【当て逃げになるよ】車両単独事故(自損事故)でも警察届は必要?

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学び

仕事で交通事故対応をやって11年目。
もう少しで12年目になります「パパスタ」です。

いやー交通事故減りませんね・・・

相手をケガさせた人身事故だけでなく
ガードレールに接触したり電柱に接触したりする物損事故
も減りません。

本当に少しの注意で事故は防げるんですけどね。

自動車事故の基礎知識についてはこちらをごらんください

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車両単独事故(自損事故)でも警察届は必要?

交通事故受付の際に
「電柱にこすっただけの自損事故だけど警察への事故報告は必要なの?」
とよく聞かれます。

声を大にして言います。

『ぜったいに警察へ事故届してください!』

自動車教習所で習うことですが…
警察への届け出は運転者の義務です(道路交通法72条1項)
単独・物損・人身…事故の大小にかかわらず、
事故発生時には速やかに警察に連絡しましょう。

注意すること

注意しなくてはいけないのは、
ガードレール電柱他人の家の外壁などとの接触の事故
いわゆる【車両単独事故】の際に
「軽微な損害だから・・・」と
そのまま警察届をされずに行ってしまうこと です。

他人の家の外壁はもちろん他人の所有財物にあたります。
ガードレールや電柱も高速道路や国・都道府県・市町村といった自治体が管理している場合が多く、他人の所有財物にあたり損害賠償が必要です。

自分の持ち物以外のモノと当たったら損害賠償が必要です。

なぜそのまま行ってしまうことがダメなのか

警察への届け出を怠った場合は「当て逃げ」となります。
当て逃げが発覚した場合は
・安全運転義務違反で2点
・危険防止措置義務違反(当て逃げの付加点数)で5点

計7点となり、前歴がなくても30日間の免許停止となります。

以前に対応した事故案件で

契約者がガードレールに軽く接触。
車から降りてガードレールを確認したがそこまで大きな損傷ではなかった
そのまま帰宅してしまった。

後日、事故の目撃者が110番通報して
自車のナンバープレート等を報告。

当て逃げとして捜査され、事故が判明した。

というものがありました。

「ガードレールには他にも傷がいっぱいついているから・・・」
「小さい傷だから・・・」
と他人の所有財物について
ご自身で「対応する必要は無し」と判断するのはやめましょう。

逆の立場で考えたときに
自分の家の外壁に車を当てられて
加害者が「大した傷ではない」ってそのまま行ってしまったら
原辰徳ですよね。

私有地内の事故であっても

私有地内での物損事故についても、不特定多数の自動車が自由に出入りできる場所
たとえば【スーパーの駐車場】などは、届出義務が生じます。

上記と同じですが

無人駐車中の車に軽くこすってしまった。

見た感じ、修理するほどでもないキズなので

そのまま行ってしまった。

と、自分で勝手に『相手損害無し』と判断するのはやめましょう。

相手にとっては、ただの当て逃げです。

相手が「警察届しないで」と言ってきたら

たまに事故の相手方から
「警察には届けないで欲しい」と頼まれたり
「今は急いでいるから後ほど連絡します」
と相手がそのまま行こうとされることがあります。

こんな場合でも、必ずお断りして警察へ連絡しましょう。

警察に届けなかった場合、
後々保険金請求が困難になったり
相手の所在がわからなくなって賠償請求できなくなったりするなど、
自分に不利益をうけるケースがあります。

「お気持ちはわかりますが、法律上届けなければいけないことになっているので…」と、ていねいに断って警察へ連絡しましょう。

事故発生時の対応順序

相手がいる場合

  1. ケガ人の救護 ―双方関わらずケガ人がいれば救急車を手配 119番
  2. 警察への届出 ―110番
  3. 相手情報を確認する ―少なくとも氏名、携帯番号を確認
  4. その場で示談やお約束、お金のやりとりはしない。
  5. 自動車保険事故受付フリーダイヤルに事故報告
  6. レッカーが必要な場合も要請

単独事故の場合

  1. 警察への届出 ―110番
  2. 損害物の所有者を確認する
  3. 自動車保険事故受付フリーダイヤルに事故報告
  4. レッカーが必要な場合も要請

まとめ

交通事故が発生したら警察へ事故報告する。

免許証を持つものとしての義務です。

『ちょっとしたキズだから』
『軽い接触だから』

とそのまま現場を離れると【当て逃げ】となります。

どんな事故でも事故が発生したら
その場で110番。
警察へ報告しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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