【過失割合】一時停止がある交差点での事故

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学び

どうも。損保業界にきて11年。
毎日事故対応をしています。2児の父です。

さて今回みなさんとシェアしたいのが
一時停止がある交差点での事故
です。

まずは『過失割合ってどう決まるか』という記事を読んでから
内容を読んでもらった方がいいと思います。

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一時停止がある交差点での事故

こんな感じのやつです。

京都という街道路状況もあって、このタイプの出会い頭事故は多いです。

結論としては

判例104図
一時停止がある車両80:20

と定められています。

これが基本過失割合です。

修正要素もありますが基本的に
優先20:80一時停止

です。

道路交通法で・・・

道路標識等により一時停止すべきことが指定された交差点では、道路標識等による停止線の直前で一時停止しなければならないし、一時停止した車両は交差道路を通行する車両等の進行を妨げてはならない。(法43条)


判例では交差道路の一方に一時停止の規制がある交差点における事故類型では、
一時停止規制側の車両に一時停止義務違反があることを前提としています。

一時停止義務車が、一時停止を確実に履行していれば事故にならない

厳しい言い方をすると
「一時停止義務側車両が、一時停止を確実に履行していれば事故にならない」
ということです。

停止とは、タイヤが完全に止まることを意味し、減速しただけでは不十分です。
少しでもタイヤが動いていたら停止ではありません。

『んじゃ何秒止まってたらいいんじゃ!!』って思われる方は
もう一度教習所に行った方がいいと思います。

警察に同じことを言うと一時停止義務違反になりますよ。

【一時停止】に
【何秒以上止まっていなければいけない】という基準はありません。

タイヤが完全に止まり、左右を確認できる時間がなければなりません。
何秒止まっていたかではなく、停止して安全確認をしたかどうか
です。
またブレーキランプが点いているかどうかは関係がありません。

※よく踏切のそばで警察が張っててみんな捕まっていますよね
ほとんど一時停止できていないんですよ。

一時停止標識があったら過失大

事故対応していて
契約者側に一時停止義務があった場合・・・
「相手方が突っ込んできた!」
「相手が猛スピードだった」
って主張をされる人が多いんですが

無理です。その主張。

自分側に一時停止の標識がある以上
その交差点の優先は相手車であり、
アナタの注意義務は相手より大きいのです。

それが今の日本の法律です。

というか、一時停止標識がある場合
優先道路に車が見えたらアナタは入ったらアカンのです。

優先道路に車がいるのに入った時点でアナタの過失大決定です。

事故をふせぐには

自分側に一時停止義務がある場合

確実に停止線で停車し、左右確認。
見通しが悪ければ少しずつ止まってはのぞき、止まってはのぞき。
優先道路を走行している車がいたら入らない。
たとえ遠くにいたとしても自車は停止し、優先車が通り過ぎてから行動する。
常に『接触したら自分の過失大』と思いながら行動してください。

自分が優先道路を走っている場合

『自分が優先なんだから』とイキっていてたら事故ります。

相手方に一時停止標識があって自車優先やったとしても
【20%は責任が出てくる】ということを注意をしないといけません。

契約者から自車優先道路だった場合に

『相手は一時停止せずに飛び出してきた!
それなのに基本過失割合20:80は納得ができない!』

ってよく言われるんですが

判例104図 80:20

ってのは相手が一時停止履行していないことを前提とした数字です。

なのでだいたい優先車側にも20%出てきます。

たとえばこっちが優先側だったとしても
自車ドア交換修理代20万円かかった場合
40,000円+相手修理代の20%が自己負担になるんすよ?
アホらしくないですか?

たとえ自車側に優先度があったとしても
「こちらが優先なのだから相手が止まってくれるだろう」
「相手は出てこないだろう」「だろう」運転ではなく、
「出てくるかも知れない」という「かも知れない」という注意が必要です。

いつも嫁大臣に
『自分以外の車は常に自車に当たりに来ようとしていると思え』
言っています。
事故のリスクを減らすってそういうことです。

極端ですが、それぐらい他車の動向は疑うべきです。

全部の車がちゃんと見ていない
って思うぐらいがいいです。

交差点には優先度合いがある

信号機で交通整理の行われていない
交差点の基本過失割合は

  • 同幅員交差点 左方車4060右方車
    ※ぞくにいう『左方優先』ってやつです。
  • 一方通行違反 一方通行無違反車2080一方通行違反車
    ※気にするべきは相手が一方通行違反であっても
    自分にも20%は過失がでるってとこです。
  • 一方が明らかに広い道路 広路車3070狭路車
    ※広路が狭路の1.5倍以上の道の広さがある場合など
  • 一方が優先道路 優先車1090劣後車
    ※道路標識によって優先道路と指定されている道など


特に京都市は信号機により交通整理の行われていない交差点が多いです。
上記の様に自車側に優先度があったとしても少なからず過失が問われます。
交差点を走行する際には十分な注意が必要です。

とにかく事故ったら経済的にも身体的にも精神的にも
良いことねーです。
めんどくさいことばかりです。

注意しすぎるぐらい注意したほうが事故を回避できます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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