2026年1月18日、日曜日。
お正月ぶりに会った2歳の姪っ子は、別人のように進化していた。
いつもなら私の顔を見た瞬間に人見知りを発動し、サイレンのように泣き出す。
しかし今日は違った。
玄関を開けるなり、満面の笑みでトテトテと走り寄り、私の足にハグをしてきたのだ。
「かわいい」
そう思った次の瞬間、私は背筋が凍るような焦りを感じた。
この子のOSは、たった2週間でここまでアップデートされている。
ひるがえって、俺はこの2週間で何を変えられた?
「見守る側」に回った瞬間、人は老いる
息子たちも、姪っ子も、光の速さで走っている
驚いたのは姪っ子だけではない。
ウチの長男と次男もだ。
前まで彼らが、姪っ子の前ではすっかり「頼れるお兄ちゃん」の顔をして、
甲斐甲斐しく遊んであげている。
子どもたちは、放っておいても勝手に成長する。
(むしろ僕は
子どもは放っておくことで
自分で考えて自分で学び成長する
と思っているので
大人が先回りして困難を取り除くことは一番やってはいけないことと思っている)
新しい言葉を覚え、感情をコントロールし、関係性を築く。
そのスピードは、F1マシン並みだ。
「すごいね」は敗北宣言だ
大人はつい、子どもの成長を
「すごいねぇ」「大きくなったねぇ」と俯瞰(ふかん)して見てしまう。
だが、その視点こそが老化の始まりだ。
俯瞰するということは、
自分を「レースの外側にいる人間」だと規定することだ。
「自分はもう成長のピークを過ぎたから、あとは次世代を見守るだけ」
そんな枯れた精神で44歳を生きるには、人生はあまりにも長すぎる。
44歳児として、2歳児にライバル心を燃やす
脳の可塑性は、死ぬまで続く
「子どもは脳が柔らかいから」と諦めるのは、科学的にも間違いだ。
脳科学の世界では「神経可塑性(かそせい)」といって、
何歳になっても新しいことを学べば脳は変化し、成長することが証明されている。
姪っ子が「ハグ」という新しい対人スキルを獲得したなら、
私は「Gemini」という新しい知的スキルを獲得する。
彼女が積み木を高く積めるようになったなら、
私はビジネスの売上を高く積む。
大人気ない?
上等だ。
成長速度で2歳児に張り合おうとする気概がなければ、
この変化の激しい時代に生き残ることなんてできない。
吸収力の源泉は「好奇心」のみ
姪っ子が成長するのは、世界すべてが「知りたい対象」だからだ。
対して大人が停滞するのは、経験則で「分かった気」になっているからだ。
今日から私は「44歳児」になる。
常識を疑い、新しいツールを触りまくり、
失敗して泣き(心の中で)、そして昨日の自分を更新する。
姪っ子が大人になった時、「あのおじさん、いつ会っても新しいことやってるな」と言わせてみせる。
まとめ:伸びしろは、自分で作るもの
子供の成長を他人事として見るな。
そのスピードに嫉妬し、
自分も同じ速度で走ろうとする意志だけが、大人を若く保つ。
明日から、何か一つ「今までやったことのないこと」に挑戦しよう。
ランチの店を変えるだけでもいい。
その小さな変化が、あなたの脳を2歳児のように活性化させるはずだ。