投資を始めたいけど、 何を買えばいいかわからない。
そんなあなたに 知ってほしいのが「S&P500」です。
実は私も、5年前は 投資の知識がゼロでした。
「株って難しそう」 「損したら怖い」
そんな不安だらけの状態で 楽天証券の口座を作り、
「これを買っておけば間違いない」 と言われたS&P500に 思い切ってフルベット。
あれから5年。
正直、あの時の決断は 間違っていませんでした。
もちろん下落も経験しましたが、
長期で見れば着実に 資産が増えています。
この記事では、 当時の私のように 投資初心者だったあなたに向けて、
S&P500の正体から 具体的な買い方まで、
実体験を交えながら わかりやすく解説していきます。
難しい知識はいりません。
スマホ一つで、 月1万円から始められますよ。
さあ、一緒に見ていきましょう。
投資は自己責任です。必ず最後は自分で考えてから投資してください。
S&P500とは何か?初心者にもわかりやすく仕組みを解説
アメリカの優良企業500社にまるごと投資できる株価指数
- アメリカを代表する企業500社の株価平均を示す指数
- 指数(インデックス)という「数字」でアメリカ経済全体を表す
- 一つの商品を買うだけで自動的に500社に分散投資できる仕組み
S&P500は、アメリカ経済の健康状態を一つの数字で表す「経済の体温計」のようなもの
正式名称は「Standard & Poor’s 500 Stock Index(スタンダード・アンド・プアーズ500株価指数)」。
金融情報会社のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが算出・公表している株価指数です。
S&P500について
「米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、米国経済全体の動向を示す代表的な指標」と説明されています。
Apple、Microsoft、Amazon、Google(Alphabet)、Teslaといった世界的に有名な企業から、
医療、金融、エネルギー、消費財など11のセクター(業種)に分散された優良企業500社を集めて、その株価を時価総額加重平均で算出しています。
時価総額加重平均とは、
会社の規模(株価×発行株式数)が大きい企業ほど、
指数への影響度が高くなる計算方法です。
つまり、Appleのような巨大企業の株価変動は、
小さな企業よりもS&P500全体に大きな影響を与えるということですね。
S&P500に連動する投資信託やETF(上場投資信託)を買えば、500社すべてに投資したのと同じ効果
5年前の私は、「どの会社の株を買えばいいか」なんて全くわかりませんでした。
今もわかっていません。
でもS&P500なら、一つ買うだけで500社に分散投資できる。
一つの会社が倒産しても、残り499社がカバーしてくれる。
この圧倒的な分散効果が、投資初心者だった私の不安を取り除いてくれたんです。
S&P500の構成銘柄トップ10と業種別構成比率
2024年12月時点でのS&P500構成銘柄トップ10:
- Apple(テクノロジー) – 約7.0%
- Microsoft(テクノロジー) – 約6.5%
- Amazon(消費者サービス) – 約3.8%
- NVIDIA(テクノロジー) – 約3.5%
- Alphabet(Google)クラスA(通信サービス) – 約2.3%
- Meta(Facebook)(通信サービス) – 約2.1%
- Alphabet(Google)クラスC(通信サービス) – 約2.0%
- Berkshire Hathaway(金融) – 約1.8%
- Tesla(消費者裁量) – 約1.7%
- Eli Lilly(ヘルスケア) – 約1.5%
※構成比率は市場変動により常に変化します
業種別構成比率(2024年12月時点):
- 情報技術:約31%
- 金融:約13%
- ヘルスケア:約12%
- 消費者裁量:約10%
- 通信サービス:約9%
- 資本財:約8%
- 消費財:約6%
- エネルギー:約4%
- 公益事業:約3%
- 不動産:約2%
- 素材:約2%
このように、情報技術セクターが全体の約3割を占めており、
テクノロジー企業の影響力が非常に大きいことがわかります。
指数(インデックス)とは?S&P500が商品名ではない理由を理解する
指数は成績表であり直接購入できない金融商品
- 指数自体は「株価の平均値を示す数字」であり購入できない
- 実際に買えるのは「S&P500に連動する投資信託やETF」
- 初心者には投資信託が最適(少額投資・自動積立・管理が簡単)
S&P500は「商品」ではなく「指標」なんです。
ここが初心者が最も混乱するポイントです。
S&P500は「商品」ではなく「指標」なんです。
これは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)と同じ概念です。
日経平均株価が「日本の代表的な225社の株価平均」を示す数字であるように、
S&P500も「アメリカの代表的な500社の株価平均」を示す数字に過ぎません。
インデックスファンド(指数連動型投資信託)について
「特定の指数に連動する運用成果を目指す投資信託」と説明されています。
5年前の私も、最初はここで大混乱しました。
「S&P500を買いたいのに、楽天証券で検索すると『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』『SBI・V・S&P500インデックス・ファンド』など、いろんな商品が出てくる…」と。
実際に購入できるのは、
S&P500という指数の動きに連動するように設計された「投資信託」や「ETF」という金融商品です。
投資信託とETFの違い:
- 投資信託:証券会社を通じて購入。100円から買える。毎月自動積立が可能。リアルタイム取引不可(1日1回の基準価額で取引)。
- ETF:証券取引所に上場している投資信託。株式と同じようにリアルタイムで売買可能。最低購入単位が数万円〜。
初心者には、少額から始められて自動積立ができる「投資信託」が圧倒的にオススメです。
私も投資信託から始めて、設定したらあとは完全放置。
これが5年間続けられた最大の理由です。
主要なS&P500連動商品の比較
投資信託の主要商品:
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) – 信託報酬0.09372%以内
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド – 信託報酬0.0938%程度
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド – 信託報酬0.077%以内
ETFの主要商品:
- VOO(バンガード・S&P500 ETF) – 経費率0.03%
- IVV(iシェアーズ・コア S&P500 ETF) – 経費率0.03%
- SPY(SPDR S&P500 ETF) – 経費率0.0945%
どれを選んでも大きな差はありませんが、
初心者はNISA対応で100円から買える投資信託を選ぶのが無難でしょう。
なぜS&P500は人気なのか?長期投資家に選ばれ続ける3つの理由
アメリカ経済の成長性とGAFAMの存在が圧倒的優位性を生む
- アメリカ経済そのものが長期的に成長を続けている
- GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)など世界トップ企業の集合体
- 自動入れ替え機能で常に優良企業500社だけが残る仕組み
S&P500が世界中の投資家から支持される理由は、「実績」。
S&P500が世界中の投資家から支持される理由は、シンプルに「実績」です。
過去のデータを見ると、S&P500の年平均リターンは約10%とされています。
もちろん毎年10%ずつ増えるわけではなく、
大きく下がる年もあれば20%以上上がる年もありますが、
長期で見れば右肩上がりを続けてきました。
Investopediaによると、
1957年のS&P500設立以来、年平均リターンは約10%で推移しており、
配当再投資を含めると複利効果でさらに高いリターンを実現してきたと報告されています。
S&P500はなぜ強い?
この強さの背景には3つの理由があります。
第一に、アメリカ経済そのものの成長力。
アメリカは世界中から優秀な人材が集まり、
起業家精神が根付き、
イノベーション(技術革新)が次々に生まれる環境があります。
GDPは長期的に成長を続けており、
その恩恵をS&P500を通じて受け取れるのです。
第二に、GAFAM企業の存在。
Google(Alphabet)、Apple、
Meta(Facebook)、Amazon、Microsoftという
世界を動かすテクノロジー企業がS&P500の中核を担っています。
私たちが毎日使うiPhoneもWindowsもGoogleもAmazonも、すべてS&P500構成銘柄です。
これらの企業が生み出す莫大な利益が、
指数全体を押し上げています。
第三に、「自動入れ替え」の仕組み。
S&P500は定期的に見直され、
業績が悪化したり時価総額が基準を下回った企業は除外され、
新たな成長企業が組み入れられます。
たとえば、かつて写真フィルムで栄華を誇ったコダックはデジタル化の波に乗り遅れてS&P500から除外されました。
代わりにTeslaやNVIDIAといった次世代の成長企業が新たに組み入れられています。
つまり、
あなたが何もしなくても、自動的に「時代遅れの企業」が消え、「時代を作る企業」だけが残り続ける設計になっているのです。
5年前にフルベットした私も、この「自動アップデート機能」に最も魅力を感じました。
個別株投資なら、自分で銘柄を入れ替える判断が必要ですが、
S&P500ならプロが勝手に最適化してくれる。
これほど楽な投資はないと思います。
過去のリターン実績から見るS&P500の長期成長力
S&P Dow Jones Indicesの公式データによると、
以下のような長期リターンが記録されています:
- 過去10年(2014-2024年)の年平均リターン:約12-13%
- 過去20年(2004-2024年)の年平均リターン:約9-10%
- 過去30年(1994-2024年)の年平均リターン:約10-11%
ただし、これはあくまで過去のデータであり、
未来のリターンを保証するものではありません。
それでも、長期的に見れば「買って持ち続ける」戦略が報われてきたことは歴史が証明しています。
S&P500のメリット5選|初心者が勝ちやすいほったらかし投資の完成形
圧倒的な分散効果と低コストで長期資産形成が可能
- 500社への分散投資で個別企業リスクを極小化
- 自動入れ替え機能で常に優良企業のみが残る
- 長期実績が豊富で将来の見通しが立てやすい
- 投資信託の信託報酬が年0.1%以下と超低コスト
- ドル建て資産を保有できるメリット
- 一度設定すれば時間がなくても続けられる
S&P500の最大のメリットは、「考えなくていい」「悩まなくていい」ことです。
まず、分散効果が圧倒的です。一つの企業が倒産しても、
全体への影響はわずか0.2%程度(単純計算で500社の1社分)。
実際には時価総額加重平均なので大企業の影響は大きいですが、
それでも個別株投資と比べればリスクは格段に低いです。
日本証券業協会の資料でも、「分散投資はリスクを低減させる基本原則」として推奨されています。
次に、自動入れ替え機能。
あなたが何もしなくても、
まるでスマホのOSが自動アップデートされるように、
常に最新版のアメリカ経済トップ500社に投資し続けられるのです。
第三に、長期実績の信頼性。
50年以上のデータがあり、リーマンショックやコロナショックなど数々の危機を乗り越えて成長してきた歴史があります。
もちろん未来は不確実ですが、
過去の実績は投資判断の重要な参考材料になります。
第四に、超低コスト。
投資信託の信託報酬(運用管理費用)が年0.1%以下という驚異的な安さ。
例えば100万円投資しても年間1,000円程度の手数料です。
アクティブファンド(ファンドマネージャーが銘柄選択するファンド)が年1-2%の手数料を取るのと比べれば、圧倒的なコストパフォーマンスです。
第五に、ドル建て資産を持てるというメリット。
これは私が5年間投資を続けて実感した大きなメリットです。
S&P500はドル建ての資産なので、円安になれば円換算での資産価値が上がります。
例えば、1ドル100円の時に投資した資産が、
1ドル150円の円安になれば、
ドルベースでは変わらなくても円ベースでは1.5倍になります。
「円だけで資産を持つリスク」を分散できるのは、予想以上に大きな安心感につながりました。
ドル資産を持つことは、
「通貨の分散投資」という意味でも非常に重要だと実感しています。
最後に、時間がなくても続けられること。
私の場合、最初に楽天証券で毎月3万円の自動積立を設定しただけで、
この5年間ほぼ何もしていません。
たまにスマホで残高を確認するくらい。
それでも着実に資産が増えています。
忙しいビジネスパーソンや子育て中の方でも、一度設定すれば完全放置でOK。
これが「ほったらかし投資の完成形」と呼ばれる理由です。
S&P500のデメリット5選|神話を信じすぎると危険な注意点
アメリカ集中リスクと為替変動を理解しておく必要性
- アメリカ経済のみに依存する地域集中リスク
- GAFAM など一部巨大企業への影響度が大きすぎる
- 為替リスク(円高になると円建て資産価値が目減り)
- 暴落は定期的に発生する(リーマンショック、コロナショックなど)
- 過去の実績は未来のリターンを保証しない
どんな優れた投資にも必ずデメリットはあります。
S&P500も例外ではありません。
冷静にリスクを理解したうえで投資判断をすることが重要です。
アメリカへの集中リスク
第一のデメリットは、アメリカへの地域集中リスク。
S&P500はアメリカ企業のみで構成されているため、
アメリカ経済が長期的に停滞すれば、当然S&P500も伸び悩みます。
歴史を振り返れば、1990年代の日本のように、かつて世界最強だった経済が長期停滞に陥る例もあります。
「アメリカ経済は永遠に成長し続ける」という保証はどこにもありません。
一部巨大企業への集中リスク
第二に、一部巨大企業への集中リスク。
前述の通り、S&P500の時価総額の約30%はトップ10社で占められています。
特にApple、Microsoft、Amazon、Google、Metaといったテクノロジー企業の影響が極めて大きいです。
これらの企業が規制強化や技術革新の遅れなどで失速すれば、
S&P500全体も大きく影響を受けます。
「500社に分散している」といっても、
実質的には一部の巨大企業に依存している構造は理解しておく必要があります。
為替リスク
第三に、為替リスク。
S&P500はドル建て資産なので、
円高になると日本円での資産価値が目減りします。
例えば、ドルベースで10%上昇しても、
同時に10%円高が進めば、
円ベースではプラスマイナスゼロになります。
逆に円安になれば為替差益を得られますが、
為替は予測不可能な変動要因です。
日本銀行の為替相場データを見ても、
過去数年で1ドル=100円台から150円台まで大きく変動しており、
この変動リスクは常に存在します。
暴落は発生します
第四に、暴落は定期的に発生します。
- 2008年リーマンショック:S&P500は約50%下落
- 2020年コロナショック:S&P500は短期間で約30%下落
- 2022年の調整局面:金利上昇により約20%下落
こういう時、
「このまま下がり続けたらどうしよう」
「今すぐ売ったほうがいいんじゃないか」
という不安が頭をよぎります。
でも、いろいろな人の記事を読むと
慌てて売らずに淡々と積立を続けた結果、数ヶ月後には回復し、暴落時に売らなくて良かった思えるらしい!です。
暴落時に焦って売らないこと、
これが長期投資で最も重要なポイントです。
過去のリターンは未来を保証しない
第五に、過去のリターンは未来を保証しません。
過去50年間S&P500が年平均10%で成長したからといって、
今後50年も同じように成長するとは限りません。
投資の世界に「絶対」はありません。
だからこそ、生活防衛資金は別に確保したうえで
余裕資金で投資することが鉄則なのです。
主要な暴落とその回復期間
暴落は怖いですが、
長期で見れば必ず回復してきた歴史があります。
重要なのは、暴落時に慌てて売らず、
むしろ安く買えるチャンスと捉える冷静さです。
S&P500の買い方完全ガイド|初心者は投資信託とNISAの組み合わせが最適
楽天証券やSBI証券でNISA口座を開設して投資信託を購入
- 証券会社でNISA口座を開設する(楽天証券・SBI証券・マネックス証券など)
- おすすめ投資信託は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「SBI・V・S&P500」
- 新NISA制度なら年間360万円まで非課税で投資可能
- 初心者は「毎月1〜3万円の自動積立」が最も失敗しにくい
では、具体的にどうやってS&P500に投資すればいいのか?手順を詳しく解説します。
ステップ1:証券会社でNISA口座を開設する
まずは証券会社の口座開設が必要です。
初心者におすすめなのは以下の3社:
- 楽天証券 – アプリが使いやすい、楽天ポイントが貯まる
- SBI証券 – 業界最大手、商品ラインナップが豊富
- マネックス証券 – クレカ積立のポイント還元率が高い
金融庁のNISA特設サイトによると、
2024年から始まった新NISA制度では、
つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)を合わせて、
年間最大360万円まで非課税で投資できます。
私が5年前に楽天証券を選んだ理由は、
スマホアプリが直感的で使いやすく、
楽天カード積立で1%のポイント還元が受けられたからです。
楽天経済圏を利用している人なら
投資をしながらポイントがザクザク貯まるのでかなりお得ですよ。
ステップ2:購入する投資信託を選ぶ
S&P500に連動する投資信託の中で、
特におすすめなのは以下の2つ:
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
- 信託報酬:0.09372%以内
- 純資産総額:約4兆円超(2024年12月時点)
- eMAXIS Slim シリーズ公式サイト
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- 運用会社:SBIアセットマネジメント
- 信託報酬:0.0938%程度
- バンガード社のETF(VOO)を実質的な投資対象としている
- SBI・Vシリーズ公式サイト
どちらを選んでも大差ありません。
信託報酬はほぼ同じですし、
どちらもS&P500にしっかり連動しています。
私はeMAXIS Slimを選びましたが、これは単に当時一番有名だったからです。
ステップ3:つみたてNISAで毎月定額の自動積立を設定する
証券会社の管理画面から、
以下の設定を行います:
- 投資信託を選択(eMAXIS SlimまたはSBI・V・S&P500)
- 積立金額を設定(月1万円〜3万円が一般的)
- 積立日を設定(給料日直後がおすすめ)
- クレジットカード決済を選択(ポイント還元を受けるため)
これだけで完了です。
あとは毎月自動的に買付が行われ、
知らないうちに資産が積み上がっていきます。
ドルコスト平均法の効果
ドルコスト平均法の効果とは?
毎月定額で積み立てる方法を「ドルコスト平均法」といいます。
株価が高い時は少ない口数、安い時は多い口数を購入することになるため、
平均購入価格が自動的に平準化されます。
日本証券業協会の解説でも、
「ドルコスト平均法は時間分散によるリスク低減効果がある」と説明されています。
初心者が一番やってはいけないのは、
「今が高いから下がるまで待とう」と考えて投資を先延ばしにすること。
タイミングを計ろうとすればするほど、
機会損失が大きくなります。
私も「とりあえず始める」が正解だったと、
5年経って資産が増えている今では確信しています。
楽天証券がおすすめの理由|初心者に優しい設計と楽天経済圏の相性
アプリの使いやすさとポイント還元が初心者の継続を後押し
- スマホアプリが直感的で初心者でも操作しやすい
- 投資信託の検索機能が優れており目当ての商品がすぐ見つかる
- 楽天カード積立で積立額の1%が楽天ポイントで還元される
- 貯まった楽天ポイントをそのまま投資に使える
S&P500に投資するなら、証券会社選びも重要です。
初心者には「楽天証券」を強くおすすめします。
私が5年前に楽天証券を選んだ理由は、
とにかく楽天ポイントがたまるのがオトクだったから。
また証券会社のアプリって
難しそうなイメージがありましたが、
楽天証券は銀行アプリと同じくらい直感的に操作できます。
まず、投資信託の検索機能が秀逸。
管理画面で「S&P500」と検索すれば、
すぐに目当ての商品が表示されます。
初心者が迷わないUI(ユーザーインターフェース)設計になっているんです。
で、楽天カード積立のポイント還元。
楽天カードで積立設定をすると、
積立額の1%が楽天ポイントで還元されます
(※還元率は変動する場合があります)。
例えば月3万円積み立てると、
年間3,600ポイント貯まります。
これだけでランチ数回分。
投資しながらポイントも貯まるなんて、一石二鳥ですよね。
私もこのポイント還元をフル活用していて、
5年間でかなりポイントが貯まりました。
このポイント分を再投資に回せば、複利効果でさらに資産が増えます。
そうなんです!
楽天ポイントをそのまま投資に使えるのも大きなメリット。
楽天市場や楽天モバイルで貯まったポイントを、100ポイント(100円相当)から投資に回せます。
「まずはポイントで試しに投資してみる」という低リスクなスタートができるのは、
初心者にとって心理的ハードルを大きく下げてくれます。
楽天経済圏(楽天市場、楽天カード、楽天モバイル、楽天銀行など)を使っている人なら、ポイントがザクザク貯まるので相性は最高です。
私も楽天経済圏をフル活用していて、
投資に使えるポイントが毎月数千ポイント貯まるので、
実質的な投資コストをさらに下げられています。
初心者がよく抱える悩みQ&A|今さら聞けない疑問を一気に解決
S&P500投資のタイミングや全世界株式との違いを解説
Q1. 今から買って遅くない?もう高値なんじゃないの?
A. 「今が高値かどうか」は誰にもわかりません。プロの投資家でも市場のタイミングを正確に予測することは不可能です。
ウォール・ストリート・ジャーナルの過去記事を見ても、「今が高値」と言われ続けながらも、長期的には上昇を続けてきた歴史があります。
重要なのは「いつ買うか」より「長く持ち続けること」。5年前に始めた私も「もう遅いかな」と思っていましたが、結果的に始めて大正解でした。
ドルコスト平均法で毎月積み立てれば、高値でも安値でも平均化されます。
タイミングを気にしすぎて始めないことが、最大の機会損失です。
Q2. 円安だけど、今買っても大丈夫?
A. 円安は確かに購入時のコストを上げますが、長期投資なら気にしすぎる必要はありません。
為替は上下に変動するもので、今後円高に戻れば為替差益も得られます。逆に円安がさらに進めば、ドル資産を持っていることで資産価値が上がります。
毎月積立なら、円安の時も円高の時も買うので、為替の影響が平均化されます。
私も為替を気にせず淡々と積み立ててきましたが、結果的にドル資産を持てたことは大きなメリットでした。
むしろ「円だけで資産を持つリスク」を分散できたことに、今では安心感を覚えています。
Q3. S&P500と全世界株式(オール・カントリー)、どっちがいいの?
A. どちらも優れた選択肢で、どちらが「正解」ということはありません。
S&P500(アメリカのみ)
- メリット:アメリカ経済の高い成長性を享受できる
- デメリット:アメリカに集中するリスク
全世界株式(オール・カントリー)
- メリット:世界中に分散投資できる(日本、先進国、新興国すべて)
- デメリット:新興国など成長性の低い地域も含まれる
個人的には、アメリカの成長力を信じるならS&P500、世界全体にリスク分散したいなら全世界株式という選択でいいと思います。
私はアメリカの技術革新力と経済成長力を信じてS&P500にフルベットしましたが、
リスク分散を重視する人なら全世界株式も良い選択でしょう。
または両方を組み合わせる(S&P500 70%、全世界株式30%など)という方法もあります。
Q4. 暴落が怖いんだけど…
A. 暴落は必ず来ます。これは避けられない事実です。
でも、暴落で損をするのは「暴落時に売った人」だけです。
持ち続けた人は、その後の回復で資産を増やしています。
私もコロナショックで資産が30%減った時は本当に怖かった。
「このまま半分になったらどうしよう」と夜も眠れませんでした。
でも、売らずに持ち続け、むしろ淡々と積立を続けた結果、数ヶ月で回復。
今ではあの時に売らなくて本当に良かったと心から思っています。
暴落時に重要なのは:
- 生活防衛資金を別に確保しておくこと(生活費の6ヶ月〜1年分)
- 暴落しても売らなくていいよう、余裕資金で投資すること
- 暴落は「安く買えるチャンス」と捉えること
モーニングスターの分析でも、
「暴落時に売らずに持ち続けた投資家が最も高いリターンを得ている」というデータが示されています。
Q5. いくらから始めればいい?
A. 月1万円から始める人が多いですが、5,000円でも3,000円でもOK。100円からでも始められます。
大事なのは「無理なく続けられる金額」であること。
生活費を削ってまで投資するのは本末転倒です。
まずは生活防衛資金(生活費の6ヶ月分)を貯めてから、それでも余る余裕資金で投資を始めましょう。
私は最初月3万円からスタートしましたが、
これは当時の収入と支出を考えて「無理なく続けられる金額」として設定しました。
重要なのは金額の大小ではなく、「続けること」です。
月5,000円でも20年続ければ、複利効果で大きな資産になります。
まとめ|S&P500は万能ではないが初心者が続けやすい最強の入口
5年間の実体験から伝えたいS&P500投資の本質
S&P500は、投資初心者にとって最もシンプルで続けやすい選択肢です。
アメリカの優良企業500社にまるごと投資できて、自動で入れ替わる仕組みで常に最新版にアップデート。長期実績も豊富で、投資信託のコストも年0.1%以下と激安。
もちろん万能ではありません。
- アメリカに偏るリスク
- 為替変動リスク
- 定期的な暴落
- 過去の実績は未来の保証ではない
これらのデメリットも理解したうえで投資する必要があります。
でも、5年前に投資知識ゼロだった私でも、S&P500のおかげで着実に資産を増やせました。
完璧な投資商品を求めて何も始めないより、
月1万円からでも今日から積み立てを始めるほうが、
10年後、20年後のあなたの未来を確実に変えてくれます。
まずは以下のステップで行動を起こしましょう:
- 楽天証券(またはSBI証券)でNISA口座を開設
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選択
- 月1〜3万円の自動積立を設定
- あとは完全放置
設定さえしてしまえば、あとは自動です。
私も最初の設定以降、この5年間ほとんど何もしていません。
たまにスマホで残高を確認するくらい。
それでもちゃんと資産が増えています。
5年前の私も「とりあえず始めてみよう」その一歩から全てが始まりました。
当時は不安だらけでしたが、今では「あの時始めて本当に良かった」と心から思っています。
迷っている時間がもったいないですよ。
さあ、今日から未来への投資を始めましょう。
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