議員ばかりの日本政府で

改善する方策が出てこないのは当たり前です。

仮に天才的な改善方法が出て

今の社会保障システムを劇的に良くしたとしても

効果がでるのは40年後と言われています。

どうしたらいいのか?

お悩みさん

絶望なんだけど……私たちはどうしたらの?

今の現役世代がすべきことは

「国や他人に頼らず自力で生きていく」というマインドを身につけることです。

今の現役世代は国や他人に頼らない生き方を身につけないといけません。

かんたんに言うと

自分なりに楽しく幸せな人生を作っていくことを考える

ということです。

以下で具体的に解説します。

現役世代が取るべき行動

価値観を変える(マインドチェンジ)

筆者が「今後は国も他人も助けてくれない100%自己責任の時代がやってくる」と啓蒙しています。

筆者が啓蒙する「100%自己責任の時代」というのは

究極的な個人の時代がやってくる

ということです。

なのでぼくたちも

今の価値観を変えて「自分勝手に楽しく生きましょう」という

どういうことかというと

  • 同調圧力を気にせず、空気を読まない
  • 集団に埋没せず、権力に屈しない
  • 自分で考えて、自分で行動する

ということです。

たとえば

マスクでの感染予防効果に疑問点を感じているのに

「周りがしているから自分もマスクをする」みたいな理由、考えはやめて

周りではなく自分で考えて行動しましょうということです。

昭和と今は違う

昭和はみんなで一緒に同じ高みを目指しました

  • 良い大学
  • 良い会社
  • 良い車

が成功とされ、良いとされていたのが昭和です。

みんなが同じ目標を目指していたわけです。

現在はこんな価値観は消滅しており

何が良い大学で

何が良い会社で

どの車が良い車なのか

人それぞれで価値観が違うことが当然です。

趣味思考もバラバラで

見ているエンタメや

所得もバラバラ……

人それぞれなんだから当たり前だよね

って思うかもですが

価値観がバラバラなはずなのに

日本人は全体に従って行動しがちです。

しかしもう組織に従って生きたところで

将来が好転する時代ではないんです。

国のため

会社のため

という考え方が年配者に残っていて

考えを押し付けられることもありますが

「国のため」と言う考え方も昭和の遺物であり

脱却すべき価値観なんです

自由に生きるという新しい価値観を持つ

  • 自分の幸せは自分で決める
  • 欲しいものは自分で取りにいく
  • やめたけりゃすぐやめる
  • 嫌な人とは距離を取る

集団や全体主義に惑わされず

自分勝手に自由に生きることに価値をおきましょう

上場企業よりもユニコーン企業を目指す

先述の「会社のために」という価値観

実は日本の上場企業に多く残っている昭和の体質です。

日本のトップ企業でも

いまだに印鑑が必要だったり

紙の契約書が多かったりします。

このような状況で

上場企業にも古い価値観が残っているため

今後は公共インフラ部門や二次電池部門も

国際競争力を失う可能性が高いと言われています。

今後、変化についていけない古い体質の組織はかならず淘汰されますし

古い価値観の会社では自分勝手に生きていくのはむずかしいです。

就職するのであればユニコーン企業を目指しましょう。

具体的には企業の評価額が1,159億円をこえる上場のスタートアップ企業です。()

なぜならユニコーン企業であれば経営者が若い世代であることが多く

昭和的価値観に引きずられる心配がないからです。

ぼくの意見になりますが……
本書では「ユニコーン企業に就職しよう!」ってかんたんに言っていますが
かなりむずかしいと思います。
自分でもできる行動として
今の会社ではムダな飲み会等の慣例には一切従わず
仕事では結果をだして上席を黙らせるように働いています。

世の中にあるものに興味を持つ

お悩みさん

自分で動くっていっても何をしたらいいかわからない

って人におすすめなのが

世の中にあるものさまざまなものに好奇心を持って接しましょう。

自分の新ネタの探索に意識を向けて

感度をあげていれば

必ずヒントを得ることができます。

そして良いモノ、興味が少しでも湧くモノを見つけたら

素早く行動を起こしましょう。

「初速は常に最速で」です。

学校は中身で選ぶ

学校は中身で選びましょう。

今後、東京大学以外の学歴にはほとんど価値がなくなりますが

学生時代に何をしていたのか?には価値があります。

学歴で測れる頭の賢さはたかが知れていて

企業もそれも理解しています。

なので学歴だけで人のスキルを判断しません。

むしろ学歴や受験では測れない視野の広さ、発想の自由さ、話す力などが

社会でのスキルとなります。

たとえば今後、学歴が武器となるのは東京大学のみです。

Aランク、Bランク大学の学歴で

「学生時代とくになにもやっていません」って人は

「ちょっと頭がいい」程度にしか思われません。

逆にインターネットを活用した通信制高校にいきつつ

高校時代にECサイトを立ち上げて売上を出していました

と言う経歴はユニークですし、

他の人にはない経験、スキルを持っているので

企業側も価値を見い出しやすいです。

転職はあたりまえ

以前の「学歴主義」は今は「職歴主義」に変わりました。

どこの大学を出たか?

よりも

どんなスキルを持っているか?

が重要になりました。

たとえば

  • 戦略コンサルティング
  • 外資系投資銀行
  • 総合商社

などに職歴があると転職や起業がかなり有利になります。

他の職業よりもビジネススキルが高い職種だからです。

企業としても即戦力としてかなり欲しい人材です。

大学には行かなくていい?

大学には行かなくていい?

ということではない

本書では

「大学には行った方がいい。なぜなら自分はやばい人間ではないという保証になる」

と啓蒙しています。

どういうことかというと

アメリカでは「高卒です」と言うと

この人は何か犯罪歴があって大学に行けなかったのかも

と思われてしまいます。

実際にアメリカではそういった事情で高卒止まりの人が多いからです。

そのため世界に活躍するグローバル人材として価値を残しておきたいのであれば

学歴は最低限のパスポートになります。

パスポートのための大学はどこでもいい

再掲しますが

今後、日本の大学で学歴としての価値があるのは東京大学のみとなります。

そのため最低限のパスポートとして大学に行くのであれば

最低限の努力で入学できる大学にいきましょう。

筆者は

日本の大学の教育的価値はほぼ無い。そのための入試でがんばるのは人生のムダでしかない

と言いきっています。

何事も最低限の努力で最大効果を発揮することが重要なので

最終学歴を「大卒」にするための大学であれば

最低限の勉強で入れる大学でOKということです。

ぼくの意見になりますが……
ぼくは自分の子に学びたいこと、やりたいことがあるなら大学にいくべきだが
とりあえずや将来のためにという理由ではいく必要がないと教えるつもりです。
なぜなら大学で習うことはすでにインターネットでほぼ無料で学べるからです。
自分が本気になれば大学で学ぶことをネットで学べる時代です。
大学に行く時間とお金を使って、自分のしたいことに投資すべきだと考えています。

教育に関する親の姿勢

ぼく自身7歳の子がいるのでビシバシと響いた箇所です

初等教育、中等教育においては親の問題が大きい

子どもが「自分は何に向いているのか」

親が冷静に見てあげる必要があります。

素質を見ようとせずに

「とにかく勉強をしろ」

これは親の思考停止。

今の子どもは

生まれた時にすでにインターネットがあって

さまざまな情報にふれています。

ぼくたち世代とは違い、発想が自由です。

古い価値観の教育よりも

子どもがやりたいこと、興味を持ったことは全力でやらせて

親は見守る。全力で見守る。

学校外ではできるだけさまざまな体験、経験をさせてあげる。

これが大切です。

インターネットネイティブには通用しない

ぼくの意見になりますが……

ぼくと子どもは一緒だと思っていません。

今の子どもは、生まれた時からスマホがあってインターネットがあって

ワイヤレスでなんでも繋がり

遠く離れた(おそらく遠いと言う概念もない)親戚とかんたんにテレビ電話。

タッチパネルが当たり前で

4歳のころからスワイプもタップもできます。

そんな新しい世代の子達に

ぼくたちが子どものころに受けてきた教育は通用しません。

自分が受けてきていないので

インターネットネイティヴの子育て方法なんてわかりません。

なのでぼくたち夫婦はとかく「見守る」ことにしました。

親の価値観で押さえつけることなく

子どもが興味を持ったことはとりあえず全部やらして

自分達は困った時に助けられるように準備をするだけ。

江戸時代に戻る

江戸時代にもどる

自分勝手にそれぞれの幸せを追求しながら

気ままに生きるように意識する

と解説してきましたが

理想のレベルをさげることで得られる幸せもあります。

それが元々日本にあった伝統的ライフスタイルに立ち返るということです。

たとえば江戸時代の長屋住まいの人々のライフスタイル。

その日暮らしで物質的にも裕福ではありませんが

生活するには足りており職を転々と変えながら気ままに暮らしていたと言います。

期待値をさげて生きる

期待値をさげて生きましょう。

先述に通じる話ですが

江戸時代は

植木職人、鳶職、大工などの労働時間は年間80日程度。

実に週2日勤務です。

農家も年1/3は休み

役人ですら1ヶ月働いたら1ヶ月休み

というシフトです。

江戸時代の庶民は決して裕福ではないものの

食べていけないほど貧しかったわけではなく

のんびり気ままに生活をしていました。

長屋スタイルでいい

またまた感想&意見になります。

ぼくも大金持ちになって豪遊したいとはまったく思っていません。

良い車もいらないし、デカい家もいりません。

今の人生を立ち返った時に

嫁大臣がいて

2人の子どもがいて

帰る家がある

ご飯も食べられるし、ビールも飲めるだけの所得がある

土日になればホテル泊は無理でも

車内泊であれば家族4人どこでも自由に旅に出ることができます。

すでに十分満たされています。

あとは人生のストレスとなっている「会社をやめる」という目標を達成するために

自分ビジネスを構築するのみ。

まとめ

では本記事をサクッとまとめます。

  • ぼくたち世代の老後は絶望
  • 自分の責任で自由に生きる
  • 国にも他人にも頼らない
  • 自分の力で稼いであとは自由気ままに生きる
  • 期待値を下げても幸福度はさがらない

って感じです。

ぼくがいちばん本書で感銘を受けたことは

自分なりに楽しく幸せな人生を作っていくことを考える

ってことですね。

価値基準は自分で設定すること。

贅沢なんてしなくもいいから

労働時間を減らして

自由気ままにのんびりと家族と過ごしたいです。

です。

現役世代のサラリーマンにぜひ読んで欲しい1冊です。


サクッと読めて実用的なので読んでみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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