【要約】教養としての投資【読書感想】

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学び

オーディブルで

奥野 一成著『教養としての投資』を聞きました。(読みました)

奥野 一成
農林中金バリューインベストメンツ株式会社 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)

最近、特に投資関連のビジネス書を読んでいますが

本書は『この銘柄を買ったらいい』とかそう言った本ではなく

『投資をすることがビジネスパーソンとしていかに大事なことか』を書かれた本です。

読んでいて思いましたがビジネスパーソンというか

今後生きていくためには誰しもが必須レベルで持たないといけないマインドスキルだと思います。

あらかじめおさえておくこと💡

本書に出てくる『投資』という意味は

チャートをずっと睨んで株の上下で売り買いをするような『ギャンブル』ではありません。

本書で出てくる『投資』というのはもっと対局にある堅実なものです。

P.S僕は『ギャンブル』自体、一切やらないし、全く興味はありません。

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結論

この資本主義社会で生きていく上で認めるべき点
  • 日本は間違いなく貧乏になっている
  • お金は増えるという知識
  • 『労働者の思想』から『投資家の思想』に変革すべき
  • 『労働者1.0』から『労働者2.0』へ
  • 貧困は遺伝する

文章はすごくキレイで丁寧な物言いなんですが

前段から僕たち日本人についてめちゃくちゃ厳しい話からはじまります

しかし筆者の説明が的を得ているので

現実問題として受け止めないといけないなと感じました。

耳を塞いで、目をつぶって、この先の不安を見ないようにしても

現実は変わりません。

なにもせず『ほへぇ~~』としている場合じゃないんですよ。

以下、長くなるし耳が痛いことを書いていますが

ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

日本は間違いなく貧乏になっている

日本は貧乏になっている

筆者が一番初めに伝えたことは

『日本は確実に貧しくになっている』ということです。

平成の時代は昭和の遺産を食い潰すようになんとかやれた

令和の時代はさらに貧乏になり厳しくなることは間違いない。と断言しています。

これから僕たち日本人はもっともっと貧乏になり生活は苦しくなるということです。

筆者は強い危機感をもって本書を執筆したとのことです。

食い止めるには?

苦しくなることが確定している未来を食い止めるには
一人一人が『投資家の思想』を持つことです。

多くの日本人が『労働者の思想』しか持っていません。

学校でも社会でも労働こそが当たり前と習うからです。

しかし『労働者の思想』ではもう未来はありません。

重複しますが

このままで確実に無理です。

老後2,000万円が必要とすでに国が言っています。
現在2,000万円の貯金があるなら別に良いし
今後貯金で2,000万円貯めれるのであれば良いと思います。

貧しくなっていく現実を見て、今から学ぶか
『ほへぇ〜~』として搾取されて没するか

どっちがいいでしょう?

『投資をして金持ちになれ!』って話ではなく
『生き抜くためには投資しかない』って話です。

『投資家の思想』を持てた人は生き残れる。と筆者は断言しています。

投資はビジネスに通ずる

『投資』はビジネスの最良の教科書

投資は総合力

日本の教育は小学校、中学校、高校までのカリキュラムがすべて『縦割り』になっています。

国語、数学、化学、物理、英語・・・という感じで科目毎にわかれています。

地理の授業であればひたすら地理
歴史の授業であればひたすら歴史

って感じでその科目だけを勉強をします。

しかし

社会人になって気づくことですが

実際には社会に出て必要になるのは1つ1つの科目知識ではなく

それまで学んできた各科目を組み合わせる能力です。

『〇〇だけやってりゃいい』なんてことはありえません。

培った知識の総合力でビジネスや生活を行っています。

投資にも同じことが言えます。

投資に必要なスキルもまた『総合力』であり、

また投資をすることで『総合力』を養うことになり

知識と総合力をビジネスに生かすことができます。

投資で成功するにはビジネスで必要な知識を総合的に高めていくしかありません。
ビジネスで成功をするには投資で『総合力』を養うことも必須です。

総合力のループは結果的に資産を増やすことになります。

数字やデータを知っているだけでは良いビジネスはできない。
さまざまな知識を総動員して結果に結びつけていくプロセスは
ビジネスも投資も同じ。

『労働マインド』から『投資マインド』へ

投資家マインドを持つことで労働者マインドでは持てなかった視点が見えてきます。

世界の動きや他の会社の動きがわかるようになり

対局的な視点で自分の仕事を見つめることができます。
▶︎たとえ労働者の立場で仕事をしていても
投資をすることによって経営者と同じ視点、意識を持つことになります。

筆者がこれまで会ってきた経営者の中でも

優秀な経営者は優秀な投資家でもあり、世界の動きを学ぶ視点をもっていたということです。

投資家の目線でより大きく、より広くビジネスの本質を捉えるクセを持っていなければ

ビジネスで成功はしません。

それが資本主義社会のルールです。

『労働者2.0』を目指す

『労働者1.0』とは?

『労働者1.0』とは労働者のマインドセットしか持ちあわせていない人のことです。

社会人になって何の疑問も持たず、日々の生活を支えるために働いている人が『労働者1.0』です。

居酒屋で『あの上司ムカつくんだよ!』とグチをいいながら苦い酒を飲んでいる人なんかは
典型的な『労働者1.0』です。

嫌なら辞めて他に生きていく道を模索すればいいだけです。

ムカつく上司の命令にでも従わないといけないと思っているのは
労働者のマインドセットしか持っていない『労働者1.0』だからです。

労働者1.0の特徴
  • 常に受動的。指示待ち。上司から何か言われないと動かない
  • いつまでたっても使われる側
  • 自分の才能と時間という自己資産を他の誰かに使われている
  • 人生の時間を切り売りしているだけ
  • 『投資』をするという発想がない
  • 汗をかいて得た収入を貯金するのが精一杯
  • 自らの収入を総量を超える資産を形成することは不可能

時間×時給分の収入しか得ることはできません。

『労働者1.0』の関心事は自分の身の回りで起きたことに限られます。

『労働者1.0』に求められる能力は

言われたことに文句を言わずこなし、与えられた課題に対して正解を求める力でしか無いです。

そのため『労働者1.0』が得られるスキルはその職場で求められるスキルしか身につきません。

▶︎その会社が潰れたらどうする?
なにもスキルアップしていないので生きていく術がありません。

『労働者1.0』マインドであれば転職しても自身のキャリアアップにならない

資本家

労働者1.0と対極にあるのが『資本家』です。
(=社長)

資本家とは『お金を出して他の人を働かせて収入を得る人』です。

すなわち資本家は『人の才能と時間を使う立場』であるということです。

資本家にひたすらにこき使われるのが『労働者1.0』です。

資本家に求められる能力は

自分で課題を見つけ、変革する力です。

その力を発揮するため物事を構想する力、産業構造を理解する力、世界を知る意欲が必要になります。

労働者2.0という新しい提案

上記の通り『労働者1.0』と『資本家』では『資本家』を目指す方が100%良いです。

しかし

すぐに『資本家』マインドを持つというのはムズカシイですよね。

そこで筆者は新たな提案として『労働者2.0』を目指そう!としています。

『労働者2.0』とは?
  • 『主体性』を持って働く
  • 収入から『投資』をするという形成をするようになる
  • 自分以外の労働から収入を得る術を知る
  • 『資本家』に1歩近く

労働者2.0のマインドを持つためには

労働者2.0のマインドを持つためには『主体性を持って働くようにする』です。

労働者1.0マインドの『働かされている』というマインドセットを

『自分が働いている』に切り替えます。

自分の才能を搾取されるのではなく『自分の才能を誰かに売る』という気構えを持つようにします。

対応する力ではなく自ら問題を発見し行動する力を養いましょう。

自分が属している狭いコミュニティだけでなく主体性を持って広い視野で業界全体をみます。

会社が倒産したとしても
広い視野で主体性を持ち行動したことで築いてきたスキルや人脈を活用すればどの会社にも移籍できるでしょう。

また広い視野を持つことができると『自分以外の労働から収入を得る術』を知ることになるので

おのずと資産経営に投資が組み込まれます。

投資とは自分が働くのではなく投資先の人に働いてもらい

収益の一部を分配をしてもらうことです。これは『資本主義』の仕組みです。

貧困は遺伝する

事実の話として貧困は遺伝します。

低所得者の親は『労働者1.0』マインドであることがほとんどだからです。

残念ながら『労働者1.0』家庭で育ったお子さんはほとんどが貧困になります。
(欧州の貧困層の子どもの90%は貧困層から抜け出せないというデータが紹介されています)

イカツイ話ですが事実です。

親が『労働者2.0』や『資産家』マインドを持っていなければ
『資産家』マインドを子どもに教えることはできません。
子どもも、おのずと『労働者1.0』マインドで社会スタートになるからです。

こうやって貧困は遺伝します。親の責任です。

逆に富裕層である『資産家』は『資産家』マインドを子どもに伝えます。

幼いころから親が『投資』や『資産運用』について親が子に教えます。
こうして子どもの時に得られる知識の差ができてどんどん格差は広がっていきます。

自分が『資産家』や『労働者2.0』マインドを持つ、勉強をするということは
自分の人生を良くするうえでも必要ですが
自分の子どもの将来を考えてもめちゃくちゃ必要なことです。

僕個人的には
自分が知識を蓄えて子どもに伝えるというのは
貯金を必死にためたり、学資保険を必死に払うことよりも大切だと思っています。

仮に『自分はもう『労働者1.0』で搾取される人生でいい・・・』あきらめている方

ご自身のお子さんには
『ぜったいに自分のようにはぜったいになるな』と反面教師として強く教えてあげましょう。

お子さんが前車の轍を踏まないようにしてあげること

労働者1.0でもできるせめてもの親の務めです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最近、読んでいるビジネス書で必ず出てくるのワードは

  • 今まで通りではいけない
  • 投資をしないと未来はない

という2点です。

どのような本を読んでも必ず筆者が訴えてきます。

コロナ禍で世界情勢、日本の状況がここまで大きく変わっているのに
自分たちは変わらなくても大丈夫と思っている場合じゃありません。
安易に『ホヘェ~』ってしているうちに搾取されて終わります。子どもも家族も。

ちなみに本記事で紹介した要約は

全章からなる第1章(本では1時限目と表記)の部分のみです。

内容が濃すぎてすべての章を紹介することはできませんでした。

重複しますが、

本書は『投資を勉強する』本ではなく、『なぜ投資を勉強をする必要があるのか』を学ぶ本でした。

もう少し深く学びたい方はぜひ実際の書籍で読まれることをオススメします。


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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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