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【体験談】昨日、義祖母を「祭壇なし」で見送りました。通夜の代わりに「宿泊」を利用した「偲ぶ会」の演出。3日間、親族全員で力を合わせてゴールを目指したプロセスと、祭りのあとのような「修学旅行感」について【日記49日目】

「お葬式は悲しいけど、楽しいな」

これは、昨日、葬儀中に次男がぽつりと漏らした言葉です。

今回見送ったのは義祖母。

喪主ではない私は、裏方として「ロジスティクス(段取り)」に徹しました。

選んだのは、祭壇を作らず、扉を開け放ったフラットな空間での「お別れ会」。

そこには、湿っぽい悲しみよりも、

親族全員が力を合わせて故人を送り出す、ある種の熱気がありました。

今回は、3日間のプロセスが生んだ「修学旅行」のような一体感と、

それを支えるために40代サラリーマンが行った準備について記録します。

目次

「祭壇なし・扉開放」の空間設計

今回の会場レイアウトは、心理的な壁を取り払うことを意識しました。

1. 祭壇を作らない

通常あるような花祭壇は設けず、会場の中央に棺を配置し、その周りに椅子を並べました。

特定の方向を向くのではなく、みんなが故人を中心に向き合う形です。

2. 扉を開け放ち、空間をつなぐ

棺のあるホールと、食事をする休憩室。

この間の扉をすべて開け放ちました。

「ゾーニング(区分け)」をあえてしないことで、

食事をしている時も、棺のそばで話している時も、

同じ空気を共有できるようにしました。

「宿泊」を利用した「偲ぶ会」

今回、葬儀場の宿泊施設(限定4組)を確保しました。

これは全員で泊まるためではなく、

キーパーソンである義母や義伯父夫婦のためです。

通夜ではなく、ゆっくりとした時間を

遠方から来た義伯父や、実の娘である義母が泊まることで、時間を気にせず故人のそばにいることができました。

形式的な「通夜」の儀式を行う代わりに、

夜は親族だけで集まる「偲ぶ会」のような温かい時間になりました。

これができたのは、事前に宿泊というロジを確定させておいたからです。

「修学旅行」のような3日間の正体

すべてが終わり、昨日帰宅して感じたのは、

心地よい疲労感と、祭りのあとのような寂しさでした。

それはまるで修学旅行が終わった後のようです。

この感覚はどこから来たのか。

  • 子どもたちが会場で遊び、それを大人が見守る。
  • 棺へのメッセージ(2回目)をみんなで書き込む。
  • 「いいお別れにしよう」とみんなが動く。

この3日間、「おばあちゃんをみんなで送り出してあげよう」という共通のプロジェクトに向かって、

親戚一同が力を合わせたこと。

その「協働のプロセス」こそが、修学旅行のような一体感の正体だったのだと気づきました。

まとめ

次男が感じた「楽しさ」は、不謹慎な意味ではなく、

この「チームとしての一体感」に対するポジティブな感情だったのだと思います。

44歳、義理の孫という立場の私にできたことは、

このチームが動きやすいように環境を整えることでした。

葬儀にはいろんな形がありますが、「みんなで力を合わせる」ことができるスタイルは、

残された家族の絆を深める素晴らしい選択肢だと感じています。

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