私は
地元京都にあるプロサッカークラブ『京都サンガF.C.』を
応援しているサラリーマンです。
はじめに
私は
京都サポーターではありません。
お金を払って
サッカーを楽しんでいる一般客で
ただのサンガファンです。
京都サンガの試合は
毎試合必ず見ますし
アウェイゲームも
ガンガン行ってます。
15年連続ファンクラブにも入って
楽しんでいます。
しかし
立って応援したり
歌ったりしないので
私はサポーターではありません。
(ゴール裏のサポーターさん曰くそうらしい)
なので
観戦料を支払って
サッカー観戦しているただの一般客です。
そんなニワカファンが書いてる駄文なので

・俺は紫の戦士を愛しているんや!
・選手はがんばっているのに!悪いこというな!
・京都の誇り!紫魂ぃ!
って方には
このブログ記事には合いません。
あらかじめご了承ください。
YouTubeやっています!!
京都サンガF.C.の現実:百年構想リーグ開幕2試合の内容は「試合に負けていた」
単刀直入に申し上げます。
第1節(2月6日): 京都サンガF.C. 1-1 ヴィッセル神戸 PK1-4
→ 勝ち点1 第2節(2月14日): 清水エスパルス 1-1 京都サンガF.C. PK1-3 → 勝ち点2
90分での勝利:ゼロ。
第2節の清水エスパルス戦は、後半開始直後のオウンゴールで失点し、そこから90+12分まで同点にできませんでした。
ラファエル・エリアス選手の土壇場弾とGK太田岳志選手のPK2本ストップで勝ち点2を拾った形ですが、
90分の内容でジャッジすれば
「清水エスパルスに終始主導権を握られた試合」です。
清水エスパルス側が試合後に「90分を通じて自分たちのやりたいことができた」と評価しているのは、
主観ではなく客観的な実態を反映した発言です。
前半の京都の枠内シュートは1本。
この数字だけで内容は語り尽くせます。
曺貴裁監督選手は試合後に「前半から全て。個人個人がバラバラにプレーしてしまった時間帯もあった。原因は監督である自分にある」と異例の自己批判コメントを出しました。
監督がここまで言葉を選ばずに問題を認めたということは、
現状の深刻さを公式に認めたということです。
これを「謙虚さの発露」として美談にするのは間違いです。
問題の構造を直視するべき発言として受け取らなければなりません。
なぜ京都サンガF.C.の攻撃は機能しないのか——3機能の同時喪失という設計上の欠陥
宮本優太選手の離脱:CB起点のビルドアップ回路が消えた
宮本優太選手は登録ポジションDFで本職は右サイドバックですが、
京都では曺貴裁監督選手の直接要請によりセンターバックにコンバートされた選手です。
171センチという体格でJ1のCBを務めたこと自体、
この選手の予測力とカバーリング走力がいかに傑出していたかを物語っています。
重要なのは守備面だけではありません。
宮本選手の価値の一部は、最終ラインから相手にとって危険なゾーンへの縦パスを差し込む能力、
すなわち後方からのビルドアップ起点としての機能にありました。
曺貴裁監督選手がこの点を評価して起用し続けた事実がそれを証明しています。
この選手の浦和レッズ復帰によって、
京都は守備統率とビルドアップ起点の二重機能を同時に失いました。
後方から安定してボールを前進させる設計の一角が崩れたということです。
原大智選手の離脱:前線に参照点が存在しない
FW原大智選手は2026年1月31日、FCザンクトパウリへ完全移籍しました。
2025明治安田J1リーグ34試合5ゴール10アシストという数字は、
この選手が「デカいだけのターゲット」ではなかったことを数値で証明しています。
サッカーにおいてクロスやラストパスは、届けるべき「参照点」が存在して初めて設計として成立します。
191センチの空中戦制空権を持ち、ポストプレーでも裏抜けでも機能できるCFがいることで、
中盤から前線へのパスルートに明確な目的地がありました。
今はその目的地がありません。
清水エスパルス戦でクロスを上げても崩し切れない場面が続いた直接的な原因はここにあります。
前線の参照点がない状態でクロスを上げることは、
届け先のない手紙を投函し続けることと構造的に同じです。
福岡慎平選手の不在:ゲームコントロール機能の全停止
MF福岡慎平選手(背番号10)は2026年2月7日に負傷離脱が公式発表されました。
アンカーとして「全体のリズムを作る」と本人が語っていた中盤の要です。
外国籍選手と日本人選手の橋渡し機能、
そして試合全体の速度管理を担っていた選手が不在の状態では、
中盤のIH2枚が高い位置でチャンスに関与することが構造的に難しくなります。
3機能の同時喪失が生む連鎖的機能不全
3名の喪失が生む問題は「単純な戦力ダウン」ではありません。
後方(宮本選手)→ 中盤(福岡選手)→ 前線(原大智選手)という縦のチャンス創出回路が3点同時に断絶したという、設計上の問題です。
どこか一点が機能しなくなるのではなく、
前から後ろまでパスルートの構造全体が解体されたと言うべき事態です。
前半の枠内シュート1本は、この設計崩壊の結果です。
運が悪かったわけでも、選手が頑張りを欠いたわけでもありません。
構造が壊れていたから、この数字になったのです。
齊藤未月選手のアンカー機能:正直に評価すれば「まだ足りない」
ヴィッセル神戸から移籍してきたMF齊藤未月選手が担うアンカーというポジションは、
曺貴裁監督選手のシステムにおいて最も要求水準が高いポジションのひとつです。
ビルドアップ時の立ち位置取り、プレス回避の判断速度、IH2枚への前向きの縦パス配給
この3つが実戦の中で反射的に実行できるレベルになるまでには、体への染み込みが必要です。
現時点で「完成している」と評価するのは事実と乖離しています。
齊藤選手がアンカーとして真に機能するまでには、まだ時間がかかります。
それを「まだ成長中だから仕方ない」と言うのは簡単ですが、その現実と向き合った上でどう戦うかが曺貴裁監督選手に問われていることです。
今節アビスパ福岡戦で試されること
IHの縦方向の動き出しと齊藤未月選手の縦パス連動を試合設計に組み込む
齊藤未月選手が前向きの縦パスを打ち込める場面を作るためには、
IH2枚が事前に縦方向の動き出しを起こす必要があります。
この連動パターンを試合に落とし込めているかどうかが、
今節最初に評価すべき点です。
清水戦でこれが機能していなかった以上、
曺貴裁監督選手が「修正」と言葉で示した内容がここに表れているかどうかを見るべきです。
ラファエル・エリアス選手を軸とした前線の役割整理
原大智選手が不在の今、前線の基準点はFWラファエル・エリアス選手しかいません。
(もちろんマルコ、新井選手のチャンスクリエイトはありますが)
2025シーズンにJ1リーグ18ゴールを記録したこの選手がより多くの決定機を得られるよう、
サポートの入り方と最終局面への侵入ルートを設計し直すことが急務です。
清水戦の前半1本という枠内シュート数は、
このラファエル・エリアス選手への供給設計が機能していなかった証拠でもあります。
一勝より重い問い——このチームは半年後に何者になっているか
今節のアビスパ福岡は、パパス監督が体調不良で不在のまま塚原HC代行が指揮を執ります。
前節アップ中に主力DFの畠中選手が負傷離脱し、
2試合で勝ち点2、前節はセレッソ大阪に0-2完敗という状態でホームの京都に来ます。
条件だけを見れば、勝てる試合です。
しかし筆者が今の段階で問いたいのは「今日勝てるか」ではありません。
百年構想リーグは2026-27シーズンへの準備期間として機能させるべき大会です。
原大智選手の完全移籍、宮本優太選手の浦和レッズ復帰
この2名の喪失は、単純な戦力計算では測れないほど大きかったことが開幕2試合で明らかになりました。
穴を埋めるには即席の修正では足りません。
新しいチームの骨格を、時間をかけて作り直すしかありません。
今この18節の中で見るべきは、
齊藤未月選手がアンカーとして成熟していく過程、
IHがチャンスを創る回数が試合を重ねるごとに増えていくかどうか、
統率された組織として機能し始めるかどうか——その変化の軌跡です。
勝ち点の積み上げは当然求めます。
ただ、内容なき勝利に満足してしまうことが、このチームにとって最も危険な落とし穴です。
今日の試合を「勝った負けた」だけで消費しないでください。
曺貴裁監督選手がどんな修正を施し、選手たちがどう応答したか。
そこに半年後のサンガの姿が宿っています。


