本記事では
- 4歳までのお子さん、お孫さんがいるかた、もしくは知り合いにおられるかた
- お子さんの自転車練習をされているかた
- 僕と同じ初心者父さん
に向けて我が家の経験をシェアします。
ちょっと熱くなって長くなりそう・・・
結論
・子どもの自転車練習にはストライダーがオススメ
・3歳(4歳)の誕生日にはストライダーをプレゼントしよう!
・ストライダーで2輪車に必要なバランス感覚を養うことができる!
・補助輪は使用したらダメ!
自分が子どもの時、自転車練習ってなんども転けて、なんども親に怒られて泣きながらやりましたよね・・・。
僕はその嫌な思い出がすごく残っていたので自分の子ども達にはできるだけ同じ思いをしないで欲しいと思い、色々調べた上で『ストライダー』という選択をしました。
我が家の経験
ウチには5歳児、2歳児の男の子がいます。
僕がアクティビティ好きということもあり、ストライダーの存在はずっと前から知っていました。
そこで長男の2歳の誕生日におばあちゃんからストライダーをプレゼントしてもらいました。
3歳になるまでは家の中でまたがるだけ笑
長男もストライダーは楽しかったらしく、どこかに行くときは必ず持ってでかけていました。
最初はまたがるだけ、そのあと歩きだして、4歳になる頃には足をあげることができるようになり、4歳の終わりには自由自在に操るようになっていました。
そして5歳の誕生日にいよいよ自転車購入・・・
購入してそのまま近くの公園で練習しました。
嘘じゃないですよ?
30分でペダルを回せるようになりました!!
ストライダーってなに?
こんなヤツです。

2輪車なんですがペダルとブレーキがない自転車のようなものです。
作りはしっかりしていてオモチャのような感じではないです。どちらかというと自転車に近い作りです。
ストライダーの良い点は、軽いってことです。
大人であれば片手で持てます。
ということは「どこにでも持っていける」っていうことです。
我が家では出掛ける時には車にほりこんで、どこでもストライダーで遊んでいました。
キャンプにも必ず持っていきます。笑
自転車練習方法 ストライダー編
①まずはまたがるだけでOK
子どもにとって2輪、すなわち自立できないモノを操るのは初めてなわけです。
大人にとっては簡単なことでも子どもにとっては未知の体験なんです。
気を付けることは
サドル、ハンドルの高さはキチンと調節すること!
サドルにお尻を乗せて両足が地面に着く感じでOK!

②慣れてきたらまたがりながら歩く
またがるのに慣れてきたらストライダーにまたがりながら歩いてみよう!
最初はスムーズではなくて当たり前。
ちょっとずつ手伝いながら歩かせます。慣れたら一人で歩くので大丈夫!
気をつけること!転倒します。
やはりまだ力もないのでバランスを崩したらそのままストライダーに持ってかれて転倒します。
が、転倒しても親の方がテンション高く「おしい!おしい!」と励ましてあげましょう。
③歩きながら曲がってみる!
ストライダーで歩けるようになってきたらハンドルを動かしながらいろいろと曲がってみよう!
遊歩道なんかがある公園があれば吉!
歩道に沿って歩いてみよう!
④足をあげて乗る!
今まで歩いていましたが、ちょっと走ってみたり、地面を少し蹴ったり、微妙な下り坂を利用して『足をあげて』乗るようになります。
これがむちゃくちゃ大切!
3歳からスタートすると、③から④までは1年ぐらいかかりました。
でも、かかってOKなんです!
子ども一人一人のペースもあります。
少しずつバランス感覚が養われているのを近くで感じると思います。
⑤ここまで来たら大丈夫
ここまで来たら80%自転車に乗れたも同然。
自転車購入しましょう!
我が家は
自転車購入→登録等いろいろ手続き→そのまますぐに近くの公園で練習しました。
最初はストライダーと同じようにまたがって歩いていました。
そのうち地面を蹴りだして・・・足を上げて乗るようになり・・・
ペダルを回していました。(乗り出して30分ぐらい)
もちろんその間転倒もしましたが、「いけるいける!大丈夫!」と励ましながら乗れました。
嫁大臣と『ストライダー効果やばい!』と驚愕しました。
我が家の実体験(自転車屋さんにめっちゃ聞いた)から注意することが3点。
大きすぎるサイズの自転車はNG
大は小を兼ねると言いますが、自転車は別。
ストライダーのタイヤは12インチです。
いきなり12→18インチの自転車はやめといたほうが吉。
自転車は体に合わせて買わないと結局バランスを崩してしまって上手くいかないとのこと。
なのでお子さんの体に合わせたサイズの自転車を購入してください。
我が家では14インチのサイズにしました。
補助輪は付けない!
補助輪は、せっかく養ったバランス感覚を失うことになるので付けない。
せっかくストライダーでバランス感覚を養っていても補助輪があると
バランスを崩しても補助輪が助けてくれて転けない
ってことになります。これが良くない。
無意識のうちに補助輪に甘えてしまってバランス取らずに乗れてしまうんです。
できたら普通の自転車ではなくスポーツ系の自転車で!
予算の関係ももちろんあるんですが、できたら普通の自転車ではなくトレーニングバイクタイプの自転車で!
ストライダーの延長線にあるようなトレーニングバイクタイプの自転車がいいです。
なぜ普通の自転車じゃダメなのか??
理由は『重い』ってことです。
実際に自転車屋さんで持ち比べてもらったらわかりますが
子ども用とはいえ「普通の自転車」と「トレーニングバイク」では重さが全然違います。
上記でも書きましたが子どもにとって自転車を扱うことは全身運動です。
バランスを取ること、養うことを重視したいのに、不要な重さがあると支えることに力が入ってしまうということです。
できればこんな感じの自転車を選ぶといいと思います。

選ぶ自転車にもポイントがあるのでまたブログで紹介します。
ストライダーじゃなくてもいい?
『ストライダーっぽくてもう少し安いのがあったけど・・・』
めっちゃわかります。笑
『っぽいやつ』ってAmazonとかでいっぱいありますよね。
僕は全くストライダーの回し者ではないですが
我が家が経験した魔法はストライダーでした。
僕はこれまで『安物買いの銭失い』っていうミスをたくさん経験してきたので、
最近ではやっぱり高くてもちゃんとしたモノを大切に使うようにしています。
モノを大切にするということを、子どもに教えることもできるので一石二鳥の鳥も鳴いて良いと思います。(あくまで僕の考えです。)
ヘルメットは必須!!
親として当たり前ですが、ストライダー遊びをする際には必ずヘルメット着用してください!!
ストライダーは簡単に乗れて楽しいですが2輪車です。
2輪車は転倒します。注意しても、上手くなっても必ず転倒します。
親として大人として子どもを守るのは当然です。
転倒ありきで練習しましょう!
楽しく練習
やっぱり自転車は楽しい乗り物だと思うんです。
怒られて、転けて、痛い思いしてなんとか乗れるようになる
っていう方法もあるけど
遊びの延長線上で、遊び道具としてストライダーを使ってたら
乗れるようになる
これが我が家にはあってました!

ストライダーは2歳の弟に受け継ぎました。
次は彼が自転車に乗れるようになる!!
予定です。