こんにちわ
毎朝5時から朝活をして
『読むだけで少し人生の生産性を上げるブログ』を書いている
パパスタ@papasta7と言います。
さて
スタートしました!
ざっくり対象本を調べたらおもしろそうな本がたくさんありますねー
今回はそんなセール本の中でも唯一、オススメしたい小説を1冊だけ紹介したいと思います。
いつもと違うおもしろい本ないかなー
って思っているかたに超オススメの変わり種小説です。
Kindleクリスマスセール!おすすめ小説1冊厳選!
ではさっそくおすすめの書籍を1冊だけ紹介します。
選んだ基準は特にありません。
ただ、1冊このタイミングでどうしてもオススメしたいものがあったので
記事を書いた次第です!
そのオススメしたい一冊ってのは……
残像に口紅をです!!
残像に口紅を をとにかくオススメしたい!
筒井康隆先生の『残像に口紅を』を読んでください!
ラインナップされた瞬間、即購入しました!
キターーーーー!!コレ、読んでみたかった!
ってアガりましたね笑
残像に口紅をってどんな本?
『残像に口紅を』はアメトーーク!の読書芸人で
カズレーザーが紹介していた本です。
この時から気になって気になって……。
この本はストーリーを楽しむと言うか
本の趣旨を楽しむ本です。(語彙力がなくて説明できん笑)
章が進むごとに、本のなかから使える50音の「音」が少しずつ減っていくルールではじまります。
音が消えるとその言葉を使うことができなくなります。
それだけではなく
その音が入った単語がすべて本の中から存在がなくなります。
たとえば
『い』がなくなったら犬という存在自体、本からいなくなります。
『ふ』がなくなると本からフランス料理屋がなくなり
欧州料理屋になってます。
意味わからんですよね!?笑
これは一度読んでみないとなかなか掴めません。
最後らへんは使える言葉が少なくなりすぎて
詩のようになります。
しかし、ここで筒井先生の語彙力、表現力の凄まじさを感じることができます。
本書を読んで欲しい人は、音楽(歌詞)を作っているバンドマン、ヒップホッパーです。
歌詞はある意味、言葉遊び。
筒井先生の語彙力から表現方法を学ぶことができます。
残像に口紅をの口コミは?
残像に口紅をの評価は二極化していて
ストーリーを楽しみたい人はあまり刺さらないようです。
ただこの小説の主旨を理解している人は
めちゃくちゃハマってるみたいですね笑
どんどん音が減っていく。だがさすが筒井康隆、彼の語彙力には人をうならせるものがある。
最後の最後まで、音が減っていることに気づかせないほどの語彙力、表現力の豊かさには舌を巻いてしまう
最後のラストの畳みかけには思わず手が震えてしまって程の緊張感と旋律がある。一読をお勧めする。
https://www.amazon.co.jp/
非常に挑戦的な作品。物語が進むごとに、音が一つづつ消えて行く。中盤までで、かなり音が失われているのにそれが感じられない。
解説が充実しており、最後に答え合わせ?もあるので、間違って使っている音を探しながら読むのも面白いかもしれない。
https://www.amazon.co.jp/
本書は文字を一つずつ無くして行き、残りの文字で物語を描いて行くというユニークかつチャレンジングなも
の。本当に使用していないかを確認したり、いったい何を表現しているんだろうと失った文字(音)から推測し
てみたり。結構クイズのように遊べる(ちょっと疲れるが)。終盤に向かうほど物語が成立しなくなるのはしょ
うがないが、シリアスな作品というより落語か漫才の世界を体験させる作品ではある。
https://www.amazon.co.jp/
言葉が消える事による作中世界での混乱をユーモラスに描き(第一次元)、次に消える文字の物がこれでもかと出てきて読者に予測させるちょっとしたゲーム性や、叙述の不可能性を逆手に取った文章の面白みを描き(メタ次元)、文学として制約の上で表現の豊かさを探ったり(メタメタ次元)。
特にこの、ただ単に単語や言い回しを言い換えるだけではなくて「いかに表現するか」「あたらしい文体が生まれるのではないか」と格闘する姿勢に、底なしのバイタリティを感じます。あくまで攻めの姿勢なんですよね。
https://www.amazon.co.jp/
実験的なもので好きずきではあるが、その技術と発想にはうならされる。
ちょっと中だるみしているという感じもあるが、ラストは圧巻。
タイトルのでもある、消えてしまった「かつて娘だったような気がするもの」の「残像」に「口紅」を、という発想は、残酷さと切なさが交じりあって感動的でさえある。
https://www.amazon.co.jp/
「あ」がまず消えて、最後に「ん」が消える。そんな文字が消えていくスリリングな体験を味わうことができる唯一無二の作品。
https://www.amazon.co.jp/
幽遊白書でもあった
実はこの言葉遊びゲーム。
なーんかどっかで同じような話あったよなー
って思っていましたが
思い出しました。
幽遊白書で蔵馬vs海藤の話です。
このたたかいがめっちゃおもしろい話だったので
印象に残っているんですよね!
鞍馬と海藤の言葉遊びゲームが収録されているのは13巻です。
おすすめKindle端末
今回紹介したKindle書籍(電子書籍)は
スマホにKindleアプリかAmazon端末を持っていないと読めません。
ぼくはKindle端末とiPhoneアプリを両方使っていますが
基本的にはKindle Paperwhiteを利用しています。
Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 32GB ブラック 広告つき 電子書籍リーダー + Kindle Unlimited(3ヵ月分。以降自動更新)
Kindle Paperwhiteはスマホに比べると反応が遅い(遅すぎる)というデメリットはありますが
直接目を照らさないフロントライト方式で
目に優しいし、実際のインクを使用しているため
紙の本と同じようにくっきりとした文字で読めます。
またKindleはよくセールを行っているので、紙書籍で購入するよりも安く買えるし
紙書籍と違い、場所をとりません。
自分のスキルアップのために1台持っておくのオススメですよ!
Kindleアプリはちょっとした空き時間、すきま時間に読むのに適しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると今回紹介した本は
普通に物語をたのしむ小説ではありません。
文章のプロである小説家が
使える文字がどんどん減っていくなか
いかに物語を表現していくのか?
挑戦している側面をたのしむ本です。
あまりこういった趣旨の本はなかったと思うので
ちょっと変わり種の本が読みたい人にもいいですね。
さて今回紹介した本だけではなく
いろんな本がセールで安くなっています。
読書が苦手な方は
まず『本を選ぶ』という行動を起こすのが良いかもですね!
Kindle Unlimited(読み放題サブスク)も超お得です!
良書がたくさんあって読み放題なのでオススメです!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
👇ポチッと応援いただけるとブログ更新の励みなります!!